職場の「1on1ミーティング」を苦痛に感じる3つの原因。今すぐ取り入れたい対策方法は？

更新日：2025-03-06 06:00

投稿日：2025-03-06 06:00

　近年、企業で取り入れられている「1on1ミーティング」をご存知ですか？新しい手法を取り入れるのは良いことですが、蓋を開けてみると1on1の時間を苦痛に感じている人が多いこともわかっているようです。
　今回は1on1ミーティングを苦痛に感じる原因や、部下の成長の糧にするための3つの対処法をご紹介します。

苦痛の原因の前に…そもそも「1on1ミーティング」とは？

1on1ミーティングって？（写真:iStock）

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　そもそも1on1とは、部下の成長を目的として、上司と一対一でミーティングを行うことをいいます。

　定期的に1on1ミーティングで話し合いをする企業も多く、信頼関係の構築や、課題の確認、目標に向けての達成具合を確認できるなどさまざまなメリットがあるとして広まっています。

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1on1ミーティングの時間が苦痛に感じる3つの原因

　では、なぜ1on1ミーティングを苦痛だと感じる人が多いのでしょうか？ 3つの原因をみていきましょう。

1. 時間的拘束が苦痛

それどころじゃない… （写真:iStock）

　1on1ミーティングが有意義な内容であれば、部下も自分の成長やモチベーションのアップにつながるでしょう。

　でも実際には、多忙な業務の合間に定期的に1on1ミーティングが入ることで忙しさが増し、苦痛に感じるのです。効果を実感できないミーティングであればなおさら苦痛ですよね。

2. 話すことがない

何を話せばいいの？（写真:iStock）

　そもそも、課題を確認し、成長を促すための1on1ミーティングなのに、結局話すことがなくなってしまい、ただの雑談で終わるケースもあります。

　上司も1on1ミーティングを活用できておらず、会話が弾まなくて気まずい雰囲気になることも…。これでは苦痛だと思われても無理ないかもしれませんね。

3. 上司と一対一であることのストレス

　1on1では、上司と部下が一対一でミーティングをします。そのため、上司に不信感を抱いている人や、高圧的な態度の上司だった場合には、1on1ミーティングの時間自体が大きなストレスになるのです。

　気持ちに寄り添ってくれる上司ならいいのですが、コミュニケーションの苦手な上司をもつ部下にとっては苦痛の時間となるでしょう。

次ページ→ 1on1ミーティングを苦痛な時間にしないための3つの対処法

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