永野芽郁vs芸能マスコミの終わりなき“不倫騒動攻防戦”…「かくかくしかじか」舞台挨拶シャットアウトで激化へ

更新日:2025-05-15 17:03
投稿日:2025-05-15 17:00

 二股不倫騒動で注目を集める永野芽郁(25)主演映画「かくかくしかじか」(16日公開)の初日舞台挨拶は報道陣シャットアウトで行われる。

「スキャンダルの渦中にあるタレントが舞台挨拶に出演する際、『作品と関係のない質問は控えるよう』などと通達があったりして、物々しい雰囲気に包まれることは少なくありません。それでも、報道陣からスキャンダルに関する質問が飛んだりするため、最初から出禁にしようというのかも知れません」

 とは、騒動を取材する某週刊誌の芸能デスクはこう続ける。

「今年1月に開かれたフジテレビの港浩一社長(当時)会見が出席を記者クラブ加盟社に限定し、週刊誌などを締め出したのと似てますね。それで批判がさらに強まり、会見やり直しとなり、10時間超の大紛糾の会見となった。そうした例を永野芽郁サイドは知らないのでしょうか、知った上で締め出しを決めたのでしょうか」などと疑問を投げかけた。

 舞台挨拶は東京都・丸の内ピカデリーで午後4時35分の回と午後5時30分の回の上映後に行われ、永野は2回とも登壇すると見られている。この作品だけではないが、HPに「登壇者は予告なく変更される場合があります」との但し書きがあり、欠席の可能性もある。だが、「不倫騒動を『誤解』と突っぱねている以上、不倫を理由に舞台挨拶を欠席することができないという自縄自縛に陥っているのかもしれない」(スポーツ紙記者)との読みもある。

 とはいえ、今回の不倫騒動は広く世間に知れ渡っているため、来場する観客がスマホなどで永野を撮影し、SNSで拡散させる可能性が指摘されている。締め出された記者の中には、永野が劇場に出入りする姿を捉えようと狙ったり、直撃取材を試みる人もいそうだ。報道陣シャットアウトが騒動に火に油を注ぐような展開の気配すら漂う。

■渦中の永野芽郁は憔悴し、ゲッソリ…

 そうした包囲網の中、永野の関係者らも周囲への警戒を強めているようだ。13日配信のNEWSポストセブンは、永野がラジオ「永野芽郁のオールナイトニッポンX」生出演のあった5月12日深夜、ニッポン放送では複数のスタッフが警備にあたり、最寄り駅の方までチェックする厳戒態勢だったと伝えた。

 永野はいつも通りの放送を貫いたものの、車に乗り込むときにダッシュするなどする姿は度重なる報道に憔悴し、ゲッソリしているようにも見えたという。ひと昔前まで、こういうスキャンダルがあると記者会見を開くのが慣例で、それが区切りとなって収束したが、いまはその慣例もなくなり、いたちごっこが続いていく。芸能評論家の中野義則氏が言う。

「永野芽郁さん、と言うより所属事務所が後手、後手に回っているように見えるのはどうしてなのでしょうか。不倫は、それが疑惑でもタレントにとって大切なイメージを損ないかねず、迅速かつきめ細かな対応が必要でしょうに、そうしたマネジメントをしているようにはとても見えません。芸能人が最も大切にしなければならないのは、世間から嫌悪感を持たれないことだと思います。たとえスキャンダルを報じられても、犯罪以外であれば、記者会見などで誠実に取材対応をすれば嫌悪感を持たれず、収束させることができます。報道を否定し、それを貫こうというのも戦略なのかも知れませんが、時間の経過とともに騒動が沈静化するのを待っているとすれば、浅はかだと思います」

 かくして、騒動収束のタイミングが見えない状況がつづく。

  ◇  ◇  ◇

 記者会見を開かないのは悪手だとなぜ気づかないのか? 関連記事【もっと読む】「永野芽郁、三山凌輝、中居正広氏など“渦中の人物”が頑なに記者会見を開かない理由…弁護士が推察」…では、最適解に気づかない面々について伝えている。

