人格否定されてる?「ダメ出しがつらい」と感じる心理。落ち込む前にこう対処して!

更新日:2025-05-09 06:00
投稿日:2025-05-09 06:00

ダメ出しがつらいときの対処法

 では、ダメ出しをされてつらいときはどのように対処したらいいでしょうか。ここでは、ダメ出しをされてつらいときの対処法を3つ紹介します。

1. 第三者目線で聞いてみる

 自分以外の誰かが、仕事で何か不備を指摘されているところに出くわしたとき、「あ、この人怒られてる」「人格否定されてる」と思いますか? 恐らく、ほとんどの人は特に何も思わないのではないでしょうか。それなのに、自分が仕事で何か指摘されると「人格否定されているようで、しんどい」と感じてしまうのが、人間。自分のことになると客観的な視点が抜けてしまいます。

 それを逆手に、自分がダメ出しされているときも「自分ではなく他の人が指摘をされている」という視点で相手の話に耳を傾けることで、客観的に指摘を受け取れるかも。淡々とミスを指摘されているだけで、全くもって落ち込む必要がなかったことに気づける可能性アリ。

2. 相手がダメ出しする目的を分析

 相手がダメ出しする理由や目的を分析してみるのもおすすめ。上司・先輩があなたの仕事に指摘をするのは、あなたに意地悪をするためでしょうか。大抵の場合、そんなことはないはずです。「大口の顧客に見せる資料だから」「提出先の相手が重箱の隅をつつくタイプで、論理的に説明をしないと納得してくれないから」「今回の成果物が評価にダイレクトに響くから」などなど、ダメ出しをするのには背景が何かしらあります。

 それが分かれば、「自分自身を否定されているワケではない」と思えて精神的なダメージも抑えられるのではないでしょうか。

3. 「あ〜、また言ってるよ」と心の中で流す

 なかには、意地悪や悪意でダメ出しをしてくる上司や先輩に悩まされている人もいるかもしれません。そのような場合は、あなたが落ち込めば落ち込むほど、相手の狙い通りに。

 いい大人が嫌がらせ目的でダメ出しをしてくるようなら気にする必要はありません。「あ〜、また言ってるよ」「こんな嫌がらせでしか心を満たせないなんて、可哀想な人なんだな」と流してしまってOK。真に受けて自分が悲しい気持ちにならないよう自己防衛しましょう。

ダメ出しがつらいなら、一度他人事として聞いてみて

「仕事でダメ出しされてつらい」と感じるなら、まずは他人事として指摘を受け止めてみて。

 つらいと感じるのは、自分自身を否定されている気分になってしまうからかも。第三者目線で話を聞くようにすれば、案外ダメージを食らわないようになるかもしれません。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


黄色いドライフラワーで「金運」アップを! 置いちゃいけないNGゾーン。埃まみれは問題外です【専門家解説】
 お花を飾りたい気持ちはある。それなのに…気づけば水は干上がり、葉っぱもカリカリ。そんな経験ございませんか?  ワ...
毎日バレー2時間って部活か!?地獄の「PTA役員」5つの体験談
“PTA役員”と聞くだけでゾワッとする保護者は少なくないはず。その理由の大半は、このような地獄体験が待っているからでしょ...
大容量コスメで“損”をする? お金がたまらない人がやりがちな「美容アイテム」のワナ【美容家監修】
 物価高なのに、所得は満足に上がらない我が国ニッポン。その影響は、日々の美容費にも。  しかし「おトク」だけを意識...
夏休み目前! 旅行で失敗したこと、2位は「移動」問題。老体に“夜行バス”はもう無理~
 旅行中、「ここは節約しよう」とケチったことであとから後悔した…なんて経験はありませんか? 「なんであのとき、もうちょっ...
スキマに夢中な“にゃんたま”くん、向こうに何が見える?「もう一つの世界があるにゃ」
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
あれ、意外と楽しい? PTA役員をやってよかったこと6選。変な校則を改定、学校のマル秘情報もゲット
“PTA役員”と聞くと、「なりたくない」「面倒くさそう」とネガティブな感情が湧く保護者が多いでしょう。しかし、「なってみ...
キャー!ガチで恐ろしかった5つの体験談。義父が亡くなった日、義母がニヤリと笑っていた
 あなたがこれまでの人生でいちばん怖かった出来事はなんでしょうか? 霊的な体験、人間の恐ろしさなど、今回はさまざまな“ゾ...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第100回「お散歩のバイトだワンワン」
【連載第100回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽの...
独身と既婚、正反対な女ふたりの悲しい共通点。高級ディナーより“551の肉まん”が羨ましい理由
 実久は妻子ある男性と交際をしているが、その日は彼に「仕事が入った、先に行っていて」と言われ、大磯のプールリゾートに先乗...
仕事や恋に謳歌する私と、髪を振り乱して子育てする彼女。本当に「幸せ」なのはどっち?
 実久は妻子ある男性と交際をしているが、その日は彼に「仕事が入った、先に行っていて」と言われてしまう。大磯のプールリゾー...
子供の粗相は許して当然? 鼻につく母親の口ぶり…私は「子連れの女」に同情することにした
 東海道線・グリーン車で都内から1時間弱。それからバスで10分くらい。やっとたどり着いたのは、歴史あるのどかなリゾートホ...
プロ童貞の足が「渋谷」から遠のいたワケ。行かなくなった街と人気が出た街、どう違う?
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(65)。多忙な現役時代を経て、56歳...
夫が「子育て」のこと全然わかってない! 妻が心底ゲンナリした無知発言
 男性も育児に関わるようになった時代ですが、まだまだ女性がメインでしている家庭は多い様子。そして夫の一言に「子育てわかっ...
“謝罪”LINEにイラッ「ごめんねww」って笑いごとじゃないのだが?
 自分が原因の問題に対して謝罪をするとき、心をこめないとかえって相手を怒らせてしまいます。文字や絵文字でしか伝えられない...
マジ最悪! “隣人ガチャ”大ハズレ、悪夢の引っ越し体験談。浮気相手が隣ってどんな確率?
 異動や転職、結婚などで新生活をスタートさせる際、引っ越しをする人もいますよね。その際、隣人ガチャでハズレを引き、トラブ...
漫画かよ!本当にあった「超高額」プレゼント。場末のスナック嬢からセレブに大逆転
 夜職のお姉さんお兄さんが、お客さんから超高級なプレゼントをもらっていたり、札束で会計をしている。そんな動画、見たことな...