「文春訂正」でフジテレビ大はしゃぎも…今田耕司、山里亮太、カンニング竹山ら“擁護”芸能人の行きつく先
元タレントの中居正広氏(52)が女性トラブルで芸能界を引退した問題で、週刊文春がフジテレビの幹部社員が関与したと報じた記事内容の一部を訂正した件。フジの清水賢治社長は、1月30日に報道陣の問いかけに「あらゆる選択肢を検討」と同誌への訴訟の可能性を否定しなかった。同局は、文春の訂正後、ここぞとばかりに情報番組「めざまし8」などで取り上げて反撃している。
「当該記事では、女性が同局の幹部社員から中居氏との会食に『誘われた』としていたが、その後の取材で『中居氏に誘われた』と訂正しました。文春がコソッと訂正したことには批判が出ていますが、女性が『幹部社員がセッティングしている会の“延長”と認識』しているという主張は変えていません。もっとも、10時間に及んだやり直し会見でも、港・前社長らは繰り返し『当該日』と限定して関与を否定していることや、女性から被害相談を受けて1年半“放置”した問題は解決してません」(週刊誌記者)
しかしながら、日本テレビ系『DayDay.』のMCを務める山里亮太(47)は、「結局、フジテレビは関与してなかったってことになるわけでしょ。そうなると、もう騒動の根本が違うわけで」「ことの発端が誤報でしたって、ものすごい怖いこと」などと断言。落語家の立川志らく(61)は自身のⅩで、「フジテレビは上納していなかった可能性が浮上」「文春、10時間の記者会見やりなさい」と怒りをあらわにし、今月2日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演したタレントの今田耕司(58)も、文春の訂正を踏まえて「怖いなと思うのが、“記事が真実であって、その真実を隠すフジテレビ。そこに対してどうなってるんだ”っていうことしか見えなかった」と苦言を呈していた。
続々“擁護”するタレントやコメンテーター陣に対し、世間は賛否両論だ。
《テレビタレントがフジテレビ擁護するんは当たり前やろ 職場消えたら困るし》
《フジテレビに養われてるタレントやタレント文化人どもによる、二次加害上等のフジテレビ擁護がこれ以上続くと、フジテレビに無批判なだけで性加害を容認してると断定される流れができかねない》
《次々と出てくるフジ擁護で文春叩きのタレントに評論家に解説者に、結局はみんな同じ穴のムジナってことでよろしいでしょうか》
「現時点で、フジテレビに対し総務省は電波停止する法的根拠がないとしています。同局を事業展開する『フジ・メディア・ホールディングス』は不動産会社として豊富な資産を保有していますから、倒産するリスクは少ない。そんな中、文春の訂正でフジが勝気な態度になり、世間の反応に合わせて意見を控えていた“御用タレント”たちが、あからさまな擁護を始めています。フジにお世話になっていた背景や過去の自身への文春の報道に腹を立てている人もいるでしょうが、窮地のフジを今擁護すれば、復活後に重宝される可能性もありますからね。もちろん、今後の展開によっては“人権軽視”のレッテルを貼られ、他局で使いにくくなるリスクはあります」(芸能リポーター)
ほか、維新の元参議院議員の音喜多駿氏やカンニング竹山、デーブスペクターなどフジテレビ“寄り”とみられる発言の人物らがネット上でつるし上げにあっている。
《ほとんど解決してないのにはしゃぐ理由がわからん#フジテレビ》
《これではしゃぐ人間がいるフジテレビは、やはり一度つぶれたほうがよいと言わざるを得ない》
《フジテレビなにここぞとばかり形勢逆転しようとしてるの無理》
《フジテレビ関係者が思っているより今回の問題は深刻であるという事。フジテレビ擁護派のタレントも発言には気をつけた方がいい》
まだ第三者委員会の結論も出ていない中、彼らの方向転換は、吉と出るか凶と出るか。
◇ ◇ ◇
気になる日枝氏の今後は?●関連記事【もっと読む】“フジテレビの天皇”退任のXデー…日枝久取締役相談役への「社員・視聴者・株主」からの包囲網どんどん狭く…に詳しい。
エンタメ 新着一覧