「ラランド」サーヤ〈性的パーティー参加〉の噂は本当か? “女芸人イジリ”を巡るセクハラ事情

更新日:2025-07-08 17:03
投稿日:2025-07-08 17:00

 お笑いコンビ「ラランド」のサーヤ(29)が公式ユーチューブで、芸人仲間が流している自身の噂について語り、話題になっている。

 ひとつ目は、「サーヤはスパイ」だという噂。これは「Gテンソクの奥Dさん(ガクテンソクの奥田)」が「上智大学が日本のスパイ養成学校だと。ガチトーンで広めてて」とバレバレのイニシャルトークで説明。これは明らかなネタなのでいいとしても、物議を醸しているのはもう一つの噂だ。

「昔よく芸人の先輩とかと飲んでいた頃の話」だとして、「どうやら鬼GえTMホーク(鬼越トマホーク)さんのオンラインサロンで噂が流されてるらしい」として、「吉本の中でもバーッて流れている」と話した。お笑い業界関係者がこう話す。

「鬼越トマホークは、オンラインサロンの中で、サーヤが“性的パーティー”に参加しているとの根も葉もない噂をほのめかしたんです」

 これに対し、サーヤはテレビ番組のキャスティングにも影響を及ぼしかねないと危機感をあらわに。

「出所は分かってるし、誰がどのように(噂を)回してるかまで知っている。ちょっとさすがにと思って」として、「弊害が多いですから、やめてください! こうやって本人に届きますので。誰が言ってるのかとか全部知ってますから。流し返しますよ?」とカメラ目線で訴えた。

 前出のお笑い業界関係者が付け加える。

「鬼越トマホークは、ラランドのような“大学お笑いサークル出身芸人”をライバル視していますから、女芸人の中でも美形のサーヤをイジるつもりでネタにしたのでしょう。それが思わぬカタチで噂として広がってしまったということだと思います」

■かつては先輩のイジリにどこまで“女を捨てて笑いを取れるか”が求められていた

 しかし、こうした“女芸人イジリ”は、お笑い業界では昔から存在したという。別のお笑い関係者の話。

「ライブの楽屋や打ち上げの席などで、先輩の男芸人が、女芸人の容姿や恋愛などをからかってイジるのは定番でした。かつては、先輩のイジリに対して、どこまで“女を捨てて笑いを取れるか”が求められていたんです。『エンタの神様』でモヒカンヘアの女子プロレスラー姿の『魔邪』で人気となったまちゃまちゃなども、あのキャラになる前は、もともと美形で、飲みの席でも男芸人に胸を触られまくったりしていましたが、陰では泣いてました。しかし、だんだん開き直ってあのキャラを獲得していった。鬼越トマホークのイジリは、ある意味、サーヤに対してそうした昔のノリを引きずっていると思います。しかし、今どきは冗談で済まなくなったり、セクハラになったりしますから、注意が必要でしょうね」

 芸人の世界といえども、時代の変化からは逃れられないということか。

  ◇  ◇  ◇

 サーヤは上智大学卒のスパイ(?)らしいが、他にもハイソサイエティーな女性芸人がいる。【もっと読む】いとうあさこだけでない「育ちの良さ」が隠せない50代女芸人…“実家が太い”“隠れ高学歴”の強者も…では、「お嬢様芸人」とでも呼ぶべき面々について伝えている。

