更新日:2025-05-02 06:00
投稿日:2025-05-02 06:00
これまでのあらすじ
直美さん(45歳主婦/子供ナシ)は、水商売から保険会社を経て、34歳のときに資産家の勝久さん(55歳)と結婚。しかし、結婚生活は幸せとは言いがたかった。義両親は優しかったが、勝久さんは資産を守るため、直美さんには「月に4万円」しか小遣いを渡さないケチ男のうえ、家事は任せっぱなし。
次男の嫁である義妹からは「金や遺産目当て」と罵られる始末。
何よりもつらかったのは、不妊治療を続けても子供ができず、45歳になったのを機に諦めたタイミングで、義妹の娘が「授かり婚」で子供を出産したことだ。両親は「ひ孫ができた」と大喜びだったという。
そんな時、いつも優しく接してくれる夫の実弟・浩介さん(50歳水道修理業/バツイチ)と男女の関係になってしまい…。
気になる続きの前に、第1話はコチラからお読みいただけます。
ホテルの駐車場で待ち合わせ
直美さんは語る。
「浩介さんに告白された日を境に、私の生活は一変し、翌週にはラブホテルで男女の関係になりました。人目につかないよう、実家から離れた新宿区のラブホです。万が一のことを考え、それぞれの車で新宿に向かい、ホテルの駐車場で待ち合わせました。
同居する義両親や夫には、『介護で困っている知人の手伝いで、給料ももらえるから』と嘘をつきました。浩介さんは営業先から直帰と言ったようです。身勝手で冷淡な一面のある夫と違って、浩介さんは他人に配慮できる優しい男性。それでいて情熱的に私を愛してくれて…。
一度関係を持ってしまうと、私のほうが夢中になって、彼から離れられなくなってしまったんです」
直美さんは困ったように苦笑する。幸せだが「バレたら、人生終わり」と、不安と隣り合わせだという。
ラブ 新着一覧
近年では、「男は稼ぎに出るから、女は家を守れ!」なんていうタイプの男性は少なくなりましたよね。実際に、男性側が育休を取...
最近話題のChatGPT。米OpenAI社が2022年にリリースしたテキスト生成AIのサービスです。
皆さんは...
30代も半ばに差し掛かったのに、結婚どころか彼氏すらできない……と焦っている女性も多いのでは? 今回は、30代になって...
怖がりといえば、女性に多いイメージがありますよね。でも、意外と男性でも怖がりな人は多いものです。今回は、同じ怖がりでも...
婚姻率が下がりっぱなしだとか晩婚化だとか言われますが、愛する人と生きる日常ってやっぱり尊い! 今回は読むだけで幸せ夫婦...
40代を超えた女性の中には、できれば忘れたい恥ずかしい「恋愛黒歴史」が一つくらいあるもの。大人になった今だからこそ、笑...
夫婦喧嘩といえば、「浮気」や「性格の不一致」が思い浮かびますよね。でも、侮れないのは「料理にまつわる夫婦喧嘩」。今回は...
最近は、結婚しない女性が増えてきています。「寂しくないのかな?」と思う一方、羨ましく感じる既婚者も少なくないのではない...
「冷酷と激情のあいだvol.156〜女性編〜」では、不倫の末に結婚をした和美さん(43歳・仮名)が、夫であるフミオさん(...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「こう答えてほしい」「こっちの気持ちを分かって!」という意図を感じる“察してLINE”が送られてきたら、あなたはどう対処...
離婚後の元夫婦というと険悪なイメージがあるでしょう。もちろん、泥沼裁判まで発展した離婚なら険悪な関係で終わりそうですが...
好きな男性といいムードになったときに「ヤバ! 今日の下着最悪なんだった……」と焦った経験はありませんか? 今回はそんな...
お金持ちな男性と付き合っている女性は、うらやましいですよね。交際中は奢ってもらえたり、結婚すれば大きな安心を得られたり...
じわじわと浸透しているかもしれないママ活。パパ活の逆で、若い男性が年上の女性とデートをして、お小遣いをいただくものです...
一昔前までは、30代で結婚していないと「かわいそう……」なんて思われちゃう時代でした。でも今は、独身を謳歌する女性も増...