日曜劇場「御上先生」B面的な楽しみ方。過去出演作の絡み、DNA、ブレイク直前など“ニヤニヤ”てんこ盛り

ボルドー太田 イケメンソムリエ
更新日:2025-02-09 06:00
投稿日:2025-02-09 06:00

イケメン率“断トツNO.1”ドラマはTBS日曜劇場「御上先生」

 今期ドラマでダントツ楽しみなのがTBS日曜劇場「御上先生」(21時~)です。主人公の御上孝を演じる松坂桃李(36)、最近ますますイケメンぶりが増してきたと思いませんか? 映画「娼年」(ファントム・フィルム配給、2018年)以来、松坂桃李に魅せられています。松坂から溢れ出るエロティシズム、もうたまりませんぜ。

 もっとも今回は文科省から派遣された高校教師という役柄なので、残念ながら濡れ場は期待薄ですが…。そこはそれ、あの「娼年」のリョウが高校教師になったという脳内裏設定でエロ要素を補完しつつ、楽しんでおります。

「ゆとりですがなにか」組との絡みにニヤニヤ

 もうひとり、文部科学省の同期であり、ライバルの槙野恭介役の岡田将生(35)もいます。松坂と岡田といえば、クドカンドラマ「ゆとりですがなにか」(日本テレビ系、2016年)を思い出さずにはいられません。好きだったドラマの2人の共演にはニヤニヤが止まりません。

 そういえば、あのドラマの松坂は小学校の先生、なおかつこじらせ童貞の役でした。で、教育実習生としてやってきた吉岡里帆といい感じになるのでした。その吉岡も今回、松坂が担任を務める3年2組の副担任を演じていて、そこもニヤニヤポイントです。

【こちらもどうぞ】松坂桃李「御上先生」は意外な結果に…! 2025冬ドラマ「ネットバズり」“お宝”作品TOP3を考察

エリート官僚役・櫻井海音は生徒でも十分いける

 ほかにも、文科省チームのボスに及川光博、松坂が出向する隣徳学院3年の学年主任に迫田孝也と、おなじみの日曜劇場劇団の専属俳優(?)も出演。今回も敵か味方か、悪か善かと視聴者を惑わすポジションを担当。さらには理事長役の北村一輝や、文科省の後輩役・櫻井海音などの新顔にも注目したいところです。

 ミスチルJr.の櫻井は現在23歳、文科省のエリートというよりはまだまだ生徒役でいけそうな気がしますが…。そのほうが露出も多かったのにと思うと少し残念。イケメンの出し惜しみはご勘弁を、です。

ネクストブレイク必至のイケメン生徒たち

 とかなんとかいっても学園ドラマの主役はやっぱり生徒たち。今回の生徒役は上物が揃っています。なかでも1番目立っているのが、クラスメートからも一目置かれる存在の神崎拓斗を演じる奥平大兼(21)。おくだいら・だいけんと読みます。私も今のいままで、おくひらかと思っておりました。名前だけでも覚えてあげてください。

 どこかで見たぞ、と思ったら、松岡茉優と芦田愛菜の「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日テレ系、2023年)にも生徒役で出演。重要な役どころでした。あれから2年経っても、まだまだ高校生が似合います。小栗旬も結構な年まで高校生役を演じていたので、むしろ、喜ばしいことです。いずれ、芸能事務所の社長になるかもしれない逸材です。

 今回の役どころは報道部の部長。父も新聞記者で、本人もジャーナリスト志望です。彼が教師同士の不倫を学校新聞でスクープしたことで、女性教師(常盤貴子)を退職に追い込みました。御上に「なぜ退職したのが女性教師のほうだけだったのか」などと言われ、自分が正義だと思ってやったことの裏になにが潜んでいるのか、真実を知るために奔走します。

 ほどなく御上とは良き相棒になるのでは、と予想しますが、ことはそんなに単純ではなく、これはもう見続けるしかありません。

DNAの成せる業?

