夫よ「育休=自由」じゃないんだよ! 病む寸前まで追い詰められた女たちの叫び

コクハク編集部
更新日:2025-04-27 06:00
投稿日:2025-04-27 06:00

こんなはずじゃなかったのに…精神的に追い詰められた女性たち

「子どもとのんびり過ごせていいね」などと思われがちな育休ですが、実際には子育てに追われ、睡眠や食事をとることもままなりません。

 そのため精神的に追い詰められてしまう人も…。

1.社会からの孤立感

「待望の第一子を出産し、いざ育休を取得してみると、社会からの孤立感を強く持ちました。毎日赤ちゃんと一緒に泣いていた気がします」(30代・IT関係)

 仕事に生きがいを感じている人ほど、育休中に社会からの孤立感を抱くようです。

2.名もなき家事の多さ

「ほぼワンオペの育休でした。育休中は、名もなき家事がまったく終わらず自分の時間はゼロ。

 夫に家事を頼みたいけれど、なかなか言い出せず、本当につらかったです」(30代・広告代理店勤務)

「家にいるから」という理由で妻がすべての家事を負担するケースもあるようですね。でも、育休中も家事は分担してほしいものです。

3. ホルモンの変化

「育休中も子育てを楽しめると思っていました。

 でも、実際には出産してからは感情の浮き沈みが激しくなり、相当追い詰められました。産後のホルモンの変化は侮れません」(20代・アパレル関係)

 妊娠中だけでなく、産後も女性の体のホルモンバランスは大きく変化します。育休中は、心の面でもしっかり夫にサポートしてほしいですね。

事前準備を孤独感に焦燥感…でも「しんどい育休」は永遠には続かない!

 育休の意味をはき違えている夫、社会からの孤立、赤ちゃんの世話に追われるストレスに、心が折れかかっている人もいるでしょう。

 でも大丈夫。しんどい育休には、必ず終わりが来ます。一人で抱え込まず、カウンセリングや、SNSなどで味方を見つけましょう。

 つらいのは今だけだと前を向いて、気楽に考えすぎず、そして自分を大切に進んでいってくださいね。

(2023年7月、2024年12月の初出を元に再構成)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


【3COINS】激推しシルクナイトキャップをかぶったらステラおばさん!? 髪の毛は艶しっとり、新たな悩みが…
 白髪対策でハイライトを入れているため、髪の毛へのダメージはなかなかのもの。ただでさえ、40代ともなれば、ハリやコシが乏...
うぅ…春の肌荒れがツラい。美的「日中美肌ケアセット」付録よ、アラフォーの肌を甦らせて!
 美的2025年4月号通常版の付録「日中美肌ケアセット」はファンデーションを買い替えようとしている私にピッタリの内容でし...
その願い叶えさせていただきます! “たまたま”様のおねだりにメロメロ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
シレッと人の居場所を奪う人の心理と対策法。悪意があるとは限らない?
 例えばパート先やママ友界隈でこちらのコミュニティに後から入ってきたのに、やたらとそのコミュニティを牛耳ってくる女性、い...
ひな祭りに「桃の花」を飾りたいけどムズイ! 桃以外に人気の枝ものと激推しニューカマー「ラナンキュラス」
 まもなくひな祭り。卒業式から始まる年度末商戦も2月の最終週から始まり、猫店長「さぶ」率いる我が愛すべきお花屋は不本意な...
「おニュー」は昭和言葉認定なの!? 若者キョトンなアラフォー“あるある”LINE5選
 愛すべき昭和の時代に生まれた女性は、平成、令和と3つの時代に順応しながら生きています。でも、やっぱり幼い頃に体に染み付...
10年前に買った水着で区民プールへ出陣! 更年期障害と闘うおばさんの体力作り
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
同僚、元カレ、親友…感謝しかない!「頑張って」より心の支えになった応援LINE3選
 緊張している同僚、落ち込んでいるパートナー、前進するのを怖がっている友達。そんな人を支えたいときは、こんな応援LINE...
職場で嫌われる5つのタイプ。距離を置きたいよ…1番苦手なタイプは?
 どこの職場でも、「あの人とは距離を置きたいんだよね…」と周りから嫌われている人ってひとりやふたりいますよね。今回はどこ...
人生、時に足元を見よう。道端の“たまたま様”が厳かに「撫でるがよい」
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
転職10回以上、それでも非正規雇用から抜け出せない。51歳独女が語る『就職氷河期』の理不尽な現実
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。最近何かと話題になっているバブル崩壊後の「就職氷河期世代...
育ちがいい人がしないこと7選。無意識でも出がちな“その差”は何にある?
 育ちがいい人と育ちが悪い人、その差は一体どこにあるのでしょうか。今回は、育ちがいい人がしないことを7つ紹介します。逆に...
遺されゆくものに時間はゆっくりと過ぎてゆく
 岩手・陸前高田市の震災遺構「奇跡の一本松」と「ユースホステル」にて
【動物&飼い主ほっこり漫画】第91回「院長のオシゴト」
【連載第91回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
【女偏漢字探し】「禍」の中に隠れた漢字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...