我が子のため…って追い詰めてるかもよ? ダメ親の特徴と“やりすぎ”行動

コクハク編集部
更新日:2025-07-09 08:00
投稿日:2025-07-09 08:00
「我が子にはこんな子に育ってほしい」「我が子のため」と思うあまり、行動がエスカレートしてしまう親は一定数いるもの。あなたもその1人になっていないでしょうか?

 いきすぎた熱心な教育は“虐待”になることも。よかれと思ってしているその行動が、愛する子どもを苦しめているかもしれません。

教育虐待してない? 熱心すぎる親のやりすぎ行動5つ

 子どもの限界や悲鳴を無視した教育が「教育虐待」。疲弊した子どもが非行に走るなど、親の期待とは真逆の姿になる場合も少なくありません。このようなやりすぎ行動をしていないか、少し立ち止まって確認してみてください。

1. 過密スケジュールで習い事

「好きなことを見つけてほしい」「なんでもできる子になってほしい」と、毎日さまざまな習い事をさせている人もいるはずです。

 でも子どもが疲れて頻繁に体調を崩したり、友達と遊ぶ時間も確保できなかったりしているのであれば、ちょっとやりすぎかも。子どもが自ら「やりたい」と言ったわけでなく、親が強制的にさせているのであればなおさらです。

【読まれています】この子を育てるのは無理かも…発達障害児がストレスで鏡に刻みかけた言葉

2. 交友関係に口出しする

「あの子とは仲良くしてはいけない」といったように、子どもの交友関係に口を出しすぎるのもよくありません。

 仮に子ども同士でトラブルが起きたとしても、それも人生経験の1つ。問題をどう解決すればいいのか、友達とどう関わればいいのかを学ぶ大切な機会を奪わないように心がけましょう。

3. テストの点数や勉強時間を指定する

 テストの点数や勉強時間を指定する親は意外と少なくありません。「90点以上を取れなければ夜ご飯は抜き」などと条件をつける親もいるようですが、これは立派な教育虐待です。

 志望校や将来を親が勝手に決め、それに向けて努力をさせるのもやりすぎでしょう。子どもに不満が生まれるだけでなく、自分で物事を判断する力がなくなってしまいます。

4. 圧力をかける

 子どもが指示通りに動かないからと、壁を蹴ったり子どもの大事なゲーム機を勝手に捨てたりしていないでしょうか?

 子どもを脅すなど、圧力をかけて言うことを聞かせようとするのもいきすぎた危険な行動です。家でストレスや恐怖を感じる分、他所で問題を起こすようになる場合もあります。

5. 子どもの意見を無視する

 子どもの「塾をやめたい」「もう習い事に行きたくない」という意見を無視し、無理やり通わせるのも危険な行為。子どもが「親に助けを求めても無駄」と思い、親を信頼しなくなるパターンも少なくありません。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


40代が自分の老いを実感した切ない瞬間4つ 運動は得意だったのに(涙)
 年齢を重ねると、体の老いを実感する瞬間が増えてきますよね。特に若い頃に運動が得意だった人は、頭では動けると思っているの...
別れる時くらい言いたいことを言う? それとも…
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
百均は飽きた…目的地はスタンダードプロダクツ!プチ模様替え厳選4商品
「普段の生活で使う、日用品をちょっと楽しく。」そんな思いを込めて生まれたStandard Products(スタンダード...
恋愛運は大吉にゃ♡ ご利益抜群な激レア三毛“たまたま”を激写!
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
上司「あそこのチゲ鍋はおいしいにちげーねー」喜ばせるダジャレ返しは?
 昭和生まれの人はおおむねダジャレ好き。  特に職場のおじさん世代は、LINEでもダジャレを送ってくる人がいます。...
恋愛も金運も良縁GETするならこれ!強靭的に長生きするサマースイトピー
「物価上昇が止まりません。どうしていいか分からん」と嘆いている方、多いと思います。  ワタクシもご多分に漏れず、仕入れ...
わ、気まず!ママ友の集まりに旦那連れで来る人なぁぜなぁぜ
 ママ友同士で約束するランチ会。子育ての話や夫の話で盛り上がりますよね! ところが「旦那連れ」でママたちとのランチ会に参...
【難易度高め】にゃんにゃん間違い探し、全5カ所、わかるかにゃ?
 【A】と【B】のふたつの絵には、違いが5カ所あります。さてどこが違うでしょうか?  難易度はかなり高めなので、目...
【漫画】しっぽのお医者さん~ねこ医院長のぽかぽか日記(番外・出張編)
【番外・出張編】  ここはある町の小さな動物病院──。  この「春山動物病院」では、「院長」と呼ばれて振り向...
【1分でOK フェロモンジャッジ】春は引き算が鍵!貴女が幸せになる香り
 異動や引っ越しなどで環境が変わる人も多いこの時期は、生活を変えるいいチャンスです。普段、なんとなく続けてしまっている悪...
料理下手なワーママの救世主 予約待ちで契約したつくりおき.jpなのに!
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
隅田川にかかる橋の上でしばらくの間立ち止まってみる
 隅田川にかかる橋の上でしばらくの間立ち止まってみる。  冷たい風がビュービューと吹き抜ける音を聴く。
“たまたま”はいくつあるにゃ? 茶トラ軍団のおやつタイム
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
かまととの由来はオンナと蒲鉾! 類義語にぶりっこ、はまちっこ
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
夫婦別財布をやめたい! 断固拒否する夫を誘導する方法は?
 結婚後も夫婦別財布のままの家庭は少なくありません。夫婦別財布には、お金を自由に使える反面、貯金ができない、信頼できない...
昭和生まれの40女LINE、不適合にもほどがある?「おばさん構文」なのネ
 時代の流れは、移り変わりが激しいですよね。ファッションや食べ物、話し言葉だけでなく、現代ではLINEの送り方の流行りも...