フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到
全ての画像を見る加藤浩次（56）とアンタッチャブル柴田英嗣（49）がMCを務める「不思議体験ファイル 信じてください！！」（フジテレビ系・カンテレ制作）に視聴者から厳しい意見が寄せられている。
同番組は体験者の証言をもとに、信じられないような不思議体験を徹底検証する不定期放送のバラエティー。6月24日の放送では、「2025年7月5日に日本に大災害が起きる！？」として、富士山で撮影したとするUFO写真や、30年前に男性が山で目撃した鬼のような巨大生物の検証が行われた。
その一つとして検証が行われたのが、たつき諒氏の漫画「私が見た未来 完全版」（飛鳥新社）を発端に広まった7月5日の大災難説。たつき氏は新著でこの説を否定している。番組では「科学的根拠は一切ない」としつつ、専門家3人の解説が紹介された。その中で京大教授の西村卓也氏（地殻変動、測地学）の「地震はいつ起こるか分からないから、7月5日に地震が起こらないとも言えない」といったコメントがテロップ入りで大きく紹介された。
「問題は番組の演出の仕方でしょうね。東日本大震災や隕石落下のイメージ画像が挟まれ、BGMはモーツァルトのレクイエム。恐怖を感じた視聴者もいたはずです」（バラエティー制作会社関係者）
気象庁まで「科学的根拠がない」と火消しに追われる今回の騒動。フジテレビには「視聴者を不安にさせる内容を放送することはやめてください。信じてしまう人が一定数はいると思う」「番組では“緊急取材 7月5日に大災害！？”とのテロップが表示され続けていてどうかと思った」といった声が寄せられている。
ようやくスポンサーが戻り始めたタイミングで再び信頼を失うのはフジテレビにとってもよろしくないはずだ。
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7月5日が迫り、世の中が騒がしくなりつつある。関連記事【もっと読む】“7月5日大災難説”迫る中、鈴木おさむ氏「東京脱出」に続く人たち…過去に放射能恐れ疎開した芸能人…では、半ば念のため、半ばレジャーとして東京を離れる芸能人について伝えている。
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