黒谷友香、50歳目前で感じる“服選び”の変化「ファッションは失敗してもいい」ステキでいられるコツとは?

望月ふみ
更新日:2025-06-13 06:00
投稿日:2025-06-13 06:00

自分の「狙い所」を見せられる服選びを

 ベースは20代とか30代で作られると思うんですけど、そこからも、自分の範疇じゃないところのアドバイスを聞いたり、意外と着てみたら似合うと試したり、どんどん自分を広げていくのも楽しいと思います。たまに失敗してもいいと思うし。

 年齢を重ねていくことに関しては、たとえばお尻が隠れるデザインのものを選んだとして、フォルムをよく見せようとして選んでいるのか、ただなんとなく着てしまっているのか、どちらなのか。自分の狙い所をちゃんと見せられるような服選びをしたほうが、ステキな自分をずっと保っていけるかなと思います。

――なるほど。

 あとは若いときとは違って、フォーマルな場所へも出ることが多くなって来ると思うので、質のいいものを1着持っていると、それを着回すことができるし、安心感にも繋がると思います。カジュアルなだけで生活できていた年代とは、また違った服選びも必要になると思います。

92歳の大先輩、仲代達矢のパワーに感化

――年齢を重ねることによって、見えてきたことはありますか?

 周りの方々がどれだけ自分を支え、導いてきてくれたのか、今の年代になってからのほうが感じやすくなったと思います。だかこそ、人とのかかわり方がより大事になってくる気がします。

――多くの先輩方に出会ってきたと思いますが、なかでもステキな先輩を挙げていただくことはできますか?

 仲代達矢さんにご縁があって可愛がっていただいています。仲代さんは、5月末から能登で舞台があるんです(現在、無名塾で「肝っ玉おっ母と子供たち」を公演中)。

――仲代さんは92歳で現役ですよね。

望月ふみ
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70年代生まれのライター(ときどき撮影)。映画やドラマ、タレント本などのエンタメ関連記事を執筆。現在はインタビューが中心で、月に20本ほど取材。ねこ検定上級、2級愛玩動物飼養管理士取得と愛猫家街道をばく進中。

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