 そんな神崎になにかとまとわりつく人懐っこいクラスメート、次元賢太役を演じているのが窪塚愛流(21)。都内随一の進学校なので、生徒のIQはそれなりに高い設定なので、台詞も何やら小難しいのですが、そんななかで、窪塚は唯一の癒しイケメンです。

 彼の父親、窪塚洋介は、反町隆史の「GTO」の生徒役で人気を博したものですが、その息子もまたこの生徒役から広く世間に知られることになるのは間違いないでしょう。そういえば、窪塚も奥平と同じく、「最高の教師」にも出演していました。あの頃よりも演技が格段に巧くなっているのは窪塚DNAの成せる業でしょうか。

 ほかにも、冬木竜一郎役の山下幸輝(23)、和久井翔役の夏生大湖(23)、宮澤涼役の豊田裕大(25)、村岡渉役の山田健人(20)、特守陣役の八村倫太郎(25)あたりはネクストブレイク必至のイケメンとして要注目の存在です。自分なりの推しを見つけつつ、これまでとは一線を画す令和の学園ドラマを堪能しましょう。


ボルドー太田
記事一覧
イケメンソムリエ
毎クールすべてのテレビドラマをチェックする最強のドラマウォッチャー。が、その目的がイケメンにあることは誰も知らない。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格
【あの有名人の意外な学歴】#12  高畑充希(女優/33歳)   ◇  ◇  ◇ 「女優の中でとりわけ頭が良くて、...
2025-06-21 17:03 エンタメ
永野芽郁「再起」への険しい道…9年前のベッキー不倫騒動とかぶって見える
【城下尊之 芸能界ぶっちゃけトーク】  俳優・田中圭(40)との“不倫騒動”が持ち上がって2カ月となる女優の永野芽郁(...
2025-06-21 17:03 エンタメ
TOKIOが重大声明発表へ…国分太一“過去のコンプライアンス問題”で番組降板を日テレが発表
 日本テレビが6月20日、タレントの国分太一(50)の過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認したとして...
2025-06-21 17:03 エンタメ
嵐・二宮和也「ジャニー氏に謝ってほしい」と火中の栗を拾った真意…“現実逃避”のジャニオタに喝
 これは現実逃避するファンへの決別宣言なのか――。  嵐の二宮和也(42)が、17日発売の著書「独断と偏見」(集英社新...
2025-06-21 17:03 エンタメ
国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも
 タレントでTOKIOメンバーの国分太一(50)に複数のコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認したとして、日...
2025-06-21 17:03 エンタメ
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
吉沢亮「過去の恋愛観」が物議…不祥事から完全復活もファンどん引き、イケメン俳優の“裏の顔”
 "泥酔不法侵入"騒動から5カ月。不祥事の影響はすっかり薄れ、仕事は順調そのもののようだ。  俳優吉沢亮(31)主演の...
2025-06-20 17:03 エンタメ
名門・筑波大付属から東京藝大に進んだ“秀才”野村萬斎の教育方針 長男・裕基は立教英国学院から慶大へ
【あの有名人の意外な学歴】#13  野村萬斎(狂言師/59歳)   ◇  ◇  ◇  現在、筑波大1年の悠仁さまが...
2025-06-20 17:03 エンタメ
不倫騒動に“持っていかれた”宮澤エマの複雑胸中…「キャスター」永野芽郁の上司役に続き、「おい、太宰」で田中圭の妻役
 永野芽郁(25)との“不倫疑惑”を4月に報じられてから初めて公の場に姿を現した田中圭(40)。6月18日に都内で行われ...
2025-06-20 17:03 エンタメ
中丸雄一もMXを“通過儀礼”に地上波復帰…アパ不倫のイメージ払拭に「奥の手」あり
 29日放送のTOKYO MX「キッズが見てる!もしもタレントじゃなかったら」で、地上波番組に復帰することとなった元KA...
2025-06-20 17:03 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
嵐・二宮和也が喜多川氏を呼び捨てに…“ビジネス書”出版は「ジャニーズとの決別」の証し
「ジャニー。ジャニー喜多川に、誠心誠意をこめて謝ってもらいたい」  国民的アイドルグループ・嵐の二宮和也(42)が17...
2025-06-19 17:03 エンタメ
中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで
【あの有名人の意外な学歴】#10  岩田剛典  (36歳/三代目J SOUL BROTHERS)   ◇  ◇  ◇...
2025-06-19 17:03 エンタメ
“隙あらばボケる”M-1グランプリの顔 真空ジェシカ&ヤーレンズがテレビのど真ん中で活躍する姿が見たい!
 真空ジェシカの川北茂澄とガク、ヤーレンズの楢原真樹と出井隼之介の冠番組「真空レンズ」(テレビ東京)が今月5日深夜にスタ...
2025-06-19 17:03 エンタメ
吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛
 吉沢亮(31)主演、横浜流星(28)共演映画「国宝」が6日に公開され、15日までの公開10日間で観客動員数85万人、興...
2025-06-19 17:03 エンタメ