エンタメ 新着一覧


寅子の「心が躍るような」結婚式。放送残り1カ月ちょっと、NHKにスピンオフで描いてほしいこと
 お互いそれぞれの名字を名乗ったうえで、「夫婦のようなもの」になることを決めた寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)。猪爪家...
桧山珠美 2024-08-24 06:00 エンタメ
なぜ田中みな実は「いらん一言」を放つのか。女優ヅラ発言の真意を考察
 放送中のドラマ『ギークス〜警察署の変人たち〜』(フジテレビ系)にて、3人の主要キャラのうちの1人に抜擢されている田中み...
堺屋大地 2024-08-23 06:00 エンタメ
【写真特集】女子アナ時代、初々しい浴衣姿の田中みな実
【この写真の本文に戻る⇒】 なぜ田中みな実は「いらん一言」を放つのか。女優ヅラ発言の真意を考察
航一は本当に明治生まれなのか?「夫のようなもの」を許容できる男に疑惑
 航一(岡田将生)から、そこまで悩むのなら結婚をやめようと告げられた寅子(伊藤沙莉)。それは婚姻届を出す結婚をやめようと...
桧山珠美 2024-08-24 00:23 エンタメ
『ラヴィット!』に疑問の声。違和感たっぷりでもギャル曽根の「超ギャルル」を推すワケ
「日本でいちばん明るい朝番組」をコンセプトに、平日の朝に笑いと情報を届けている人気番組『ラヴィット!』(TBS系)。 ...
寅子版「自分会議」はユニークな演出だった! “ラスボス”百合さんに俄然注目
 結婚したら、自分か航一(岡田将生)のどちらかの名字が必ず変わることに、改めて気付いた寅子(伊藤沙莉)。  自分が...
桧山珠美 2024-08-20 15:30 エンタメ
【写真特集】ゆきぽよ、涙の水着謝罪&体重5キロ増の等身大パネル
【この写真の本文に戻る⇒】 ゆうちゃみの「オジサン転がし」を嫌悪するな。藤田ニコルも辿った一流ギャルタレントへの道
ゆうちゃみの「オジサン転がし」を嫌悪するな。藤田ニコルも辿った一流ギャルタレントへの道
 今をときめくギャルタレントである古川優奈こと「ゆうちゃみ」。『Popteen』モデルを経て『egg』の専属モデルを長年...
堺屋大地 2024-08-19 06:00 エンタメ
セレブとはなんぞや? 日本版「スカイキャッスル」の楽しみ方と“伸びしろだらけ”俳優
 本家韓国版「SKYキャッスル」に比べてチープ過ぎる、と酷評されている「スカイキャッスル」(テレビ朝日系)ですが、私は毎...
【写真特集】♥田辺誠一と大塚寧々の結婚発表会見♥(2005年撮影)
  【この写真の本文に戻る⇒】セレブとはなんぞや? 日本版「スカイキャッスル」の楽しみ方と“伸びしろだらけ”俳優
蠢く2組の恋模様。“台所公開プロポーズ”で攻める航一、漢・轟太一は堂々のカミングアウト
 直明(三山凌輝)と花江(森田望智)はそれぞれの同居に対する思いを語る。猪爪家を離れるのが寂しいと言う直明に対し、花江は...
桧山珠美 2024-08-17 06:00 エンタメ
論破王ひろゆき氏ばりに反論!直明の婚約者、放送終了間際でも爪痕を残す
 結婚しても同居を続けたいと主張する直明(三山凌輝)と、同居に反対する花江(森田望智)の対立は続いていた。どちらの気持ち...
桧山珠美 2024-08-15 16:20 エンタメ
再び東京編で“嫁姑”。花江はサザエさん、寅子はこんもりマダムヘアーに
 寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、互いの思いを確かめ合う。  そして昭和30年、東京に戻ることになった寅子は...
桧山珠美 2024-08-12 17:00 エンタメ
中丸雄一はいつまで地下に潜む? “アパ丸君のざわめく時間”を描く日は来るのか
 いやあ、驚きました。人は見かけに寄らないというか。KUT-TUNの中丸雄一(40)のことです。  女子大生とのア...
【写真特集】ぎらついていた時代のKAT-TUNメンバーたち
  【この写真の本文に戻る⇒】中丸雄一はいつまで地下に潜む? “アパ丸君のざわめく時間”を描く日は来るのか
朝ドラ史上に残るラブシーン。インテリはこれだからー!視聴者をやきもきさせた深夜の本庁トーク
 優未(竹澤咲子)から、思わぬところに優三(仲野太賀)の手紙が入っていたことを教えられた寅子(伊藤沙莉)。寅子のことばか...
桧山珠美 2024-08-10 08:58 エンタメ