注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは
永野芽郁(25)が田中圭(40)、キム・ムジュン(27)との二股不倫疑惑は初報が4月下旬に飛び出してから、1カ月以上が経過した。この間、永野は9社あったCMの動画や画像が全て削除され、ラジオ番組も降板。26年放送予定のNHKの大河ドラマ「豊臣兄弟!」の出演も所属事務所の申し出により降板が決定した。15日放送のTBS日曜劇場「キャスター」最終回以降、しばらく地上波テレビで永野の演技を見ることができなくなるかもしれない。
「今回の大河には不倫疑惑の相手である田中圭さんの所属事務所の社長である小栗旬さんが織田信長役で出演します。永野さんの事務所としては納得がいかない点もあったようですが、これ以上現場に迷惑をかけないために引くしか選択肢はなかったのでしょう。今後の永野さんのスケジュールは未定ですが、そもそも業界内のルールとしてNHKの大河ドラマと契約を白紙にした以上、26年12月に大河が放送終了するまでは他の連続ドラマなどには出演しづらい。NHKに不義理をしておいて、"暇になったから他の作品に…"というわけにはいかない。NHKと絶縁するなら話は別ですが」(スポーツ紙デスク)
週刊文春により、田中圭との親密な関係や、口裏合わせなどのLINEの内容が報じられたことで、不倫関係が決定的とも思われたが、永野の所属事務所は《本人に確認したところ、そのようなメッセージは送っていないとのことです。》というコメントを発表している。このまま事態は沈静化に向かうのか。
「斉藤由貴さんなど、これまで不倫報道から復活した人の多くはどこかのタイミングで認めて謝罪し、一定期間活動を自粛しています。バラエティ番組やトーク番組で過去のことをいじられながら、徐々に再出発するというケースがほとんど。世間から"ウソをついて逃げ続ける人"というイメージを持たれたまま、シレっと復活することが最近はますます難しくなっています。ドラマなどのスポンサーを検索してSNSに上げ、クレームを入れてくる視聴者もいますからね」(テレビ局関係者)
■独立して謝罪する可能性も
吉本興業の闇営業騒動の時もそうだが、「認めさせない、謝罪させない」という事務所の方針が必ずしも当事者の意向とイコールではない可能性もある。宮迫博之と田村亮は、吉本を通さず記者会見を開き涙ながらに謝罪し大きな話題となった。
「永野さんも仕事がゼロになったうえ、謝罪もさせてもらえず飼い殺し状態になるなら、事務所を退社することも考えられる。独立して謝罪し、休止期間を経てから映画などに復帰する方が、将来のためにはいいかもしれませんね。ただ今の所属事務所は超大手なので何かとやりづらくはなると思いますが……」(前出・テレビ局関係者)
永野は禊を済ませてから復帰という手順を踏むことになるのか、それとも「意地でも認めない」というスタイルを貫き通すのか。「キャスター」終了後の永野の俳優人生に注目が集まっている。
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今後、不倫報道が足かせになるであろう永野はどこに向かうのか。関連記事もあわせて読みたい。
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