プロ童貞の足が「渋谷」から遠のいたワケ。行かなくなった街と人気が出た街、どう違う?

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2025-08-03 19:54
投稿日:2025-07-12 11:45

巣鴨が若者に大人気!!

「そういえば行かなくなった街」とは逆に「そういえば行くようになった街」もあるよね。最近なぜか巣鴨が若者の間で人気が急上昇中らしい。

 オレも昔から巣鴨が好きで、フリーのデザイナーになってから16年近く事務所を構えていたくらいなんだけど、当時から世間では「おばあちゃんの原宿」なんて呼ばれていたから、仕事関係の人たちから「山口さん、仕事場を青山にしたら仕事が増えますよ?」なんて忠告されたこともある。

 そんな巣鴨が今や「若者に人気の街」。地蔵通りで食べ歩きを楽しむ人がいれば、かつてオレが連日のように入り浸っていた素敵に怪しすぎるレトロ喫茶が“インスタ映えするお店”として若い女性たちが押し寄せてるっていうんだから、クリビツテンギョウだよ!!(びっくり仰天の業界用語です)

 時代が変わる中で街も人も変化していくわけだけど、この調子だと来年あたりにはオレの地元の松戸が「いま注目の街!」とかいってメディアでバンバン紹介されるようになるんじゃないの~?

 それではByeBye、次回も夜露死苦!!

【アキラのオマコラ(オマケコラム)】

 ついでに「そういえば初めて行った街」についても紹介するね。この前、京葉線に乗って海浜幕張に行ったんだけど「なんだかこの街、LAみたいじゃん!?」ってちょっと興奮しちゃったのよ。

 …と言っても、オレは海外に行ったことがない、というか国内もあんまり移動しないから、あくまで脳内での「LAのイメージ」って意味なんだけど(笑)。

 海岸とヤシの木、駅前に大きな広場と巨大ビル群があって、広くてまっすぐな道路。

 こんな海外みたいな街並みが、埋め立て地の上に映画のセットみたいに造り上げられているんだから、これぞ人工美の極みというか「街全体がポップ・マート」みたいな印象。この近未来感、もはやサイバーパンクじゃない?

 なんでみんな、このストレンジで面白い街にもっと注目しないのかな? 個人的にはこんなスペシャルな街が松戸から、電車で数十分で行ける場所にあるなんて0909(わくわく)しちゃうけどね。

 重貞戦線、本日も異状なし!!

山口明
記事一覧
プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

ライフスタイル 新着一覧


常に後方待機! 完璧フォルムの“たまたま”を愛でるマニアの悲しき運命
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大都会のミスマッチ
 まだまだ続く、花冷え。  下を向き、背中が縮こまりかけたその時、ああ、いかんいかん。  気を取り直し、上を...
【女偏漢字探し】「戌」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
【動物&飼い主ほっこり漫画】第94回「迷子さんはパリパリモグモグ」
【連載第94回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
怖っ!若手社員が偉い人から圧を感じたLINE3選。無意識にやらかしていませんか?
 アラサーアラフォーになると部下や後輩の割合が増えてくるもの。そんな自分より立場的に下の人たちへ無意識に“圧”をかけてい...
白髪じゃないよグレイヘア 染める・染めないより大切なこと
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(64)。多忙な現役時代を経て、56歳...
有能でも「ママ」の肩書きに埋もれる現実。“報われない世代”が後輩ママにウザがられても助言するわけ
 タワーマンションが立ち並ぶ街・東戸塚に暮らす麗菜。現在は育休中であるが、復帰後もバリバリ働く予定だ。年収2000万超え...
バリキャリ→量産型主婦への変貌に愕然「仕事も結婚も…なんて無理だよ」心配ぶった“呪い”はもうウンザリ
 タワーマンションが立ち並ぶ街・東戸塚に暮らす麗菜。現在は0歳児の長女の育休中で、第二子を妊娠中である。先々を見据えてラ...
「専業主婦は文句ばかり」戦略的バリキャリママの主張。家庭と仕事、手に入らないのは“努力不足”でしょ?
 山森麗菜はタワーマンションが林立する街に暮らしている。  と、いっても豊洲や有明などの湾岸エリアでもなく、武蔵小...
そうそう、これが欲しかった。『リンネル』付録が大容量で使い勝手も良き♡ バッグは軽いほどいいですからね
『リンネル』2025年5月号の付録は、人気アウトドアブランド「コールマンの収納ポーチ付きバッグ」です。  大容量な...
「ただで済むと思うなよ」にゾッ! 距離を置きたくなるママ友の怖い言動
 今回は、距離を置きたくなった“ママ友の怖い言動”をピックアップしました。明るいママ友だと思っていたのに裏があったり、嫌...
タイプロ候補生で話題に…“歯ブラシ1時間”は有意義か?【歯科医監修】40代女性「正しい歯磨き」の方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
「ミルキー味の胡麻どうふ」はおやつかおかずか。誤解が生んだ美味コラボ、無限の可能性に震える!
 もっちり食感と香ばしさが魅力の胡麻どうふ。何となくとっつきにくい食材だと思っていませんか? 個人的にはちょっといい和食...
40代、このままでいいの? アラフォー女性が抱える漠然とした5つの不安
 40代になって「このままでいいの?」と悩みを抱える女性は少なくない様子。すでにプレ更年期に突入している30代後半の女性...
猫島の特設ステージにようこそ! “たまたま”の華麗な見返りに惚れぼれ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
雑草対策にもなるよ! ほっぽらかし園芸の超絶おすすめ草花は?【春植え付け編】
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋の仕事には、歩道や公園の脇に造成された花壇への草花納入もあります。その中には近隣も含まれ...