古今東西における永遠の命題、女性問題
【vol.27】
はい、ということで自分のファムファタルを鵜飼のごとくはべらせていたひろしですが、なんと一切、女性によるクレームがないんですね。これまた摩訶不思議~からの~徹底した裏番長の中編です。
「ギリシア哲学のアンドロギュノス的ジェロントフィリア」、そして「太宰の短編『恥』から学ぶリスクヘッジ」を土台に、81歳ひろしの現役エロス帝王学について、
1. 救世主として爆誕
2. 服従させるヒギンズ教授
今回は、
3. 徹底した裏番長の前編 に続き、中編についてお話したいと思います。
女性問題で名前を賑わす芸能人は後を絶ちませんし、「わたくしは、コレで、会社を辞めました」、と小指を立てたCMが日本CM史に華々しく存在しているのですが、みなさんはご存知でしょうか?
ちなみにそのCMで小指を立てた元東京都職員・手塚和重さん(ノーギャラ出演)も今年で御年79。とまあ、緩かった1980年代にはそのようなCMが流行しましたが、女性問題で仕事を失うどころか、人生を棒にふる歴々も多いこのご時世に、ひろしはこの81年間、女性での失敗がないのです。
隠し子もいるのに! ちなみに「隠し子もいるくせに!」というと、烈火のごとく怒ります!!
「隠しとらん!!」 え、ソコ?
女性での失敗がない、あんなに日々ルーティンワークのように女の子と連絡先を交換して、あんなにマメに写真を送りあって自分の写真も撮らせているのに、トラブルは聞いたことがないのです。
ということを鑑みると、女性問題で足元をすくわれる男性はシンプルに女性の恨みを買っているからこそ、世間に名前を知られていない一般人でも、会社に暴露されたり、凸されたり、晒されたりするんですよね。1と1を足せば2になるくらい当たり前のことですが、渦中にいると気づけないものなんですかね。
あわよくば精神で、できるだけ時間もお金も節約戦法、駐車場代さえケチる、ホテル代さえケチる、ラッキー! 得した! 安く済んだ! ガンガンいこうぜ! とまぁ、しみったれた根性を明け透けに自分だけ満足していることを是とし、“挿入先”に思いやりがない。
そんな貧しいパーソナリティーの全身性器日本代表男については議論百出しているのでこちらでは割愛して、なぜひろしが恨みを買わないように生きてこられたのか、について詳しくお話しさせていただきますね。
ギネス世界記録を断るひろし
まず、ありとあらゆる異性と連絡先を交換して、プライベートでの写真も送り、自分の写真も撮らせるという危うさについて、ネットリテラシーの高いみなさま方は言うまでもなくご存知かと思います。
現代人のリサーチ力は相当進化しており、今や会う予定の人の名前さえググれば大物なら簡単に分かってしまいますし、どんな仕事をしていて、どんなライフスタイルで、どこに住んでいるか分かってしまう人もいます。
ググって出てこなくても、SNSで調べれば一発です。逆に会ってからどんなに大風呂敷を広げて大言壮語しても、会う前からもう「大体のお前のポテンシャルは把握完了」されてるんですよね。
だからソーシャルにガンガンプライベートを露出させる方はなにごともなくそのまま人生を終えられたらいいのですが、途中でものすごくアップすることがあったり、逆に相当ダウンすることがあれば、すべての情報はインターネットにアクセスできる人にダダ漏れです。
いまや事件、事故を起こした人の顔写真は定番の卒業アルバム写真ではなく、自ら公開していたSNSからすぐに拾われ、次の瞬間にはすぐに地球の裏側まで到達します。
しかしひろしは50年前から起業して一部上場企業に育て上げたにも関わらず、一切の情報が出てきません。ギネスワールドレコーズ側から、ある世界記録についてのギネス世界記録への登録に提案がなされた時も言語道断と却下していました。
わたしも知らなかったのですが、ギネスの方から載せてくれなんて言ってくるもんなんですね。ちなみに吉田沙保里さんのギネス世界記録もギネス側からの働きかけのようです。わたしが「えー、勿体なくないですか? 記念になるのに」と言うと、一切興味がなさそうに「絶対に表に出ん方がええ」。
わたしが取材でテレビに出ることになった時も「お前みたいなのは、いちばん出たらいけんやつや」と頑なに拒否反応を示していたので、愛するひろしのためだしと思って「はい❤️」って答えました。
もちろん、出ましたけどね、ふふ。ひろしはテレビを見ないので。
地球の裏側まで情報ダダ漏れからの親衛隊
ともかく、エゴサーチをしたら名前が出てくるのは、のちのちトラブルの元なので昭和のお歴々は調べてもプライベートは絶対に出てこない、ということを徹底してたんですね。
絶対にメディアにプライベートの情報も写真も提供しない。どう使われることになるか分からないというのは、手のひら返しのメディアの怖さを50年前から分かっていたからなんですね。
ところが、そうして自衛策を徹底しているだけでは、まだ甘いのです。まだまだこれだと爪が甘く、やはり足元をすくわれる結果になってしまう。
ということで、親衛隊の登場です。“鵜のごとくファムファタル”からの私的親衛隊(?)、後編(9/6公開予定)に続きます。
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