さよなら、もんさま…最愛の猫を亡くした40女が語るペットロスからの回復法

コクハク編集部
更新日:2025-02-11 09:41
投稿日:2025-02-11 06:00
 先日、愛猫のもんさまが亡くなりました。苦しむことなく、穏やかで立派な最期でした。

想像の5000万倍つらい

 もんさまは、15歳と高齢だったので遠くない死は覚悟はしていたけれども、その5000万倍はつらいです。

 特に我が家には子どもがいないため、結婚と同時に飼い始めたもんさまは息子のような大切な存在でした。その分、喪失感も大きいったら。

 亡くなってからずっと泣きはらしていましたが、ようやく落ち着いてきました。今回は、筆者が気持ちを整理していくためにとった行動を紹介したいと思います。

ペットロスから立ち直るための4つの行動

1. 悲しみをしっかり感じ、受け入れる

 これまで数多くのペットを見送ってきました。ペットだけではなく、母や祖母、義両親…。この歳になると、命日ばかり増えて切ないですなあ…。

 誰かの死に出会うたび、悲しみを「早く乗り越えなきゃ」と無理に抑え込む必要はないと実感します。

 まあ、実際できないですよ。情緒不安になったっていいじゃないですか。死がつらいのは当たり前のことですもの。

「泣きたいときは泣く」これにつきます。

【こちらもどうぞ】葬儀代は減り、ペットのお悔やみ花は“予算度外視”…弔いは何で図る?

2. 思い出を形にする

 もんさまを荼毘に付した時に、その遺骨の一部をロケット型のキーホルダーに納めました。今もデスクの上にそっと飾っています。

「いなくなった」ではなく、「小さくなったけどここにいる」と思えて、少し気持ちがほっこりします。

 ちなみに、夫は生前の彼の写真を使い、アクリルスタンドを注文しました。

 アクスタって推し活以外にも使えるんだね! と、夫と二人で思わず泣き笑いになりました。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


ほっこり癒し漫画/第79回「来るかな? ニャー」
【連載第79回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「女郎花と男郎花」読める? ヒント:ジョロウは間違い。初秋に愛でたい
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
ミルクに難色、昭和育児の「母乳信仰」って何なん? 押しつけがましい上から目線LINEにイラッ
 初めての育児や、何人もの育児をしているお母さんは、とりわけ、毎日大変! そんなお母さんを追い詰める身内、どうにかならな...
セレブ妻が赤羽のサイゼリヤに落ちるまで 上流階級との「品格の差」に絶望
 悠々自適なセレブ生活を送っている医師の妻・大宮由香。ある日、お嬢様学校に通う娘のクラスメイト・愛舞(らぶ)とその母親・...
勝ち組ママ友が放った屈辱的な一言。私を「一般人」と一緒にしないで!
 四ツ谷・番町エリアに暮らす医師の妻である大宮由香は、娘・葵を名門お嬢様学校に通わせている。小学校に入った葵から友人がで...
嘘でしょ…娘の友達が「キラキラネーム」? 玉の輿セレブの大きな誤算
 都会の中心でありながらも、ハイグレードな住宅街として知られる四ツ谷・番町エリア。  大宮由香は、小学校に入ったば...
スメハラ? 90年代の出版社は“異臭”がプ~ン…男と香水と時代の変化
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
移住の思わぬ落とし穴。収入激減で大後悔!こんなはずじゃなかった…
 コロナ禍でリモートワークに対応する会社が多くなり、地方への移住を一つの選択肢として捉える人は増えました。でも、あまり調...
直木賞作家・荻原浩氏インタビュー 世にはびこる誹謗中傷「耳の痛い意見が人を成長させるとは言い切れない」
 パリ五輪でも選手や審判などに対する誹謗中傷は深刻な問題となっている。誹謗中傷は、他人への悪口(誹謗)と根拠のない出鱈目...
まるで最高級の餡子玉! 黒猫のプリプリ“たまたま”がキュートすぎる
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(後編)父を亡くした喪失感を「ゆみ子」に重ね合わせた
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル
江角マキコ芸能界引退から7年、初めてデビュー作を語る(前編)伴走してくれた能登の人たちに「感謝と恩返し」を
 芸能界から引退している江角マキコさんが、7年ぶりとなるインタビュー取材に応じた。目的は、石川県輪島市を支援するために特...
2024-08-07 07:00 ライフスタイル
「夏の庭の花・植物の水やり問題」災害級の暑さで1週間留守に…対策は?
「災害級の暑さ」なるフレーズ、耳にする日が続いていますが、気付けば夏休みシーズン到来!  我が花屋は神奈川の片田舎の温...
深夜3時にメッセ連続投下!グループ脱退したい…常識知らず&KYなママ友のお騒がせLINE10連発
 保育園や幼稚園の保護者同士でやりとりするママ友LINE。同じクラスのママに誘われて断るわけにもいかず、半ば強制的にグル...
ふるさと納税について夫婦で考えたら、意見が食い違って爆笑の大喧嘩に…「特別vs日常」何が正解?
 選んだ自治体に寄付をしてお礼をもらうことができるだけでなく、一部の税金が還付または控除される、“ふるさと納税”。  ...
2024-08-07 06:00 ライフスタイル