SNSで目立つ「新生timelesz」への厳しい声 オーディション番組なぜ荒れる? マニアでも予想不能な展開に

コクハク編集部
更新日:2025-02-25 06:00
投稿日:2025-02-25 06:00

新生timeleszが決定! しかし厳しい声も…

 話題のオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(Netflix)が最終回を迎え、待望のtimelesz加入メンバーが発表された。

 Sexy Zoneからtimeleszに改名した既存のメンバー、佐藤勝利・菊池風磨・松島聡が自ら審査員となり、仲間探しをするというコンセプトで開催された本番組。選ばれたメンバーに対しては納得の声が多いものの、一部では大荒れとなっているようだ。

【関連記事】timelesz 菊池風磨に「優秀な面接官」と称賛。人事のプロはどう見た?

荒れるのは「サバ番」あるある

 上がっている声を見てみると「○○君が選ばれないのはおかしい」「○○って音痴なのになんで?」「結局、お気に入りが選ばれてるだけ」など候補生に関するものばかりだ。菊池風磨自身もInstagramにて以下ストーリーを更新している。

《「タイプロ、このメンバーでデビューしてほしかったよぉ…」といった旨のご意見がネットにあって、“この人はどんなメンバーが好みだったのかな?”って思って添付された画像開いたら俺が落とされてた》

 実は、今回のようにメンバー発表を受け、ネット上が荒れる現象は珍しいことではない。近年では主に韓国発のサバイバルオーディション番組(以下、サバ番)が数多く配信され、放送中から候補生に対し厳しい意見が飛び交っている。

 なぜ、サバ番は荒れるのだろうか? アイドル業界を数多く取材し、サバ番発ボーイズ&ガールズグループに詳しいライターのAさんに聞いた。

推しをデビューさせたい視聴者

「まずサバ番組には2通りあり、視聴者投票があるものと、投票はなく事務所が決めるパターンがあります。視聴者投票があるものの方が、より自分の推しを受からせたい想いから、他の練習生の揚げ足を取ったり下げるような発言をする人も多く出てきます。

 自分の推しと、主催者側が通過させたいであろう練習生に違いがあった場合、編集などにクレームをつけ、より過激な発言が増えることも。

 実際に主催者側が受からせたいメンバーのVTRの尺を多くしたり、発言や態度など本人の想いとは違うように編集されるといういわゆる“悪編”も過去には多くありました。以前には有名なK-POPグループが『番組に悪編されるから自分たちだけのサインで話していた』と言っていたことも」


「逆に、今回の『タイプロ』のように視聴者投票ではない、主催者側が決めるパターンは、視聴者は何を願ってもそれは叶わないものなので“視聴者投票よりは”荒れない印象です」

 これまでの視聴者投票系サバ番では、あまりの誹謗中傷に主催者側が法的措置を取ると宣言したケースも。それに比べたら『タイプロ』の荒れ具合はマシ…といったところか。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


「虎に翼」大団円へ…ブレない寅子、桂場、航一の名場面をありがとう
 桂場(松山ケンイチ)に真っ向から意見した航一(岡田将生)だが、心ならずも寅子(伊藤沙莉)にまで心配をかける事態に陥って...
桧山珠美 2024-09-21 06:00 エンタメ
悪評だらけの天才、平手友梨奈が遅刻やドタキャンを繰り返す本当の理由
 2022年12月に、鳴り物入りで韓国大手事務所「HYBE」傘下の「NAECO」に移籍したものの、今年8月、2年も経たず...
堺屋大地 2025-01-03 10:01 エンタメ
【写真特集】魔性の女こと葉月里緒奈の色っぽい流し目…
【この写真の本文に戻る⇒】真田広之も“シタ夫”経験者…裏切られたサレ妻が離婚後も「また一緒にいたくなる男」にある共通点
寅子フリーズ! 美佐江くりそつな美雪登場、意味深な微笑が恐怖をあおる
 元明律大学女子部の一同が、久しぶりに寅子(伊藤沙莉)の家で顔を合わせる。涼子(桜井ユキ)は司法試験に挑戦していた。皆、...
桧山珠美 2024-09-18 16:35 エンタメ
芸人はランジャタイ伊藤から学べるか 「地雷女」を避けるたった一つの方法
 ランジャタイ・伊藤幸司(38)が未成年との不適切な関係を持ったことを暴露され、芸能活動を休止した。過去を振り返れば、伊...
帽子田 2024-09-18 10:08 エンタメ
老眼鏡かける寅子。「最後はいい方に流れていく」発言にトラツバロス一歩手前…!
 香淑(ハ・ヨンス)は、原爆被害に遭った外国人への支援を始めることを決意する。一方、寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は...
桧山珠美 2024-09-16 14:00 エンタメ
秋元康との共通点も? 柏木由紀がすがちゃん最高No.1に惹かれた理由を考察
 9月11日、NEWSポストセブンが、元AKB48のゆきりんこと柏木由紀さん(33)と、お笑いトリオ・ぱーてぃーちゃんの...
伊藤健太郎は破局して正解! “小栗旬軍団”加入でバーター出演の機会にも恵まれる
 伊藤健太郎が帰って来ました。これは朗報です。あの不祥事からかれこれ4年。本人も充分反省しているようですし、そろそろ許し...
【写真特集】背中ぱっくりドレスを着こなす滝クリ。健康的な美脚も披露!
【この写真の本文に戻る⇒】滝川クリステルに「好きになれない」の声多数。バリキャリだけど同性ウケしないのはなぜ?
航一も明治生まれの男。娘に手を上げるのか!? と一瞬緊張が走ったシーン
 のどか(尾碕真花)の婚約者・誠也(松澤匠)が星家にやってくる。しかし、星家では航一(岡田将生)と優未(川床明日香)が優...
桧山珠美 2024-09-12 17:15 エンタメ
「東出昌大の再婚を叩いたら負け」なのか? SNS社会は彼に試されている…
 2015年1月、朝ドラ『ごちそうさん』で夫婦役を演じた杏と結婚して3人の子を授かるも、映画『寝ても覚めても』で共演して...
堺屋大地 2024-09-11 06:00 エンタメ
夫婦水入らずの何気ないシーンが描いたもの。爆速で進む物語、子どもたちは誰が誰やら…
 8年にも及ぶ「原爆裁判」を終えた寅子(伊藤沙莉)たち。竹中(高橋努)は渾身の記事を書き、よね(土居志央梨)と轟(戸塚純...
桧山珠美 2024-09-12 16:53 エンタメ
【写真特集】若っ!金髪姿の岡田将生。浴衣、くるんくるんパーマヘアも…
【この写真の本文に戻る⇒】岡田将生「ラストマイル」沼にハマる人続出!「虎に翼」との共通項も考察
岡田将生「ラストマイル」沼にハマる人続出!「虎に翼」との共通項も考察
この投稿をInstagramで見る 映画『ラストマイル』公式【大ヒット上映中】(@...
朝ドラ史上、いやテレビ史上に残る名判決シーン。「政治の貧困」の言葉が胸に突き刺さる
 昭和38年6月、桂場(松山ケンイチ)は最高裁判事のひとりに任命される。  竹もとで修業に励む梅子(平岩紙)、そし...
桧山珠美 2024-09-07 06:00 エンタメ
夕飯のカレーで描いた星家の“遠慮のない家族”への変化。入山法子の名場面を振り返り
 昭和37年1月、「原爆裁判」の原告のひとり、吉田ミキ(入山法子)が法廷に立つことを承諾。広島から上京してきたミキを、原...
桧山珠美 2024-09-05 17:30 エンタメ