無意識な「フキハラ&ちくちく言葉」で職場のモチベ下げていませんか?

コクハク編集部
更新日:2025-02-01 06:00
投稿日:2025-02-01 06:00

職場で飛び交う? 大人のちくちく言葉一覧

 後輩が締め切りを破ったり、同僚が仕事をなかなか進めてくれなかったり…。

 仕事をしているとイライラすることも多いですよね。そんなとき、無意識にちくちく言葉を相手に投げかけてしまっていませんか?
 
 子どものちくちく言葉は「アホ」「バカ」「マヌケ」などストレートですが、大人になるとーー?
 
 続けては社会人が職場で使いがちなちくちく言葉を4つ、紹介します。

1. 「もういいです。自分でやるので」

 後輩に仕事を教えているのになかなか理解してくれなかったり、提出されたものが自分が想定していたクオリティとはかけ離れていたり…。

 そんなときに「もう自分でやるので」なんて吐き捨てる人いますよね。これは相手に「あなたは期待外れです」と言っているようなもの。

できる大人はなんて言う?

「ここまでやってくれてありがとう。あとはこちらで巻き取ります。何か不明点が出たときは、また相談させてください」と言い換えるだけで、印象が大きく変わりますよね。

2. 「私は反対だけど、好きにして」

 自分の考えとは離れたものが採用されたときに、「自分は反対だけど、もうそれでいいよ」と投げやりになるのも、職場のモチベーションを下げています。

できる大人はなんて言う?

「じゃあ今回はこの案で進めよう。うまくいかないようだったら、次はこれを試したいんだけどいいかな?」と言える人こそ、器のでかい社会人です。

3. 「何を言っているか理解できない」

 下手ながらも一生懸命話しているときに「何を言っているのか、全然理解できないんだけど」とバッサリぶった切ってしまうのも、大人がやりがちなちくちく言葉。

できる大人はなんて言う?

 そこは、「具体的な例を挙げるなら、どんな内容?」と相手の発言を引き出すための質問を投げかけてあげると◎。

4. 「社会人何年目?」

 誰かが失敗したときに、「君、社会人何年目ですか?」と嫌味っぽく言ってしまう人、多いですよね。

できる大人はなんて言う?

「ここはこう修正してくれる? この考え方は今後の社会人人生でも必要だから、マスターしてほしいな」とアドバイスに言い換えられるとスマートです。

フキハラ&ちくちく言葉は周りからの信用を失う

 今回紹介したよくあるフキハラやチクチク言葉は、ひと昔前ならスルーされていたかもしれません。

 相手に非がある場合、不機嫌になったり、毒を吐きたくなる気持ちはわかるのですが、それで相手が成長することはありませんし、自分のイメージダウンになるだけ。

 風通しの良い職場づくりのためにも、大人の余裕をもって仕事に臨みたいですね。

(2024年8月、2024年9月の初出をもとに再構成)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


寂しがる親との距離感、よい解決策は?大人になるほど複雑に
 みなさんは、親との距離感って考えながら付き合っていますか? ベタベタしすぎず、ドライすぎず、お互いを尊重し合えるのが理...
キッチンに馴染む 無印良品の「真っ白な消火器」買いました
 突然冷え込んで、一気に冬っぽくなってきました。この時期になると我が家の近所では見回りの小さな消防車が「カンカン」と音を...
ニャルソック発動中!カメラバックに夢中な“たまたま”の後姿
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
花にも高温の後遺症!パンジービオラ「茎がビローン」をバッサリde解消
 いきなりの寒さです。猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は、まぁまぁ暖地の神奈川にございますが、ここにきて例年通りの...
なぜ独身女性は性格に難ありと思われるの? “訳あり女”回避に大事なこと
「いいトシして独身の女性は性格に難あり」なんて言葉を聞くことがありますよね。独身の女性は「私も周りからそんな風に思われて...
すべてはそこから 人も食べ物も「相手を知る」と好きになる
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
モテないのは「太ったから」ってさぁ 女友達の素直すぎるLINEにグサッ
 自分にも人にも素直な人は魅力的ですよね。言葉に計算や嫌味が隠れていないため、付き合いやすく感じるはずです。 ...
子供も自分も波風立てずに守りたい! モンペア級要注意ママ友の見分け方
 子育て中はママ友との付き合いは少なからず避けられません。もちろん、気の合う人もいるでしょうが、中には要注意人物やモンス...
マウント地獄は住んでから…ゴミ捨て顔作りは当然!タワマン住民あるある
 華やかなイメージのあるタワマン生活。誰よりも高い場所から街の景色を見下ろせるのだから、とてもいい気分だろうなと想像して...
戦いごっこの兄弟を激写!純白のツー“たまたま”はまさにお宝
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
生活感がない世界が一閃切り開かれる瞬間をみた
 生活感がない世界が一閃切り開かれるよう。  巨大な建築物と、血管のように張り巡らされた路線と、時間に正確な鉄道と...
発達障害疑惑の長男が知能テストで高得点…医師の診断に母の心は晴れない
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
「べっぴん」の由来は? 褒め言葉のつもりでもセクハラ認定の可能性が…
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
カナとか!!!とかwwwとかおばさん構文認定なのね…ドン引き痛LINE集w
 言葉遣いや、文章の書き方は世代によって変化していますよね。  そのため、LINEの文章には、つい年代が滲み出てし...
ほっこり読み切り漫画/第61回「ぎゅうぎゅうにゃんこホーム」
【連載第61回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、突然「コクハク」に登場! 「しっぽ...
押し流されていいのか…ダンプカーが運ぶ土が海を埋めていく
 ダンプカーが運ぶ土が、着々と辺野古の海を埋めていく。  ラジオから「完成は早くても2037年」というニュースが聞...