「KAT-TUN電撃解散」への本音。亀梨和也と田中みな実とくっつくのは、やっぱり嫌だな

ボルドー太田 イケメンソムリエ
更新日:2025-02-16 06:00
投稿日:2025-02-16 06:00

KAT-TUN解散、亀梨事務所退散の電撃ニュースに思うこと

“♪ギリギリでいつも生きていたいから~”と私たちの前に現れたKAT-TUN。2006年3月のことでした。結成から5年、デビュー曲「Real Face」は作詞スガシカオ、作曲松本孝弘(B'z)、当時のアイドルとは一味違うワイルドイケメングループに、チャラさ全開アイドルに飽き飽きしていた当時の女子たちは食いつきました。

 結成当時のメンバーは、亀梨和也(38)、赤西仁(40)、田口淳之介(39)、田中聖(39)、上田竜也(41)、中丸雄一(41)の6人。それぞれの名字のイニシャルをつなげてグループ名としました。SMAPが「Sports Music Assemble People」の略だったり、Aぇ! groupが「ええ(良い)グループ」というダジャレだったり、と旧ジャニーズグループの独特なネーミングセンスは、ジャニーさんによるものですが、そういうエピソードも今となっては誰も語らなくなり、少し残念です。

【こちらもどうぞ】キンプリ永瀬廉が菊池風磨超え!? 主演ドラマ「御曹司に恋はムズすぎる」ポンコツナルシストのギャップが圧巻

 さて。先日、3月をもって解散することが発表されました。デビュー当時6人だったメンバーも、2010年に赤西が抜け、2013年に田中、2016年には田口が抜けて、現在は亀梨、上田、中丸の3人体制に。3月以降、亀梨はSTARTO ENTERTAIMENTから独立し、上田、中丸は契約継続ということのようです。

 そもそも、グループで冠番組を持つわけでもないので、解散すると言われても、コアなファン以外は、さほど関心がないかもしれません。亀梨以外、知らないという声も聞きます。街の人たちの間では、KAT-TUN=亀梨という印象かもしれません。その亀梨が脱退するのであれば、解散も致し方のないことか、と。

中丸雄一“オトシマエ”の付け方

 昨年の中丸不倫未遂でファンを失望させたのも、解散の一因ではなかったか、と考えます。というのも、中丸はグループの中でも好感度の高いほう、というか好感度だけがウリだったようなところがあります。「シューイチ」(日本テレビ系)では、得意の漫画で漫画家デビューするなど、もうやりたい放題。MCの中山秀征にも気に入られ、ヒデちゃんファミリーとして一生安泰だったのです。なのに、不倫未遂発覚でアウト! 日テレの女性アナウンサー(当時)の笹崎里菜を嫁に貰ったばかりなのに、なにやってんだ、と、もう汐留界隈は歩けないことでしょう。

 そんな中丸が1月にしれーっと復帰宣言。これから、KUT-TUNとしてともに行動するのであれば、おわび行脚に付き合わなくてはいけないわけで、亀梨の心境としては、少なからず、冗談じゃないよ、と言ったところでしょう。

 グループの中から逮捕者2人(田中・田口)、不倫未遂1人(中丸)を輩出。ワイルドが売りとはいえ、ガチすぎます。こんなグループはほかにいません。KUT-TUNが亀梨の黒歴史にならぬよう、今がその最高のタイミングではないか、と。

上田竜也の伸びしろ


 気の毒なのは上田です。何も悪いことはしていないのに、完全なる“巻き込まれ事故”。見た目はワイルドですが、本当はいい奴だというのはテレビに出演した際の態度や発言からもわかります。「炎の体育会TV」(TBS系)などでも活躍。実は体育会系だというのも意外でした。

 個人的には上田の伸びしろを信じてあげたいところです。舞台役者として地道に頑張れば、いずれ森田剛のように宮沢りえクラスの大物女優をつかまえて、趣味の盆栽に注力するという生活も夢ではありません。

 KUT-TUN解散――。ぶっちゃけどうでもよく、亀梨が田中みな実とくっつくのは嫌だなという負の感情だけが芽生えております。

ボルドー太田
記事一覧
イケメンソムリエ
毎クールすべてのテレビドラマをチェックする最強のドラマウォッチャー。が、その目的がイケメンにあることは誰も知らない。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


