推し活も夜の娯楽も“色恋営業”がなくちゃ面白くない!? 51歳独女が実践する「傷付かない楽しみ方」

mirae.(みれ) ライター
更新日:2025-02-10 06:00
投稿日:2025-02-10 06:00
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。前回のコラムで私が実際に見た“色恋営業”の修羅場についてお話しました。しかし、色恋営業で本気になり翻弄される人もいれば、同じように色恋営業をされてもなびかない人たちがいるのも事実です。
 個人的には「ホスト遊びに色恋をなくしたら一体何が残るのか?」と考えていますが、“ガチ恋”せずとも揉めずに楽しむ方法などをお伝えしたいと思います。

“色恋”のないホストはつまらない

 もし、ホストクラブやキャバクラなどのリアルな接触がある接客業で“色恋”のような営業がなくなったら…と考えてみて欲しいです。ホストとただ話をするだけのために、高いお金を出して飲食をする気持ちになれるでしょうか?

 都心部にあるホストクラブの多くは、初回の飲み放題のセット料金は0円~5,000円が相場ですが、2回目以降は2時間で約1万5,000円ほどのセット料金に加えて自分とホストの飲食代は別にかかります。

 たとえば、2時間の滞在で基本料金が1万5,000円かかるとして、そこにホストと自分の分のビール4杯分6,000円 (@1,500×4)、ポテトフライ2,000円を加え、さらに消費税も乗っかると、 総額で3万円以上と決してリーズナブルな金額ではありません。

【こちらもどうぞ】私が48歳まで処女だったワケ。30代日本人女性の3人に1人が性体験なし

 そんな状況の中で、ただおしゃべりするだけで高額なお金を出す気になれるのか? と考えると、推しのホストを見返りなく応援する気持ちがない限り、厳しい気がするのです。せっかく高いお金を出すなら、甘い言葉も囁いて欲しいし、特別なこともして欲しい! とそれなりの見返りを期待するのは、ある意味当たり前でしょう。

 私はバンドやアイドルのヲタ活で大金を使ってきました。特別な色恋営業をされていたわけではないですが、なぜ貢ぐのかといえば、彼らから音楽やパフォーマンスという“見返り”があるからです。

 ホスト遊びでの見返りは、いわば、色恋。本心かどうかはさておき、お気に入りのホストからの愛を感じたい――。つまり、“色恋”をなくしたら、残るのは、どこにでもある普通の飲食店です。それなら、わざわざホストクラブに行かなくても良いのではないでしょうか?

“色恋営業は茶番”だと思え

 アイドルの追っかけ時代は、オタク友達と接触のあるイベントに足しげく通っていました。そこでは、アイドルによる“熱いファンサービス”が行われており、参加するオタクたちが狂喜乱舞するのです。

 熱いファンサービスとは、

・サイン会の時に恋人つなぎをして見つめ合う
・オタクひとりひとりに専用のサインをする
・「愛してるよ」などの熱い言葉をかける
・オタクが贈ったプレゼントを身につける
・キスするぐらいの距離感でツーショット撮影をする

 などなど、あげればキリがないですが、これらは実際に私がしてもらった&見た熱いファンサービスの一部です。どうでしょう? 「色恋営業と変わらないじゃん」と思いませんか。ちなみに、熱いファンサービスを数々受けてきた私はガチでハマることはありませんでした。「これは茶番(見え透いた芝居)だ」と割り切っていたからです。

“色恋営業は茶番”の連続です。どんなに相手が「僕は本気だよ」と言っても、ホストと客である以上、それは芝居だと思うのが、自分が傷つかずに楽しむ“最善策”だと思うのです。

mirae.(みれ)
記事一覧
ライター
アラフィフのフリーライター。ライター歴は15年以上。いろいろこじれて48歳で処女卒業。現在は性に奔放で貪欲に、独身生活を謳歌中。
X

