永野芽郁の"二股不倫自爆"で漁夫の利を得た奈緒 CMランキングの激変の中で躍進の様相

更新日:2025-07-06 17:03
投稿日:2025-07-06 17:00

 “2025上半期タレントCM起用社数ランキング”が1日、メディアの調査・分析を行うニホンモニターから発表された。川口春奈(30)と芦田愛菜(21)の熾烈なCM女王争いに注目が集まっていたが、川口と1社差で3年ぶりにCM女王に返り咲いたのは芦田。

 広告業界のもう一つの注目はスキャンダルが公になった橋本環奈(26)と永野芽郁(25)の起用社数の変化だ。パワハラ疑惑報道の影響で“起用社数の半減”の声も出ていた橋本だが、滑り落ちたのはわずか3社にとどまった。

「橋本のスポンサーから降りたクライアントは、不動産仲介業や電子書籍配信会社といった、スキャンダルがビジネスに直結する企業だけでした。でもこれを“消費者はそんなに気にしていないのでは”と、楽観視するのは早計でしょう。クライアントの“ハシカン離れ”が加速するのはむしろこれからで、今年末には起用社が1桁、ランキングもトップ10落ちは避けられないでしょう。パワハラ疑惑の影響なのか、4月期の主演連続ドラマの視聴率も伸びなかったとなれば、新たなクライアント離れも出てくるかもしれません」(広告関係者)

“ブラックに近いグレー”な現状の永野芽郁

 今年4月に二股不倫疑惑報道があった永野芽郁は、CMが放送中止になったり、動画が全て削除されるなど最悪の結果となったわけだが、ランキングを見る限り、起用社数はかろうじて8社となっている。半年前のランキングと比べてみると、味の素、P&G、サントリーといったナショナルクライアントが抜け落ちているのがわかる。橋本と同様に、滑り落ちたのはわずか3社だけだったが、他のクライアントも“ブラックに近いグレー”な現状が続いており、こちらも年末にはほぼゼロに向かうことになるだろう。

 気になるのは“ポスト川口春奈の最右翼”とも言われた永野が自爆したことで漁夫の利を得た女優やタレントだ。「クノール・カップスープ」の新たな顔となった河合優実(24)や、1人でプロモーションを展開するようになった「SK-Ⅱ」の綾瀬はるか(40)の出稿量は確かに増えた気もするが、広告業界の人間に言わせると、「今回のランキングで8位に入った奈緒(30)でしょうか……追い風が吹いている気がします」という。

「例えば、奈緒が『ディアボーテ』、永野が『いち髪』という2トップでプロモーション展開をもくろんでいたクラシエの戦略は奈緒ひとりの露出になりましたし、奈緒と永野のそれぞれの物語でプロモーション展開をしようとしていたサントリー緑茶『伊右衛門』も、奈緒の“おかえり……”のセリフが極上に癒やされると脚光を浴びています。所属事務所も、“勢いに乗れ”とばかり、新たなクライアント獲得に積極的なようで、年末に向け起用社数は増えると噂されています」(広告関係者)

 思わぬ人気者の後退で、混迷を極めるCM女王争い。今年末はどんな構図となっているのだろうか。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

