“世の妻の鑑”工藤静香的コントロール術。夫の“悪い”交友関係を遠ざける妻の振る舞いとは?

コクハク編集部
更新日:2025-01-17 06:00
投稿日:2025-01-17 06:00

くしくも木村拓哉の株が上がる事態に…


 元SMAP中居正広(52)の女性トラブルが世間を騒がせる中、同メンバーのキムタクこと木村拓哉(52)の株が上がっている。

 キムタクは結婚後、不倫や浮気などの女性スキャンダルとは無縁で、妻で歌手の工藤静香(54)とは夫婦仲は良好。さらに、娘でフルート奏者のCocomi(23)とモデルのKōki,(21)は、過去のインスタライブで「パパみたいな人は好きですか?」というファンからの質問に「結婚相手はトト(木村)よりカッコいい人と一緒になるって2人で決めたんです」と答えている。娘たちからも理想とされる父親だ。

 また、中居の騒動後のイベントに登壇したキムタクは「今日は重々しい雰囲気はなしで」と語り、その振る舞いが“オトナ”だと賞賛された。

【こちらもどうぞ】キムタクがガーシーの“アテンド美女”に手を付けなかったワケ…犬の散歩が日課で不倫とは無縁の日々

キムタク株上昇の背景に妻・工藤静香の存在

 SMAP解散時はキムタクと他4人の確執が報じられ、長い間、裏切者のレッテルを貼られていたが、現在は中居と評価が逆転。SNSでは、キムタクの株上昇の背景に《奥さんがこの人だからやって来れたんじゃないかなーと思うようになった》《工藤静香がしっかりしているからだね》などと妻である工藤を褒める声が散見されている。

 そして、一部では「中居正広と工藤静香の関係が悪い」とも報じられ、夫のキムタクも仕事仲間だった中居との距離を置いてきたとされる。

 くしくも中居騒動を発端とし、工藤静香の妻としての危機管理能力に注目が集まるが、一般家庭でも夫が素行の悪い友人や同僚と付き合うのを面白く思わない妻は少なくないだろう。

 夫の交友関係を露骨に否定できないが、妻としてできることはないのか? 女性心理にも詳しい恋愛・人間関係コンサルタントの小森華代氏が言う。

コントロールしている自覚はない

「夫婦仲が良く、妻が夫に『この人とは距離を取ったほうがいい』とアドバイスをして、素直に従うような関係性を聞くと、毎日、夫婦間で世間話をする時間を取っているケースが多くみられます。

 日常的に会話していることが前提ですが、その内容も、子供のことや業務連絡だけではなく、必ず一緒に過ごす日や就寝前のベッドで、時事ネタや近所のトラブルを題材に話を振り、『これってどう思う?』『違うよね』と共感し合うのは珍しくないようです」

 小森氏は、工藤のような妻のタイプは「コントロールしている自覚はないでしょう」と続ける。

「工藤さんでいえば、家庭を大事にしながら、ジュエリーブランドや絵画など自分の世界を持っています。女性起業家の夫婦もそうですが、世間的に評価される妻を持つ夫は、自分も妻に対し尊敬の念も抱くためか、『妻からの忠告は無視できない』と聞きますね。

 仕事でも趣味でも夫が一目置く特技を持つと意見が通りやすくなるかもしれません」

“しーちゃん”をまねるのは並大抵ではないが、夫婦間の世間話から始めてみる?

