高比良くるま“交際は認めて不倫否定”の不可解事情…「カジノ賭博&不倫疑惑」が同情されるワケ

更新日:2025-02-28 17:03
投稿日:2025-02-28 17:00

《今回の件を真摯に受け止め、自らを律する機会とするため、本日から当面の間、芸能活動を自粛させていただくことになりました》

 オンラインカジノ賭博が報じられた令和ロマンの高比良くるま(30)が、自身のXで活動自粛を発表したのは2月19日のこと。だが、その直後、今度は不倫疑惑報道に見舞われることに。これらが事実であれば、詰めが甘いとしか言いようがない。

 だが、昨年末に「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)を連覇したばかりのくるまに対して、「カジノ疑惑はともかく不倫については同情の余地がある」「活動自粛することはなかった」と、お笑い関係者の間では同情論が起こり始めているというのだ。

 一体、どういうことなのか。

「くるまは、2019年末から20年末にかけてオンラインカジノをしていたことを認めています。オンラインカジノは違法行為ですが、単純賭博の時効である3年が経過しているので、警察は事情を聴いただけで立件するつもりはなかったといいます。それを毎日新聞に報じられたことで、矢面に立たされたくるまは活動自粛せざるを得なくなったようです」(週刊誌記者)
 
 2月5日、吉本興業はコンプライアンス違反の疑いがあったとして、一部所属タレントの活動自粛を発表。このとき、オンラインカジノ賭博疑惑で警視庁から事情聴取を受けたとして活動自粛を発表したのは、双子漫才コンビ「ダイタク」の吉本大(40)と、「9番街レトロ」のなかむら★しゅん(31)であることが明らかに。

「ダイタクは昨年のM-1ファイナリスト、9番街レトロは民放で冠番組を持っているものの、一般的な知名度はまだまだなだけに、この問題はこれ以上広がらないと思われました。しかし、その後、毎日新聞が警察から事情聴取を受けた吉本芸人10人弱の中に、とろサーモンの久保田かずのぶとくるまが含まれていると報じたことで、大問題に発展していきました」(前出・週刊誌記者)

 カジノ疑惑での事情聴取が報じられると、くるまは劇場やテレビ出演、CMに影響が生じたことで、2019年から約1年間、オンラインカジノに手を出していたと謝罪し、活動自粛を発表。

■既婚女性の夫婦問題に巻き込まれた?

 爆笑問題の太田光(59)はこの件について、「(くるまが)見せしめ的なものに使われてしまっているとしたら、ちょっと気の毒だなと思う」と『サンデージャポン』(TBS系)でコメントしているが、「警察は初めから見せしめにするつもりはなかったはず」(前出・週刊誌記者)という。

 くるまにとってダメ押しとなったのが、「《スクープ》令和ロマン・高比良くるま、突然の活動自粛の裏に『既婚女性との不倫』1年以上にわたる交際が発覚 直撃の翌日に自粛発表」と、「NEWSポストセブン」に報じられた不倫疑惑だ。共通の友人の紹介で既婚者子持ちの女性A子さんと知り合い、くるまのアプローチによって23年夏頃から不倫関係がスタートし、半同棲生活を送っていたが、A子さんの離婚後、くるまが他の女性に乗り換えたことで破局したと報じられている。

 しかし、くるまはXで、《A子さんと交際していたのは事実ですが、不倫関係はありません》《記事の内容に一部齟齬があることを確認しております》《記事に登場する「友人」や「子供」の発言のコメントは全て事実ではなく、我々も困惑しています》と釈明している。

「交際は認めたものの不倫関係を否定するという不可解な釈明でした。実際のところ、A子さんとは、メディア関係者であるA子さんの夫の紹介で知り合い、その後、A子さんは夫との関係についてくるまに相談に乗ったことで交際に発展したと言われています。しかし、口外できないような夫婦の問題にくるまが巻き込まれてしまったということらしいのです」(お笑い関係者)

 世間で報じられている内容と実際のところは事情が異なると、一部でささやかれ始めているのだ。くるまはこの件について、これ以上釈明することはないという。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

  ◇  ◇  ◇

 くるまもとい、令和ロマンはこのまま消えてしまうのか。関連記事【もっと読む】「M-1グランプリ」2年連続V令和ロマン高比良くるま「違法カジノ」の波紋広がる…このまま消えるのか…で報じている。

