“乙女”な風間俊介に熱視線! 大河のクールな“鶴屋さん”から一転、テレ東BLドラマの可憐な演技に反響続々
《やっぱ風間くんすごいな》なんてレビューもある。7月4日に始まったテレビ東京の深夜ドラマ「40までにしたい10のこと」(金曜深夜24時12分)の人気がジワジワと上がっているようだ。主演は俳優の風間俊介(42=写真)で、共演は188センチの“仮面ライダー俳優”庄司浩平(25)である。
「40までに」はマミタ氏の同名コミックが原作で、40歳目前の十条雀(風間)と、アラサーのクールな高身長イケメン部下・田中慶司(庄司)が織りなす大人のオフィスラブストーリー。いわゆる「BL(ボーイズラブ)もの」である。10年以上恋人がいない雀は、40歳目前で10の「やりたいことリスト」を作成。ひそかに雀に思いを寄せていた慶司は、リストの存在を知り、2人で一緒にクリアしていくことを提案。雀との距離を縮めていく……。
TVerのお気に入り登録数は7月15日現在で34.8万となっている。
「當真あみさん主演のGP帯の連ドラ『ちはやふるーめぐりー』が32.4万ですから、深夜ドラマでこの数字は悪くないどころか、かなりの大健闘と言っていい流れです。まだまだ登録数が伸びそうな勢いもありますしね」(テレビ誌編集者)
ドラマの公式インスタグラムにも熱い感想コメントが多く書き込まれている。TVerで2回、3回と繰り返し視聴しているコアなファンも増えているようだ。
「“考察もの”ではないのに何度も視聴する人がいるというのは、このドラマの癒やし要素に引き込まれている人が多いからではないでしょうか。私もその1人です」と、芸能ライターのエリザベス松本氏がこう続ける。
「風間さん、庄司さん、2人の近づき方がさりげなくゆっくり、ジワジワとで、それがほほ笑ましくて癒やされます。同じBLもので大ヒットした連ドラといえば、田中圭さん主演の『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)。吉田鋼太郎さん演じる武蔵は《最強ヒロイン》というキャッチフレーズでしたが、私は風間さん演じる雀も《最強ヒロイン》として語り継がれていくと思っています。実年齢は42歳の風間さんですが、このドラマではまるで少女のように可憐な表情を見せるのがすごいんですよ」
最近の風間といえば、その売れっ子ぶりは凄まじい。横浜流星(28)主演のNHK大河「べらぼう」、そして福原遥(26)主演のフジテレビ月9「明日はもっと、いい日になる」、そして「40までに」と今期3本に出演中。しかも1本は主演だ。
「サイコパスから嫌みな男、どこにでもいそうなサラリーマンと、どんな役でも違和感ゼロでこなしていく風間さんの演技力は、もはや誰しも認めるところ。旧ジャニーズ事務所時代から演技派の呼び声が高かったですが、2023年12月に独立し、現在は個人事務所を設立して活動されています」(大手広告代理店関係者)
ジャニーズ時代から何ら変わらない売れっ子ぶりを見れば、《独立したら干される》という芸能界の悪しき慣習は、もはや過去のものとなったのだとよく分かる。
「むろんそれは風間さんの実力があるからこそ。同時に、過去の風間さんの活躍が決して《ジャニーズだからゴリ押し》ではなかったと、改めて実感しますよね。『べらぼう』のクールな“鶴屋さん”と、『40までに』の乙女な雀が同じ人だなんて、まったく思えない。決して大げさな芝居ではなく、些細な表情で感情を見せる巧みさがあります」(前出のエリザベス松本氏)
レビューサイトFilmarksでの評価は5点満点で3.7と上々。《まあまあありきたりな設定を2人の演技力でドキドキさせてくれてる》《(164センチの風間と)庄司くんとの年齢、身長差に悶えた》なんて好意的な書き込みがズラズラ! この夏は深夜BLドラマの“乙女な風間”に注目が集まりそうだ。
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