夫の浮気は6回、女性からDMも…芸能人の不倫報道のように「制裁を下したい」と願う40歳主婦の苦しみ

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-05-24 06:00
投稿日:2025-05-24 06:00

浮気相手からDMが

 現在、夫のツヨシさんは10歳ほど年下の女性と浮気をしていると話す佳奈さん。

 なんと先日、佳奈さんのSNSに相手の女性から『離婚をしてください。彼と一緒になりたいです』という切実なダイレクトメッセージが届きました。

「またかって感じで、そこまで衝撃は受けませんでした。でもやっぱり浮気をやめてほしいっていうのは根底にあるんですよね。

 今は昔と違って、不倫は倫理的に厳しく制裁を受ける時代じゃないですか? だから芸能人の不倫がニュースになるたびに、夫にわかってほしくて大騒ぎしてみせるんですけど。痛くも痒くもないみたいなんです」

収入面が不安

 つい先日40代を迎えた佳奈さんは、このまま夫の浮気に耐えながら人生を終えていくのは嫌だと、離婚も覚悟の上で夫の浮気をやめさせる決意を固めました。

 しかしそこでネックになっているのは、収入面だと話します。

「月並みな話ですけど…、これまでほとんど働いた経験がない私は、離婚をしたところで娘とふたりで今の生活水準を維持するだけの収入が得られないんですよね。

 夫は養育費を払うでしょうけれど、それだけじゃ生活水準がガクンと下がってしまうので…。それがネックで、離婚に踏み切れていないんです。

 夫はそれを見越して浮気を続けているのかもしれないから、とても悔しい。でも今さら何かのスキルを習得したりイチからキャリアを積み直したりするパワーは私にはありません」

話し合いをしても…

 友人に相談をしたところ「何か資格を取ったら?」と勧められたそうですが、それもやる気が起きないと話す佳奈さん。

「更年期を迎えるとこんな感じですか? 20代や30代の頃よりも、新しいチャレンジにやる気もガッツも出てきません。

 でも夫の浮気は、やめさせたい。芸能人が不倫の社会的制裁を受けるように、夫にも制裁を下したいんです。

 ずっと同じ悩みを抱えて結婚生活を続けることに、正直なところもうかなり疲れました」

 佳奈さんは、浮気を続ける夫の本当の事情が分かれば、解決策が見つかるのではないかと、夫と話し合いを繰り返しましたが、なんの解決にも改善にも至らないと深くため息をつきました。次回に続きます。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


ホールケーキとアクセ?女を知らないロクデナシ男にドン引き
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
涼香 2022-04-13 17:33 ラブ
いい女になりてー!本命彼から放置プレイされない女性の特徴
 出会った頃や付き合いたてはラブラブだったのに、たった数カ月でカレから何かしてもらう機会が減ったり、何だか大事にされてな...
若林杏樹 2022-03-23 06:00 ラブ
外デートしようよ!インドア派の彼氏を連れ出すアイデア5つ
 アウトドア派の女性の場合、彼氏がインドア派だとどうしても「一緒にいてつまらないな」と感じてしまうことってありますよね。...
恋バナ調査隊 2022-03-23 06:00 ラブ
目指すは愛され彼女♡ 彼氏をベタ惚れにさせる7つの方法
 彼氏ができたら「もっと愛されたい」と思うのは、自然なことですよね。とはいえ、いったいどんな女性になれば、男性から深く愛...
恋バナ調査隊 2022-03-22 06:00 ラブ
バツイチから学ぶ“離婚しやすい女性”の特徴、共生婚の選択肢
 周囲の友達が離婚すると「私の結婚生活は長続きするかな?」なんて、不安になってしまいますよね。そこで今回は離婚経験のある...
恋バナ調査隊 2022-03-21 06:00 ラブ
「恋愛するの疲れた」彼氏とうまくいかない原因ってなに?
 好きな人ができてもいつも恋愛がうまくいかずに「もう疲れた……」と、思い悩んでいる女性は多いようです。そこで今回は、そん...
恋バナ調査隊 2022-03-21 06:00 ラブ
男ウケ最悪!? 彼氏が彼女に着てほしくないと思うNGコーデ6選
 ファッションに対する男女の感覚は、少し違うようです。女性側がどんなに可愛いと思って着ていても、男性側は引いている……な...
恋バナ調査隊 2022-03-20 06:00 ラブ
新婚なのにセックスレス…子作りに消極的な夫、焦る34歳の妻
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2022-03-19 06:00 ラブ
新婚だけど妻を抱けない…自分の選択を後悔する32歳夫の告白
「冷酷と激情のあいだvol.82〜女性編〜」では、新婚早々のセックスレスに真剣に悩む妻・瑞季さん(仮名・34歳女性)の苦...
並木まき 2022-03-19 06:00 ラブ
次こそ浮気する気がない男をゲットする!浮気男の特徴も解説
 誰だって、浮気しない彼氏と付き合いたいものです。でも、現実は理想と違って、交際後に裏切られて傷つけられた経験がある人も...
恋バナ調査隊 2022-03-19 06:00 ラブ
彼は遊び? 不倫相手の本気度を確認するポイント5つ&リスク
 恋愛をしている人の中には、相手が既婚者でいわゆる「不倫」と呼ばれる関係にどっぷりはまっている人もいるでしょう。「いけな...
恋バナ調査隊 2022-03-18 06:00 ラブ
肉食系男性が好きな4つの女性タイプ&本気にさせるテクも♡
 押しが強くて手が早い……。そんな“やんちゃ”な印象のある肉食系男性ですが、男らしい一面や女性を楽しませる方法を知ってい...
恋バナ調査隊 2022-03-17 06:00 ラブ
ホスト張りの“店外デート”を仕掛けて…恋愛を仕事にする男が急増中
 ホストクラブのホストが女性客に好意があるかのように振る舞い、彼氏だと錯覚させることを色恋営業といいます。コロナ禍以降、...
内藤みか 2022-03-17 06:00 ラブ
“未練の呪縛”を解く!忘れられない人への未練を断ち切る方法
 昔、好きだったあの人が忘れられない……。そんな恋愛経験がある女性は多いようです。でもそれって、今の恋愛と比較してしまう...
恋バナ調査隊 2022-03-17 06:00 ラブ
深酒は二流の証!ロクデナシ男がやりがちな“諭吉様”の使い方
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越...
涼香 2022-04-13 17:32 ラブ
彼女に直してほしい! 男性の本音5つ&指摘された時の対応
 違う価値観の男女が付き合うと、お互いに言いたいことが溜まってしまう場合もあるでしょう。でも、それを2人で話し合って相手...
恋バナ調査隊 2022-03-16 06:00 ラブ