上京して人生変えたい…アラサーが陥る「勘違い」と「モテるため」のファイナルアンサー

内藤みか 作家
更新日:2025-05-01 06:00
投稿日:2025-05-01 06:00

積極的に行動する必要

 再び失恋し、かなり落ち込んだA子さんは、やっと「東京に行けばなんとかなるなんて間違いだった」と気づきました。背伸びをしてホステスになっても、なかなか本命にはしてもらえず、世の中そんなに甘くないと思い知らされたのです

 A子さんのように、東京に行きさえすればと思い込んでいる人がいますが、それはもちろん間違いです。

 目標を決め、情報収集をして、才能を活かせるチャンスを自分から探す行動力が必要なのです。

紆余曲折を経てたどり着いた結論

 その後A子さんはホステスを辞め、東京の下町の小さな輸入代理店の事務職として働き始めました。地方にいた時も事務員だったので、スキルを活かせる仕事を選んだのです。紆余曲折ありましたが、無理せず働ける居場所を見つけられたのです。

 そして恋愛についても、ご縁があれば、と穏やかな気持ちで考えられるようになりました。すると焦ってガツガツしていないA子さんに魅力を感じ、何人もの男性がアプローチしてくるようになりました。

 ごく普通の仕事ではありますが、A子さんはやりがいを感じています。生き生きと働く彼女に社内の男性たちが熱視線を送っています。

 等身大、ありのままの自分のままのほうがモテるということに、A子さんは気づき始めています。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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