清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去
フジテレビが7月6日に放送した中居正広氏(52)と、同局の元女性アナAさんのトラブルに関する一連の問題の検証番組「検証 フジテレビ問題 〜反省と再生・改革〜」に関して反響が起こっている。
放送では、港浩一前社長(73)、大多亮元専務(66)の両元トップによる女性蔑視の実態も明らかにされたが、元フジテレビアナの長谷川豊氏(49)はXにこうつづった。
《港さんも大多さんも『自分たちで全部被るから徹底的に悪者にするように』と言ったのだろうなー…というのが僕の本音の感想でした》
《大多さんの『女子アナはキャバ嬢発言』なんて、めっちゃ叩かれていますけれど、僕が堀江さんの番組でお話しした通り、はっきり言えば、あの程度はフジの人間であれば誰でも言ってたことで、港さんと大多さんが今回ので全部かぶってくれたんでしょう》
確かに、この2人が“完全ヒール”の役回りだった印象を受けた視聴者は多かったようで、それに対し、清水賢治現社長(64)は、「悪しき慣習や文化を一掃し、あらゆる面で人権ファーストを徹底する改革案を作り上げました」などと、同局の改革を推し進める“良識派のベビーフェース”としての面が強調されていた。
しかし同日、同番組の放送直前、「週刊文春」の公式Xが、4月3日に「文春電子版」で配信していた記事を再投稿。そこでは、「清水社長がかつて、女性社員のお尻を触るなどセクハラ行為に及び、部下に注意されても、『私はね、シミケンじゃなくて、今日からシリケンだから』などと、懲りずに触り続けていた」というダルトン宛ての告発文書の存在を報じていた。
これが投稿されるや、匿名掲示板では即座にスレッドが立ち炎上。告発文書の信憑性は不明ながら、文春の投稿は、清水社長の人柄に再び一石を投じる結果となっている。
民放各局でバラエティー番組を手掛けるあるベテランの女性フリーディレクターはこう話す。
「フジは確かに、民放の中でも“セクハラに寛容な社風”があったことは事実です。まだ、“セクハラ”という言葉が今ほど定着していなかった頃の話ですが、私もまだ若くて、ロケバスの中で、大物タレントに体を触られまくったり、しつこく食事に誘われたりしていました。しかし、フジのプロデューサーからは、『○○、可愛がってもらってよかったな〜』なんてむしろよかったことのように言われてましたね。挨拶代わりにお尻を触ることなんて日常茶飯事でしたよ」
まだまだ掘り起こされそうなフジの闇。改革は本当に遂行されるのか。
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