素直に謝る謙虚さ
Xで『M-1』準優勝に輝いたバッテリィズの表記間違えをした際は、「ごめん ごめん ごめんなさい。誰も叱ってくれなくて、気付かなかった。バッテリィズ バッテリィズ バッテリィズ バッテリィズ バッテリィズ バッテリィズ」とその後にポスト。
その様子は、「キャリアを重ねても素直に謝れるのすごい」「かわいい」などとネットニュースにもなったほどでした。
ごめん ごめん ごめんなさい。
— 里見まさと (@SATOMIMASATO) May 7, 2025
誰も叱ってくれなくて、気付かなかった。
バッテリィズ バッテリィズ バッテリィズ
バッテリィズ バッテリィズ バッテリィズ
THE SECONDでも“ノックアウトステージ16→8”でネタ時間をオーバーして減点となったことを「漫才人生でこんなん初めてやで。悔しい」と勝利した喜びよりも悔しさをにじませ、決勝ステージでも、「学園祭、呼んでください!」と最後に呼びかけるなど、おかれた場に甘んじない攻めの姿勢も、今なお戦い続ける男感があってドキドキします。
だからといって、若手の芽をつぶしたり、ぐいぐい前に行くわけではなく、若手・中堅と共演するテレビなどの平場では、引きの姿勢。おさむ師匠を野放しにして、若手との絡みをあたたかく見守る立ち回りに徹しています。
関西テレビ『マルコポロリ!』では、司会の東野幸治さんに「(ツッコミなのに)静観している」と指摘されてしまいましたが。
大御所師匠でも、老害感を感じさせない
若手や中堅、そして彼らの戦場に立ち向かって精力的に絡んでいく元気の良さ。それは今まで積み重ねた努力や技術に裏打ちされた自信の表れでもあります。
にもかかわらず偉そうな老害感はなく、むしろ親しみやすさがある。全盛期と変わらぬ実力でリスペクトをされ、なおかつ年頃の女性からみたら男の色気を感じさせる里見まさと師匠は、まさに世のおじさんが目指すべき男としての到達点ではないでしょうか。
第一回目のTHE SECONDにて、マシンガンズの滝沢秀一がイケメンとして注目され、写真集を発売されるまでに至ったように、今回のTHE SECONDでは、里見まさと師匠が、同様のムーブメントを起こしつつあるのではないかと思います。
ぼんちおさむ師匠も黙っていれば俳優業でいい味を出しているほどのイケおじ。ザ・ぼんちがイケおじならぬイケジジコンビとして漫才ブームを超えるアイドル的な活躍をする日も近いかもしれません。
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