天国のおばあちゃんがAV好きに? 米国で起こった笑えないタトゥー失敗の裁判トラブル

更新日:2025-03-11 06:00
投稿日:2025-03-11 06:00
 アメリカといえば、タトゥー文化が根付いている国のひとつ。街を歩けば、腕や足、首、果ては顔にまでタトゥーを施している人を見かけることも珍しくありません。
 おしゃれ目的から信念を刻むためまで、その理由はさまざま。ですが、そんなタトゥー大国アメリカだからこそ、タトゥーの「失敗」は後を絶たないのです。
 そして、アメリカ人は失敗するとどうするか? そう、裁判を起こします! 今回は、タトゥーのスペルミスが原因でテレビ番組の裁判にまで発展した、ちょっと笑えるお話をご紹介します。

タトゥーの失敗で裁判沙汰に

 タトゥーは一度入れてしまうと簡単には消せません。それだけに、施術者のミスが取り返しのつかない事態を引き起こすことも。タトゥーのデザインミス、スペルミス、さらには施術中の事故など、トラブルは多岐にわたります。

 そして、アメリカでは「納得いかない!」とタトゥーアーティスト(彫り師)を相手に裁判を起こすケースも少なくありません。

 その中でも最近、話題に上がった事例のひとつが、アメリカの有名なテレビ番組「Injury Court(インジュリー・コート)」で取り上げられた、タラナさんの「I Love Granny」事件です。

タラナさんの悲劇:「おばあちゃん、大好き」のはずが…

 小学校で教師をしているタラナさんは、大好きだったおばあちゃんが亡くなったのを機に、「おばあちゃんとの思い出を一生忘れないように」と背中にタトゥーを入れることにしました。

 タトゥーのデザインはバラの花の中にメッセージを入れたもの。「I Love Granny Born 1st」(おばあちゃん大好き 初孫)というフレーズを刻む予定でした。

 しかし、完成したタトゥーを見たタラナさんの顔は一瞬で凍りつきます。なんと、タトゥーアーティストが痛恨のミスを犯し、「Born」のBを「P」に間違え、「I Love Granny Porn 1st」になっていたのです(Pornは、pornoやpornographyの略)。

 えっ…おばあちゃん、大のアダルトビデオ好きだったの!?

 もちろん、そんなわけはなく、これは完全なるスペルミス! 意味を正しく訳すと「おばあちゃん大好き アダルトビデオが一番」となり、タラナさんの背中には、おばあちゃんの品格を一瞬で吹き飛ばすタトゥーが刻まれてしまったのです。

【読まれています】日本の美徳すごい!便器に汚物箱…海外で体験した考えられないトイレ事情

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


眠りが浅くて心がザワザワ…熟睡したい!【専門家監修】「安眠」のための簡単ストレッチ&呼吸法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
花屋とお客様の間で断トツに多いトラブルは? 7万円の花束事案を振り返る
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に、毎日のように悩めるお客様がいらっしゃいます。花の管理や花合わせ、年中行事に冠婚葬祭の...
マウント女、人工天然女をスカッと撃退LINE7選。我慢は美徳の時代ではありません!
 女の敵は女。とにかくマウントを取らないと気が済まない人や、計算高く天然キャラを装う人…。  今回はそんなウザい女たち...
「人の仕事までやる人」の心理と対処法。しごできアピール?嫌がらせ?
 仕事を押し付けてくる人はウザいですが、逆に自分の仕事を奪ってくる人も厄介。スケジュールを立てていざ取り組もうとしたら、...
「更年期じゃね?」「おばさん、更年期(笑)」適当な情報を鵜呑みした女子大生たちが悪いのか?
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「性的合意」を描く舞台に主演俳優が思うこと。傷に蓋をしても「消える」わけじゃない【内田慈インタビュー】
 2024年、ドラマ『お別れホスピタル』や『Re:リベンジ-欲望の果てに-』などで深い印象を残した俳優の内田慈さん。現在...
子どもを産まない、欲しいと思えないのは人間失格? 51歳独女ライターの恐怖と願いと幸せ
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。この歳で独身だと「子どもは欲しくないの?」「子どもがいた...
夢の中へ行ってみようか
 その景色は、上を見上げた時にあるものだと思い込んでいた。  常識に縛られるな。
冬の港でイケニャンを発見! クールなたたずまいと“たまたま”にシビレる!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【女偏漢字探し】「姑」の中に紛れ込んだ漢字は?
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第88回「金運アップ」
【連載第88回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
「手あたり次第やらないとww」腹ん中でアラフォーの婚活バカにしてる? 爆死ワードがまぶされたLINE3選
 たとえ冗談を言える仲であっても「言ってはいけない言葉」は存在するもの。そんな爆死ワードを使えば、大切な友達や恋人を失う...
“即完売”のセザンヌ福袋5点セットで残念だったアレ。2948円→脅威の770円だったけれど【福袋メイク編】
 メイクが完成しちゃうアイテム5品が入ったセザンヌの2025年福袋「ラッキーパック」。A~Cの3種類で今回Aを購入しまし...
穏やかな主婦が知った「浮気より刺激的」なもの。人生初のパチンコで味わった「異世界のような」快感
 2年前に都内から引越し、湘南・辻堂で暮らす沙耶。注文住宅の家で専業主婦をする悠々自適の生活を送っている。しかし、刺激の...
夢の湘南「一軒家暮らし」で私が失ったのは何? 不便さの忠告に聞く耳持たず…腐っていく自分にゾッとする
 2年前に都内から引越し、湘南・辻堂で暮らす沙耶。注文住宅の家で専業主婦をする悠々自適の生活を送っているが、どこか物足り...
インスタでは好評なのになぜ? 「丁寧な暮らし」をする35歳女のホームパーティーに誰も来ないワケ
 吹き抜けの天窓から降り注ぐ昼下がりの穏やかな日差し。  熊田沙耶はまぶたを開け、シャバーサナから覚醒した。 ...