更新日:2025-07-02 11:46
投稿日:2025-06-03 06:00
外回りので一緒に歩かないのはなぜ?
入社以来、目に余る行為が立て続けに起こったにも関わらず、優子さんはM美さんを叱ることはありませんでした。一体なぜなのでしょうか。
「最近の若い子は、叱るとすぐに辞めてしまうと言います。なのでM美さんのことも、叱らずに指導していきたいと思っていたんです。地道にコミュニケーションを取っていけば、いつかわかってくれると思ったんですけどね……」
そんな我慢強い優子さんでしたが、ついにM美さんに見切りをつける出来事が起きます。二人で営業先を回ったときのことです。
「人と一緒に移動するときって、普通並んで歩きますよね。ところがM美さんは、私の2メートルくらい後ろをついてくるんです。私が歩くスピードを緩めると、M美さんもさらにゆっくりになる。私とコミュニケーションを取る気がないんだなと確信しました」
契約終了通告後も、勤務態度は変わらず
試行錯誤しながらM美さんに指導してきた優子さんでしたが、さすがに呆れ果て、『この子はどうせすぐに辞める』と割り切って接するように。案の定、M美さんは試用期間の3カ月で契約終了となりました。事実上のクビです。
「M美さんが仕事をしない・人とコミュニケーションを取る気がない姿は、会社の全員が見ていたので、クビを疑問に思う人はいませんでした。すごいのは、契約終了を言い渡されても、M美さんの勤務態度が何一つ変わらなかったこと。すごいメンタルですよね」
最後の勤務日、M美さんはいつも通り「お疲れ様です」と言い残し、去っていったそうです。
「今は笑い話ですけど、当時は彼女にかなりのストレスを感じていました。人事には『ビジュアルだけで採用するな』と文句を言いたいです」
M美さんが現在何をしているかはわかりませんが、婚活がうまくいったことを祈ります。
ライフスタイル 新着一覧
「暑い!」というより「痛い!」が正しいような気がする今年の夏。
外に出かけようものなら「命懸けかい?」と、ためら...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
日本とは違った体験や景色が味わえる、それが海外旅行の魅力。しかし、その“違い”が思わぬトラブルを呼ぶこともあるんです。...
2025年参院選で争点のひとつに「就職氷河期世代」の支援策もかかげられた。
1993年から2005年にかけて社...
令和を迎えた今の時代にも、姑の行動に深刻な不快感を示す妻もチラホラ…。一方、激しい対立をするほどの事柄ではなくても妻が...
「えっ、ブラ紐見えてたかも…?」ふとした瞬間に自分のブラ紐が見えていることに気づくと、恥ずかしさで焦ってしまいますよね。...
色々な理由で帰省をしない人はたくさんいます。帰りたくない理由があるのなら、無理にしなくていいのかも。
(コクハク...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
【連載第101回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!
「しっぽの...
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
「LINEに救われた」という経験、あなたにもあるのではないでしょうか? 連絡手段として用いられるLINEが、救世主のよう...
夏休み、家族や友人と旅行に出かける人もいるでしょう。でも、意外に知られていないNG行動のせいで、恥をかくことも…。
...
自分が幸せの中にいるとき、周りに話したくなったりアピールしたくなったりする人もいるはず。でも、相手に「ウザい」と思われ...
「スナックのママって、そんなに美人いないよね」
これ、みなさんも思ったこと or 聞いたことないですか? 私は...
夏といえば怪談。その中でも近年、特に目立って増えているのが「事故物件」をテーマにした話だ。
松原タニシの実話怪...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
