【おむすびにモヤっと】なっちゃん抜け駆けで「栄養はエエヨ~」は結(橋本環奈)に相談しなかった?
 コンビニ弁当の開発案を豊岡部長(隈本晃俊)にプレゼンする菜摘(田畑志真)は、今の説明ではダメだと言われ、結(橋本環奈)...
桧山珠美 2025-03-08 06:00 エンタメ
「芸人=女とギャンブル」の時代は終わった。M-1王者・高比良くるまの謹慎がもたらすもの
 吉本芸人の相次ぐ「オンラインカジノ」問題。M-1王者令和ロマンをはじめ、ダイタクや9番街レトロなど劇場の人気者たちが次...
帽子田 2025-03-07 06:00 エンタメ
【おむすびにモヤっと】商品開発7年目なのに、なっちゃんの知識不足設定と結への謝罪が不憫すぎる
 結(橋本環奈)と菜摘(田畑志真)は、考案したコンビニ弁当がなぜダメだったかを製造担当の管理栄養士から聞き、開発を断念す...
桧山珠美 2025-03-05 18:15 エンタメ
【おむすびにモヤっと】変顔炸裂の第22週。名も無き管理栄養士が大手コンビニで商品共同開発の“ミラクル”
 結(橋本環奈)は仕事柄、栄養指導をする立場にあるため、患者から怖いとか厳しいと言われ、そのことに複雑な気持ちになってい...
桧山珠美 2025-03-03 17:30 エンタメ
大倉忠義“授かり婚”でますます追い風…イクメン俳優花盛り! 林遣都は赤ちゃん言葉で子育て奮闘
 大倉忠義(39)、結婚! またひとり独身イケメンが旅立ってしまいました。お相手は<一般女性>とのこと。またしても<一般...
【朝ドラおむすび】通夜の親族席最前列に知らない中年女2人…永吉の娘? 一言の台詞もなく忽然と姿を消した
 聖人(北村有起哉)の大学進学用のお金を勝手に人に貸した永吉(松平健)の行為が、米田家の呪いである人助けだったのかどうか...
桧山珠美 2025-03-01 06:00 エンタメ
【朝ドラおむすび】気の毒過ぎる委託会社の栄養士・柿沼。大鶴義丹チョイ登場で気になる“大鶴の恩返し”
 結(橋本環奈)は、聖人(北村有起哉)に永吉(松平健)が大学進学用のお金を何に使ったのかを話し始める。結は米田家の呪いの...
桧山珠美 2025-02-26 17:30 エンタメ
SNSで目立つ「新生timelesz」への厳しい声 オーディション番組なぜ荒れる? マニアでも予想不能な展開に
 話題のオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(Netflix)が最終回を迎え、待...
【おむすび】米田家4代食卓トークにモヤっ。盛り上がらないドラマで盛り上がらない万博の“宣伝”効果は?
 福岡・糸島に住んでいる永吉(松平健)と佳代(宮崎美子)が神戸にやって来る。結(橋本環奈)はてっきり聖人(北村有起哉)の...
桧山珠美 2025-02-24 17:30 エンタメ
新生timeleszに国民的人気グループの目。タイプロ開催で佐藤、菊池、松島メンバーの3人が自ら選んだ意義
 旧ジャニーズのグループのなかでも「Sexy Zone」という名前はいかがなものかと常々思っておりました。中国表記だと「...
現役芸人が見た『ホットスポット』のすごさ。お笑いのテクをドラマに落とし込む「バカリズム脚本」の妙
 バカリズムが脚本を担当したドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系、日曜22時30分~)が話題だ。毎回の放送終了後にはS...
帽子田 2025-02-23 06:00 エンタメ
【最新回のおむすびにモヤっと】優秀ドクターと管理栄養士の描き方に違和感。次週予告編では喪服姿ちらり…
 結(橋本環奈)たちは、病院で外科医の蒲田(中村アン)から聖人(北村有起哉)の胃がんの手術がうまくいったが、今後5年は経...
桧山珠美 2025-02-22 14:37 エンタメ
KAT-TUN解散で「男性アイドル25周年の壁」説が再燃…SMAP、嵐も超えられないその理由とは
 2月12日、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)所属のKAT-TUNが、3月31日をもって解...
こじらぶ 2025-02-22 06:00 エンタメ
矢口真里の「クローゼット不倫」は許された?『Mステ』出演に誕生日会、異様な精神力を高めた結果の大復活
「クローゼット不倫」というパワーワードを生み出してから早10年以上。元・モーニング娘。の矢口真里が、1月20日に42歳の...
堺屋大地 2025-02-20 06:00 エンタメ
【きょうの朝ドラおむすび】北村有起哉と緒形直人の“神回”。証明写真機で“プリ”するおっさんず
 胃の精密検査で気を病む聖人(北村有起哉)は、孝雄(緒形直人)に誘われて大阪の街をおしゃれして歩くことに。そして、聖人は...
桧山珠美 2025-03-12 23:48 エンタメ
【おむすびにモヤっと】おかずのメニューを聞かずに1300kcalをも導き出す“徳積みヒロイン”
 翔也(佐野勇斗)の母・幸子(酒井若菜)が栃木から神戸に孫の顔を見に来て、イチゴ栽培のおもしろさを語る。愛子(麻生久美子...
桧山珠美 2025-02-18 17:30 エンタメ