『バチェラー6』第3話を正直レビュー! いまだ久次米さんのツボがわかりません。決め手は「LOVE」より「自然体」なのか? となると…

中村未来 ライター
更新日:2025-06-13 06:00
投稿日:2025-06-13 06:00

“演じてない久次米さん”が見られた気がした

 続いて、2ショットデートに誘われたのは、辻󠄀本さんでした。他愛もない会話(いい意味で)が続いていましたが、久次米さんが自然に笑っていたのが印象的。やっと“演じてない久次米さん”が見られた気がしました。

 船の上でサンセットを見るシーンは非常にロマンチックでしたね。そしてサプライズローズを辻󠄀本さんに渡します。

 ただ……渡し方が絶妙に下手だったような……。直前の会話がよかったので、その流れで渡せばよかったのに、多分辻󠄀本さんを驚かせたかったのでしょう。謎の間ができたあと、そ〜っと渡す形に。ここぞというときに決めきれない久次米さん。辻󠄀本さんも一瞬、「ん?ローズないのかな?」みたいな顔をしていましたよね。まぁ、結果オーライなんですけど。

やっときた、西田祥子のターン!

 カクテルパーティーでは、やっと西田祥子さんのターンが! 話題は「喜怒哀楽」について。真面目な話でした。本人的には手応えを感じているようでしたが、その方向性でいいのか!? 西田さんの魅力って、ワイワイするところじゃないの!? やはり限られたチャンスを活かそうと思うと、深い話に持っていきたくなっちゃうのかな。

 続いて、石森美月季さん。久次米さんとは旅への参加前からの知り合いです。私は石森さんに関しては、やる気が感じられず、早々に脱落かなと予想していました。が、今回の会話を見ていたら残りそうな感じが見えてきました。

 別にこれといった話はしていないけれど、久次米さんがとても自然体に見えます。判断基準が「LOVE」ではなく、「自然体」なのはどうかと思いますが、今のところこれしか見極める方法がない。 

 そして、情熱的に久次米さんに迫る田﨑さん。「ほかの誰よりも、一輝くんのことが好き」と、またしてもどストレートに告白。いいんですけど、「どこが好き」かも言ってあげて〜。久次米さん、ちょっと困ってるように見えました。

 今回のローズセレモニーで残るのは10人。脱落したのは、田﨑さんと河地さんでした。田﨑さんの全力の想いは、久次米さんには届かなかったようです。押しすぎてしまったよな〜。

中村未来
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学生時代からライター業をはじめ、書籍や雑誌、パンフレットなど、ざまざまな媒体で執筆。現在は演劇や美術、漫画など、アートやエンターテイメント関連の取材執筆が中心。ライター業とともに、舞台やラジオなどのシナリオライターとしても活動中。
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