遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった
【城下尊之 芸能界ぶっちゃけトーク】
今月3日、女優の遠野なぎこ(45)の自宅で、女性の遺体が発見された。警察関係者は遺体の状況もよくなく、遠野本人かどうか確認するため時間がかかりそうだとしていたが、いまだに何の発表もされていない。もっとも、自宅には鍵がかかっており、事件性はなさそうだという。
遠野は先月27日のインスタグラムに料理投稿をした後、誰も連絡が取れていない。また、同26日までに公開のブログで、「連絡を取っていた相手が逮捕された」といった内容の書き込みをしていた。
ネット上では「摂食障害でメンタル面が心配」といった意見が多数みられているが、今のところ何も分かっていない。
遠野は、若い頃から美人女優ではあるが、クセがあったり、内面的に難しい役柄を演じてきた。2時間ドラマのシリーズモノでは主役に相対するゲスト主役といった活躍をしていた。
知り合いの映画プロデューサーは「きれいで、複雑な役もこなせて魅力的。使ってみたい女優だけど……」と言ってこう続けた。
「いざ仕事をしてみると非常に難しい人で、例えば、打ち合わせの途中で気に入らないことがあると、プイッと帰ってしまったりする。よくいえば繊細、デリケートなのは確かで“取り扱い注意”でした」
遠野は5カ月ほど前に所属事務所をやめたばかり。事務所のマネジャーのちょっとした言葉に反応して、噛みついてきたりしたそうで、「今後のことを話していて、意見が合わずに事務所側から『それでは自分でおやりになったら』と言われたそうです」とは別のプロダクション関係者。前の事務所も同じような状況でやめている。
恋愛関係でいうと、複数の男性と結婚・離婚をくり返しており、いずれも短期間で破局したそうだ。摂食障害でガリガリに痩せており、自分で仕事を取ってくるのも難しく、行き詰まっていたとも言われている。
4月に運転する車で交通事故を起こし、搬送された病院で看護師に暴行を働いた広末涼子も、その奇行ぶりから“取り扱い注意”になっていた。しかし、遠野は「その広末さんよりはるかにお世話がたいへん」だったという。芸能界でもメンタルサポートの仕組みがあってもいいように思える。
(城下尊之/芸能ジャーナリスト)
エンタメ 新着一覧