矢口真里の「クローゼット不倫」は許された?『Mステ』出演に誕生日会、異様な精神力を高めた結果の大復活

堺屋大地 コラムニスト・ライター・カウンセラー
更新日:2025-02-20 06:00
投稿日:2025-02-20 06:00

「クローゼット不倫」から早10年以上

「クローゼット不倫」というパワーワードを生み出してから早10年以上。元・モーニング娘。の矢口真里が、1月20日に42歳の誕生日を迎え、その前日にバースデーリサイタルを開催しました。

 不倫の相談も数多く受けるという恋愛カウンセラー・恋愛コラムニストの堺屋大地さんは、彼女のことをどのように分析しているのでしょうか。

【関連記事】しれっと復帰した中丸雄一、良い人キャラの「アパ不倫」はダサすぎない? 共感性羞恥を煽るエピソードの数々

  ◇  ◇  ◇

矢口真里(タレント、42歳)

2018年、不倫相手だった男性と結婚

 矢口真里様がモーニング娘。の第2期メンバーに合格したのが1998年。全盛期のモー娘。を盛り上げ、アイドルとして華やかなスポットライトを浴びていました。2005年にモー娘。を脱退してからも、矢口様はバラエティスキルの高さを活かし、さまざまなテレビ番組で活躍。

 2011年に低身長の矢口様に対して高身長俳優として人気だった中村昌也さんと結婚し、幸せな夫婦生活を送っていた――と思われていた2013年、日本芸能史に刻まれるほどの大スキャンダルを巻き起こしたのです。

 モデル男性(現在の夫)との不倫が発覚したのですが、そのバレた際のシチュエーションが実に衝撃的。夫の不在時、自宅に不倫相手を連れ込んでいたところ、夫が予定より早く帰宅し、クローゼットに隠れていた二人と鉢合わせした、というもの。

 不倫ドラマでも起こらないような「クローゼット不倫」というパワーワードを生み出してしまい、自業自得とはいえ矢口様は地獄の日々を味わうことに…。

 しかしその後、2018年に不倫相手だった男性と再婚し、2019年に長男(現在5歳)、2021年に次男(現在3歳)を授かり、今は幸せな家庭を築いているようです。

不倫当時、『Mステ』に出演できると予想できたか

 大スキャンダルから芸能活動再開してしばらくは、テレビ番組に出演するたびに不倫ネタをイジられるのが鉄板の流れとなっていました。が、現在はもう不倫イジりをされることはかなり減ってきており、ごくごく普通にバラエティタレントとして出演するケースがほとんど。

 しかもバラエティ番組だけでなく、たとえば『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にモー娘。OGとして出演し、普通にアーティストとして歌声を披露することもありましたので、大復活と言っても過言ではないでしょう。

 そして、今年の1月20日に42歳の誕生日を迎えたのですが、1月19日には薄紫色でフリフリのアイドル然としたドレスを身にまとい、バースデーリサイタルを行い20曲も熱唱。同イベントはファンミーティング的な交流もあったようで、矢口様は駆け付けてくれた100名以上のファンとともに記念撮影した写真を、自身のInstagramにアップしていました。

 中央で満面の笑みを浮かべる矢口様はもちろんですが、ファンのみなさんにも笑顔の花が咲いた、とても素敵な一枚です。

「クローゼット不倫」の騒動当時、矢口様に再び『ミュージックステーション』という伝統のある歌番組で歌唱できる未来、バースデーイベントでフリフリのドレスを着てファンと満面の笑みの写真を撮る未来、それらがあると誰が予想できたでしょうか?

堺屋大地
記事一覧
コラムニスト・ライター・カウンセラー
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『日刊SPA!』(扶桑社)で恋愛コラム連載、『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。
公式X

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ
『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早...
中村未来 2025-06-19 06:00 エンタメ
令和ロマンくるま、吉本退所でも絶好調の今。もう一度「M-1」優勝を狙ってみてはどうか
 4月末で吉本興業との契約を終了した令和ロマン高比良くるま。一時期活動休止していたが、5月末には復帰。現在、精力的に活動...
帽子田 2025-06-19 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第4話を正直レビュー。石森さんまさかの本命? みんな久次米さんの魅力をもっと伝えて~!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第4話。ホワイトローズを受け...
中村未来 2025-06-18 06:00 エンタメ
奥平大兼、世間とのギャップに戸惑い「僕のプライベートを見たら驚くと思う」悩んだときの考え方は?
 長澤まさみさんと共演した映画『MOTHER マザー』でのデビューに始まり、映画やドラマで常に心に残る芝居を見せている奥...
望月ふみ 2025-06-18 06:00 エンタメ
田中圭ショックか?木梨憲武、玉木宏ら「夫婦円満」をアピールするイケメンたち。向井理も丸くなった
 サントリー「角瓶」のCMが新しくなりましたね。「♪ウィスキーがお好きでしょ」の歌をバックに、バーテンダーの井川遥と客の...
「あんぱん」嵩(北村匠海)と健ちゃん(高橋文哉)コンビが心強い。岩男には“嫌な予感”しかない…
 嵩(北村匠海)は、絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班では紙芝居を見せていた市場でひと騒動があったといい、...
桧山珠美 2025-06-16 16:45 エンタメ
前田敦子の「アイドル否定発言」に物議。卒業後に佐藤健と撮られても、現役時は“偶像”を演じきったプロなのに
 先月、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した元AKB48の前田敦子。番組内で「『アイドルになりた...
堺屋大地 2025-06-16 06:00 エンタメ
ジュニア退所は「timeleszのせい」…何かと荒れるタイプロ界隈、それでも彼らは“必要だった”といえるわけ
 6月2日、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所。以下、SE社)のジュニア内グループ・Go!Go...
こじらぶ 2025-06-23 18:09 エンタメ
「あんぱん」戦場での緊迫シーンにホッ。嵩(北村匠海)らの“偶然の再会”、まるでドラマみたい…は禁句です
 小倉連隊に動員が下令され、嵩(北村匠海)は中国に行くことに。出発前日、嵩はひとり星を眺める八木(妻夫木聡)にこれまでの...
桧山珠美 2025-06-16 16:27 エンタメ
【話題】岸田文雄氏、“元総理系YouTuber”がトレンド入り「辞めてからのほうが楽しそうだな」「なんか複雑」賛否の声
 Xはじめ、さまざまなSNSで発信活動を行っている第100・101代内閣総理大臣の岸田文雄元首相。6月12日に岸田元首相...
『バチェラー6』第3話を正直レビュー! いまだ久次米さんのツボがわかりません。決め手は「LOVE」より「自然体」なのか? となると…
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第3話です。村岡さん、河地さ...
中村未来 2025-06-13 06:00 エンタメ