国分太一の“もう一つの悪評”はヒゲ面の汚さだった…不潔に見えるタレントは誰だ？

更新日：2025-06-29 17:03

投稿日：2025-06-29 17:00

　さわやかイメージが一転、国分太一はパワハラ・セクハラがひどかったといまさらに暴露されているが、もう一つ評判が悪かったのがヒゲ面の汚さだった。本人は似合ってるつもりで、SNSなどでたびたび公開していたが、フォロワーからは「ヒゲが許されるのは阿部寛とナマズくらい」「太一さんはない方がいい」と評判は悪かった。

　いや、国分はましな方で、ヒゲ面が汚い有名人の、たとえばワースト5は……。最悪は松本人志だろう。活動休止でテレビで見なくなって久しいが、長さもそろえない白、黒、茶色が交じったボソボソのヒゲに金髪頭は、なんとも不潔に見えた。タレントの今田耕司によると、「芸人は昔、ヒゲ禁止」だったが、「松本さんが伸ばしたら全部ひっくり返った」と、ここでも悪いお手本だったのだ。

　手入れしてなさそうなヒゲのもう一人は寺尾聰である。映画やドラマではヒゲを生やした役が多く、上映中の「父と僕の終わらない歌」でも、アルツハイマー症で徐々に記憶を失っていく楽器屋のヒゲ面おやじを、実に格好よく演じている。役としての無精ヒゲはいいのだが、バラエティー番組などでは、じじむさくていただけない。

女性の6割以上はヒゲは嫌い

佐藤二朗（Ｃ）日刊ゲンダイ

　役のヒゲは似合うのに、“生”はいかがなものかというのは佐藤二朗も同じだ。大河ドラマの武将役などではピタリなのに、教養バラエティー「歴史探偵」（NHK）の探偵所長の時は気になるという番組ファンは多い。

「佐藤さんが舞台やドラマの役作りで生やしているときは、そのままで『歴史探偵』も収録します。そうでないときは、ヒゲはないはずです」（NHK関係者）

　そもそも、「清潔感に欠ける」「オラオラ系でチャラそう」と、女性の6割以上はヒゲは嫌いなのだそうだ。では、ヒゲが不評なワースト4位と5位はだれか。オダギリジョーのヒゲは、口ヒゲとあごヒゲを伸ばして短くカットしたショートコンチネンタルで、日本人の顔に似合うデザインなのだが、致命的なのは薄いこと。透けてまだらになってしまうので、汚く見える。

「そのヒゲそらせて！　と思う芸能人ランキング」で1位だったのは山田孝之。以前はシュッとしたイケメンだったが、今はもみ上げからあごまでしっかり生やしたヒゲがトレードマークになった。とにかく濃すぎて、顔の半分が真っ黒というのがうっとうしい。

　逆に、ヒゲがないと様にならないのはだれか。お笑いコンビ「髭男爵」の山田ルイ53世。これも納得！

（コラムニスト・海原かみな）