エンタメ 新着一覧


なんて賢い子!“星家イチのオトナ”が優未だった件。27日あさイチに“料理男子”井上祐貴が降臨
 寅子(伊藤沙莉)と優未(毎田暖乃)は星家で暮らし始めるが、航一(岡田将生)の長男・朋一(井上祐貴)、長女・のどか(尾碕...
桧山珠美 2024-08-26 17:35 エンタメ
木戸大聖が世間に見つかってしまった!月9「海のはじまり」スピンオフでファン急増中
 めめ(目黒蓮)の体調不良が心配でなりません。現在、フジテレビ系月9「海のはじまり」に主演していますが、Snow Man...
寅子の「心が躍るような」結婚式。放送残り1カ月ちょっと、NHKにスピンオフで描いてほしいこと
 お互いそれぞれの名字を名乗ったうえで、「夫婦のようなもの」になることを決めた寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)。猪爪家...
桧山珠美 2024-08-24 06:00 エンタメ
平手友梨奈がHYBEと契約終了、2度目の退所で訪れる転機。神童が“本物”に返り咲く日
 平手友梨奈(23)が今月8日、韓国の大手芸能事務所「HYBE」日本本社のレーベル「NAECO」との専属契約を終了した。...
こじらぶ 2024-08-24 06:00 エンタメ
【写真特集】女子アナ時代、初々しい浴衣姿の田中みな実
【この写真の本文に戻る⇒】 なぜ田中みな実は「いらん一言」を放つのか。女優ヅラ発言の真意を考察
なぜ田中みな実は「いらん一言」を放つのか。女優ヅラ発言の真意を考察
 放送中のドラマ『ギークス〜警察署の変人たち〜』(フジテレビ系)にて、3人の主要キャラのうちの1人に抜擢されている田中み...
堺屋大地 2024-08-23 06:00 エンタメ
航一は本当に明治生まれなのか?「夫のようなもの」を許容できる男に疑惑
 航一(岡田将生)から、そこまで悩むのなら結婚をやめようと告げられた寅子(伊藤沙莉)。それは婚姻届を出す結婚をやめようと...
桧山珠美 2024-08-24 00:23 エンタメ
『ラヴィット!』に疑問の声。違和感たっぷりでもギャル曽根の「超ギャルル」を推すワケ
「日本でいちばん明るい朝番組」をコンセプトに、平日の朝に笑いと情報を届けている人気番組『ラヴィット!』(TBS系)。 ...
寅子版「自分会議」はユニークな演出だった! “ラスボス”百合さんに俄然注目
 結婚したら、自分か航一(岡田将生)のどちらかの名字が必ず変わることに、改めて気付いた寅子(伊藤沙莉)。  自分が...
桧山珠美 2024-08-20 15:30 エンタメ
【写真特集】ゆきぽよ、涙の水着謝罪&体重5キロ増の等身大パネル
【この写真の本文に戻る⇒】 ゆうちゃみの「オジサン転がし」を嫌悪するな。藤田ニコルも辿った一流ギャルタレントへの道
ゆうちゃみの「オジサン転がし」を嫌悪するな。藤田ニコルも辿った一流ギャルタレントへの道
 今をときめくギャルタレントである古川優奈こと「ゆうちゃみ」。『Popteen』モデルを経て『egg』の専属モデルを長年...
堺屋大地 2024-08-19 06:00 エンタメ
【写真特集】♥田辺誠一と大塚寧々の結婚発表会見♥(2005年撮影)
  【この写真の本文に戻る⇒】セレブとはなんぞや? 日本版「スカイキャッスル」の楽しみ方と“伸びしろだらけ”俳優
セレブとはなんぞや? 日本版「スカイキャッスル」の楽しみ方と“伸びしろだらけ”俳優
 本家韓国版「SKYキャッスル」に比べてチープ過ぎる、と酷評されている「スカイキャッスル」(テレビ朝日系)ですが、私は毎...
蠢く2組の恋模様。“台所公開プロポーズ”で攻める航一、漢・轟太一は堂々のカミングアウト
 直明(三山凌輝)と花江(森田望智)はそれぞれの同居に対する思いを語る。猪爪家を離れるのが寂しいと言う直明に対し、花江は...
桧山珠美 2024-08-17 06:00 エンタメ
論破王ひろゆき氏ばりに反論!直明の婚約者、放送終了間際でも爪痕を残す
 結婚しても同居を続けたいと主張する直明(三山凌輝)と、同居に反対する花江(森田望智)の対立は続いていた。どちらの気持ち...
桧山珠美 2024-08-15 16:20 エンタメ
再び東京編で“嫁姑”。花江はサザエさん、寅子はこんもりマダムヘアーに
 寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、互いの思いを確かめ合う。  そして昭和30年、東京に戻ることになった寅子は...
桧山珠美 2024-08-12 17:00 エンタメ