更新日:2025-06-22 06:00
投稿日:2025-06-22 06:00
専業主婦よ、怒ってもいいのだ
逆に、当時の「空気を読んで」専業主婦になった女性たちだって、今更どうしろというのか。2000年以前に寿退社した女性は、下手をするとパソコンに触った職歴がありません。いわゆるチェーンの店舗にまでデジタルデバイスが普及したのは、Windows2000以降だからです。
スマホは家で使うものの、Excelで関数を入力してよと言われるとちょっと困る。そんな方がたくさんいます。
そうなると、子供が大きくなったからとキャリアをてこ入れしようにも、派遣社員にすら内定しません。しかも、主婦期間は職歴上ブランクとされますから、派遣を続けてきた方と比べても不利。となれば、ずっとパートに甘んじるしかない。だったら、夫の扶養に入れる範囲でしかはたらかないほうがいい…となるのは、至って合理的です。
なのに、世間は手のひらを返して「専業主婦なんて、随分と贅沢な暮らしをしているんですね」と偏見のまなざしを向けてくる。これで怒らない専業主婦の方は、だいぶ寛容です。
書籍情報『えらくならずにお金がほしい 会社は教えてくれないキャリアのルール』
書名 :えらくならずにお金がほしい 会社は教えてくれないキャリアのルール
著者 :トイアンナ
発売日:2025年2月22日
判型 :四六判
頁数 :240ページ
定価 :1,650円(税込)
発行元:株式会社大和書房
ライフスタイル 新着一覧
彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
猫店長「さぶ」率いる我がお花屋に、毎日のように悩めるお客様がいらっしゃいます。花の管理や花合わせ、年中行事に冠婚葬祭の...
女の敵は女。とにかくマウントを取らないと気が済まない人や、計算高く天然キャラを装う人…。
今回はそんなウザい女たち...
仕事を押し付けてくる人はウザいですが、逆に自分の仕事を奪ってくる人も厄介。スケジュールを立てていざ取り組もうとしたら、...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
2024年、ドラマ『お別れホスピタル』や『Re:リベンジ-欲望の果てに-』などで深い印象を残した俳優の内田慈さん。現在...
パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。この歳で独身だと「子どもは欲しくないの?」「子どもがいた...

「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
【連載第88回】
ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場!
「しっぽのお...

たとえ冗談を言える仲であっても「言ってはいけない言葉」は存在するもの。そんな爆死ワードを使えば、大切な友達や恋人を失う...
メイクが完成しちゃうアイテム5品が入ったセザンヌの2025年福袋「ラッキーパック」。A~Cの3種類で今回Aを購入しまし...
2年前に都内から引越し、湘南・辻堂で暮らす沙耶。注文住宅の家で専業主婦をする悠々自適の生活を送っている。しかし、刺激の...
2年前に都内から引越し、湘南・辻堂で暮らす沙耶。注文住宅の家で専業主婦をする悠々自適の生活を送っているが、どこか物足り...
吹き抜けの天窓から降り注ぐ昼下がりの穏やかな日差し。
熊田沙耶はまぶたを開け、シャバーサナから覚醒した。
...