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ラブ 新着一覧


お風呂を引き金に鬱憤爆発!離婚届をスルーする夫に苛立つ女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-04-11 15:40 ラブ
「たかが衛生観念の不一致で?」離婚する気のない夫の言い分
「冷酷と激情のあいだvol.134〜女性編〜」では、結婚生活7年目にして衛生観念の違いを理由に離婚を決意した奈々子さん(...
並木まき 2023-03-18 06:00 ラブ
クヨクヨ時々ぷんぷん「落ち込みやすい彼氏」はどう接する?
 落ち込みやすい彼氏を見ていると、少し頼りなく感じてしまう反面、どうにかしてあげたい気持ちになりますよね。今回は、落ち込...
恋バナ調査隊 2023-03-17 06:00 ラブ
40代で一目惚れしたら?グイグイより“さりげなく”攻めるが吉
「40代で一目惚れしたら、その彼と恋愛や結婚はできるのかな……」。  40代で一目惚れした女性が、その後、順調に恋愛→...
恋バナ調査隊 2023-03-17 06:00 ラブ
子育てとセックスは両立できる?レス防止策、無音プレーと発想の転換も
 新婚の頃は夜の生活を自由に楽しめていても、出産をした途端にセックスレスに陥る話はよく聞きますね。実際に子供が成長してい...
恋バナ調査隊 2023-03-16 09:48 ラブ
「DVの兆候」を見抜く 日常生活におけるチェックポイント3つ
 DVによる事件は、コロナ禍の閉塞感もあって、警察に寄せられた昨年1年間の相談件数は過去最多となっています(警察庁発表)...
内藤みか 2023-03-16 06:00 ラブ
リカなのに「リンちゃん」を連呼!女性が経験したがっかりピロートーク
 身体を重ね、愛を確かめ合った後に交わすピロートーク。彼からの甘い一言を期待していたのに、がっかりするような発言をされた...
恋バナ調査隊 2023-03-15 06:00 ラブ
夫の怒りいくばく? 2回目の不倫がバレた時の効果的な謝り方
「また、不倫をしてしまった……」。初めての不倫とは違い、2回目の不倫がバレたとなると、ただの謝り方では許されません。「次...
恋バナ調査隊 2023-03-15 06:00 ラブ
後悔しない結婚相手の選び方 知らないとやばい落とし穴とは
「今付き合っている人と、結婚してもいいのだろうか」 「次選ぶ人と結婚したいと思うけれど、どんな人がいいのだろうか」 ...
若林杏樹 2023-03-15 06:00 ラブ
レスられる側にも問題アリ?なぜ断られるのか、考えてみよう
 普段からセックスレスの不満をSNSで発信している筆者ですが、自分にも原因があると認識しています。何でもそうですが、相手...
豆木メイ 2023-03-14 06:00 ラブ
授かり婚のメリット4つ&“最大の難関”親を説得させるには?
「授かり婚」や「おめでた婚」といわれるようになったのは少し前の話。それまでは「できちゃった婚」と呼ばれるケースが多く、マ...
恋バナ調査隊 2023-03-14 06:00 ラブ
薄毛やおデブはどうにでもなる!男性が結婚したくなるタイミングあるある
 40代で婚活中の女性は、できるだけ効率的に出会いから結婚までを進めたいですよね。実は、男性にも(!)「結婚したくなるタ...
恋バナ調査隊 2023-03-13 06:00 ラブ
女への幻想ゼロ&免疫アリ「女兄弟がいる男性」モテるの納得
 昔から言われるのが、「女兄弟(女性のきょうだい)がいる男性はモテる説」です。実際に、特別優れた容姿でなくても、多くの女...
恋バナ調査隊 2023-03-13 06:00 ラブ
恋愛依存がしんどすぎてやめたい…まずは自分を愛する練習を
 パートナーと喜びや悲しみを分かち合い、日々がキラキラと楽しくなる恋愛ですが、依存してしまうと話は別。「彼がいなければ生...
恋バナ調査隊 2023-03-12 06:00 ラブ
「浮気したヒモ男に愛情皆無」6年の事実婚を解消したい女性
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-03-11 06:00 ラブ
「本気度を試すための浮気」事実婚を続けたい夫の“?”な主張
「冷酷と激情のあいだvol.133〜女性編〜」では、事実婚を6年間送ってきた夫・トシキさん(43歳・仮名)に別れを切り出...
並木まき 2023-03-11 06:00 ラブ