ラブ 新着一覧


「家族なのに!」無関心な夫にブチ切れる前に…旦那の本音と有効な対策法
「家族なのにどうして無関心なの?」と、夫の態度に頭を抱えている女性もいるでしょう。無責任に見えて、イラッとするときもあり...
恋バナ調査隊 2024-05-20 06:00 ラブ
初めて自慰行為を知った日。母激怒、当時はセルフプレジャーなんて皆無
 パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。2年前の48歳までセックスをしたことはなくても「セルフプ...
mirae.(みれ) 2024-10-08 11:42 ラブ
押し広げて奥に進む! ハードな愛撫を求める上級者におすすめ
 ピストンバイブを試してみたいという女性は、ハードな刺激を求めているとみて間違いありません。  しかし、ハードとひ...
桃子 2024-05-19 06:00 ラブ
サレ妻“み”のXが話題さらった件【専門家警鐘】不倫女への“鉄槌”正解は?
 30代サレ妻の「み」と称したXのアカウントが話題になっているのはご存じか。フォローは12万人(現在は削除)で、夫が職場...
「未来永劫結婚ナシの女でもズルズル」40男が眈々と待つ恋人が爆発する日
「冷酷と激情のあいだvol.195〜女性編〜」では、結婚前提で交際を始めた恋人と、交際1年を過ぎても具体的な進展がないこ...
並木まき 2024-05-18 06:00 ラブ
「結婚前提交際だよね?」婚姻関係を露骨に拒む彼と闇落ち寸前の38歳女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-05-18 09:24 ラブ
夏前に元カレと「復縁できる女/無理な女」自爆テロより効果的な仕掛けは
 夏が近づくにつれて増えてくるのが、「元カレと復縁したい」と考える女性たちです。  なんとか彼の気持ちを取り戻そうと、...
内藤みか 2024-05-16 06:00 ラブ
元彼との復縁、前兆あり。リアルでもXでも「おすすめ」されたら…
「彼ともう1度やり直したい」と、復縁を望んでいる女性は要チェック! 今回は、復縁の前兆として見られるサインを6つご紹介し...
恋バナ調査隊 2024-05-16 06:00 ラブ
結婚したくない男たちのホンネ6選 見切るか粘るか決めるのはあなた次第
 アラサー・アラフォー女性なら、今の彼氏との結婚を視野に入れているのではないでしょうか。でも、その彼氏があなたとの将来を...
恋バナ調査隊 2024-05-14 06:00 ラブ
「将来見据えて倹約したいのに…」妻のお出かけ願望が理解できない30代男
「冷酷と激情のあいだvol.194〜女性編〜」では、結婚早々に節約生活を強いられている生活に嫌気が差している新妻・果穂さ...
並木まき 2024-05-11 06:00 ラブ
非正規雇用のアラフォーが結婚した男は、“夜のベッド”が生き甲斐のケチ夫
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-05-11 06:00 ラブ
「子供欲しい」が夫に言えない…タイムリミットに焦る妻の複雑事情
 夫婦であれば、夫に「子供欲しい」と言うのはそう難しくないはず。でも、言えずにモヤモヤしている女性もいるようです。今回は...
恋バナ調査隊 2024-05-10 06:00 ラブ
結婚に優柔不断な彼はいつ見限るべき?「時間を返して」と嘆く女性たち
 定期的に会い続けている仲の男性がいるけれど、今後のことについて話をしようとすると避けられてしまう。そんな悩みを抱えてい...
内藤みか 2024-05-09 06:00 ラブ
①ナル②浮気③競う④群れ サッカー部だった男の嫌いな特徴5、ラス1は
 モテる男の部活といえば、何を思い浮かべますか? そうですね、サッカー部です。学生時代、サッカー部のイケイケ男子に憧れて...
恋バナ調査隊 2024-05-08 06:00 ラブ
幸せになれるのは超わずか…セフレの終わりは突然やって来る
 付き合ってはいないものの体の関係を持つセフレ。「割り切った関係」「楽な関係」であるため、恋愛が億劫になっている人は憧れ...
恋バナ調査隊 2024-05-07 06:00 ラブ
父が浮気している…? 大人になった今だからできる4つの家庭崩壊回避術
 あなたは自分の父が浮気していると知ってしまった時、どうしますか? もし知ったのが未成年の頃であれば、誰に相談していいか...
恋バナ調査隊 2024-05-06 06:00 ラブ