エンタメ 新着一覧


刮目!伊藤沙莉“静”の演技、「佐田優三 仲野太賀」表示も期待は泡沫に…
 これまでの後悔と秘密をすべて打ち明けて、直言(岡部たかし)は安らかに亡くなった。  寅子(伊藤沙莉)は何事もなか...
桧山珠美 2024-05-30 19:10 エンタメ
古谷徹は“あの役”降板?声優不倫騒動の後始末、カギは「キャラの私物化」
 レジェンド声優・古谷徹(70)の不倫報道が世間を騒がせている。 『文春オンライン』よって報じられた37歳年下女性...
優三も草葉の陰で苦笑い? 前代未聞な別れの“懺悔”は直言らしい名場面に
 直言(岡部たかし)は栄養失調と肺炎でもう長くはないと診断される。直言が大事なことを隠していたと知った寅子(伊藤沙莉)の...
桧山珠美 2024-05-30 18:50 エンタメ
「見るんじゃない」と直言。ダチョウ倶楽部の“押すなよ、押すなよ”を彷彿
 直言(岡部たかし)の体調が優れない。寅子(伊藤沙莉)と直明(三山凌輝)はマッチ製造の仕事を紹介してもらい、はる(石田ゆ...
桧山珠美 2024-05-28 15:30 エンタメ
視聴率苦戦だから失敗に物申す!山下智久と錦戸亮、5年ぶり民放作の意義
 山下智久(39)が主演を務める「ブルーモーメント」(フジテレビ系)、錦戸亮(39)がキーマンとして出演する「Re:リベ...
こじらぶ 2024-05-25 06:00 エンタメ
「おいしいものは一緒に」出征前の河原デート。はて?初回を思い出すと…
 寅子(伊藤沙莉)は訪ねてきた後輩の小泉(福室莉音)から、女子部が閉鎖されることになったと知らされる。  今年は高...
桧山珠美 2024-05-24 15:30 エンタメ
優三の優しさシャワー全開!寅子のゴロゴロ床入り作戦も大成功だった神回
 昭和17年3月。直言(岡部たかし)の工場は軍からの注文が途切れず、順調に稼働を続けていた。戦時下で食べ物が貴重になる中...
桧山珠美 2024-05-21 15:30 エンタメ
朝ドラヒロインは「大日本国防婦人会」と揉めるのがお約束
 結婚した寅子(伊藤沙莉)は弁護の依頼も来るようになり順調な日々を送る。  ある日、手伝いとして働くよね(土居志央...
桧山珠美 2024-05-20 15:30 エンタメ
角界一の美容力士・翔猿らが明かした脱毛&モテ事情、全力で推したいのは
 圧倒的な強さと精神力、鍛え抜かれた筋肉美、昭和の名横綱“ウルフ”千代の富士、整った顔立ちと沸き立つ色気がたまらない“各...
「僕じゃ駄目かな」あすなろ白書のキムタクを想起、優三渾身のプロポーズ
 寅子(伊藤沙莉)は、弁護士として社会的な信用を得るためにお見合いをさせて欲しいと直言(岡部たかし)とはる(石田ゆり子)...
桧山珠美 2024-05-20 15:02 エンタメ
事件はいつも「あの階段」で起こる! 岩ちゃん演じる花岡もう婚約
 晴れて弁護士になったが、女性であることを理由になかなか依頼をしてもらえない寅子(伊藤沙莉)。「女の幸せより大事なものか...
桧山珠美 2024-05-20 15:02 エンタメ
炎上芸人・粗品は松本人志にビビってない!キンプリへの暴言も計算済み?
 2018年にコンビとして『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)のチャンピオンとなり、2019年にピン芸人として『R-1ぐ...
堺屋大地 2024-05-15 06:00 エンタメ
「握手」の演出に伏線?寅子と花岡は友情の証、優三のそれとは真逆だった
 寅子(伊藤沙莉)の1年先を行く花岡(岩田剛典)は司法修習後の試験に合格。どうしても早く伝えたいと寅子に電話をしてきたの...
桧山珠美 2024-05-14 16:00 エンタメ
あぶ刑事ヒットならドラマ化も?柴田恭兵の“枯れた老人”は世を忍ぶ仮の姿
 先月までNHK-BSで放送していた「舟を編む~私、辞書つくります~」はなかなか素敵なドラマでした。  三浦しをん...
映画『広末涼子』(仮)の鳥羽氏は中盤キャラ?スキャンダル史まだ続く説
 昨年6月、人気シェフ・鳥羽周作氏とのダブル不倫が報じられ、無期限の謹慎処分を受けていた広末涼子。その後、夫だったキャン...
堺屋大地 2024-05-11 06:00 エンタメ
花岡(岩ちゃん)、寅子に匂わせプロポーズ!?でも黄色いバラの花言葉は…
 とうとう合格した寅子(伊藤沙莉)、先輩の久保田(小林涼子)、中山(安藤輪子)。そして寅子と合格者が3人も出たことで、廃...
桧山珠美 2024-05-10 15:30 エンタメ