エンタメ 新着一覧


万博記念! 岡田准一、ツダケン…大阪出身の“キラリと輝く”イケメンたちを見よ
「大阪・関西万博」が始まって早や3週間。最初はさほどでもなかったのですが、ニュースなどで盛り上がっているのを見ていると、...
「あんぱん」健ちゃん=高橋文哉が“変な髪型”だった謎が解けた。ヤムおんちゃんの過去も気になる…
 ある日、嵩(北村匠海)は銀座のパン屋で草吉(阿部サダヲ)らしき人が写る写真を見つける。朝田家では、豪(細田佳央太)の壮...
桧山珠美 2025-05-07 17:00 エンタメ
「アンパンマン」から山ちゃん降臨! あの挨拶が聞けたのは“子どもの日”のサプライズですか?
 東京高等芸術学校に入学した嵩(北村匠海)は、受験の際に出会った健太郎(高橋文哉)と再会する。担任の座間(山寺宏一)から...
桧山珠美 2025-05-05 12:06 エンタメ
「あんぱん」一瞬のヤムおんちゃんに嵩は気づいたか? 寛の名言が“友蔵の俳句”並みに楽しみな件
 東京高等芸術学校合格発表の日。嵩(北村匠海)は結果を見る勇気が出ず、ひとり座っていた。そこに寛(竹野内豊)が現れる。嵩...
桧山珠美 2025-05-03 16:00 エンタメ
田中圭の不倫疑惑にちょっと待った!「令和の価値観」で永野芽郁との騒動を見てみると…
「週刊文春」のスクープで永野芽郁との不倫疑惑が報じられた妻子持ちの田中圭。  恋愛コラムニストであり、恋愛カウンセ...
堺屋大地 2025-07-03 12:04 エンタメ
永野芽郁が「清純派」って誰が言った? 批判するのはお門違いなワケ。江頭2:50への“涙”も大正解!
 日曜劇場『キャスター』(TBS系)で共演中の韓国人俳優であるキム・ムジュンを自宅に連れ込みお泊りし、なんとその翌日に妻...
堺屋大地 2025-05-02 06:00 エンタメ
「あんぱん」蘭子と豪の秘めたる恋に“過去の名作”を思い出す。河合優実は百恵ちゃんによく似ている
 縁談の返事をしに出掛けた蘭子(河合優実)を連れ戻したのぶ(今田美桜)に、蘭子は本心を明かす。季節は巡って秋になり、うさ...
桧山珠美 2025-05-01 19:16 エンタメ
なにわ男子・道枝駿佑は“肉食女子”から守られたのか?「キャスター」男性俳優陣が気になるよ
 芸能界広しといえども清純派と呼べるのは芦田愛菜だけ。長年、そう訴えてきましたが、今回の一件が図らずともそれを証明したの...
共亜事件は「虎に翼」のオマージュか。あんぱん、ブギウギの3人が同時代を生きている
 昭和11年、家族や嵩(北村匠海)に見送られ、のぶ(今田美桜)は女子師範学校の寮に入る。軍国主義の担任・黒井雪子(瀧内公...
桧山珠美 2025-04-28 18:40 エンタメ
「あんぱん」最後まで毒親だった登美子(松嶋菜々子)。去っていく彼女に問うてみたいこと
 受験したのぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の明暗が分かれる。静まり返った柳井家で、寛(竹野内豊)たちに頭を下げる嵩。そこ...
桧山珠美 2025-04-26 12:50 エンタメ
春ドラマの評判を調査!『最後から二番目の恋』は令和の鬼渡?『あんぱん』『対岸の家事』の感想は
 2025年4月期も話題のドラマが続々スタート! 多すぎてどれを見るのか迷ってしまう…。そんな人のために忖度なしでドラマ...
「あんぱん」千尋(中沢元紀)は本当に良い子…史実どおりの展開なのか。しょくぱんまんのようなイケメンだ
 けんかした嵩(北村匠海)と千尋(中沢元紀)に、寛(竹野内豊)は改めて後継ぎはいらないと告げる。そして、何をしながら生き...
桧山珠美 2025-04-23 17:51 エンタメ
こうでなくちゃ! 志尊淳の正解を「恋は闇」で見た。いい人よりも“妖しい姿”に妄想が駆り立てられる
 新ドラマ「恋は闇」(日本テレビ系)の志尊淳が良きです。  前クールの「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった...
「あんぱん」なんて贅沢!今が旬、河合優実の“目で語る”表現力と色気に驚く。俳優・ソニンのEE JUMP感を消した演技も見事
 なりたい夢を見つけたのぶ(今田美桜)は、女子師範学校合格に向けて猛勉強をし始めるが、成績が思わしくなく頭を抱える。同じ...
桧山珠美 2025-04-21 14:23 エンタメ
怪演・市原隼人に「ヤバい超大物」2人が熱烈ラブコール。迫真すぎる“ガンギマリ”の演技がモテる理由か
 大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)にて、盲目の大富豪にしてゾクッとする異様な雰囲気を放つ鳥山検校を怪演...
堺屋大地 2025-04-21 06:00 エンタメ