子供を預けて“夫婦デート”すべき理由3つ 再婚した筆者が伝授

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-09-08 06:00
投稿日:2019-09-08 06:00

 最近よく“夫婦デート”という言葉を聞くようになってきました。

 それでも、まだまだ「子供を預けてまで夫婦デートしたくない」という女性が多いようです。対する夫側の意見は、「妻が子供を産んでから冷たくなった」とか「たまには昔のようにラブラブしたい」というのが本音のようで、実際に筆者の周囲でもよく聞かれます。

 一方で、妻は子供を産むと、その可愛さや責任感から夫を置き去りにしてしまいがちです。「忙しいんだから仕方ない」という言い分はごもっともなんですが。だからこそ「夫婦デートしてほしいなぁ」とも、筆者は思うんです。

 二児の年子ママであり、離婚して再婚した筆者が「夫婦デートすべき理由」をお伝えしましょう。

子供を預けてまで夫婦デートすべき理由

 世の女性は「子供を預けてまで夫婦デートする必要ある?」と言われてしまう恐怖と「セッティングが面倒」という現実的な問題を抱えており、その結論から「夫婦デートは、また今度でいいや」と夫婦デートを計画する前に行動をやめてしまいます。

 面倒でも他人に何を言われても、「夫婦デートはすべき」と筆者は考えます。そこで、夫婦デートをすべき理由をお伝えしましょう。

「夫婦水入らず」だから

 思えば長男を産んで半年くらいたったころ。その時は「とにかく夜泣きが辛い」ということで、すごく精神的にきつかったのです。バス停で息子とバスを待っていた時に、筆者のひどい顔をみた50代くらいの男性が、優しい顔して言ったんですよ。「夫婦、水入らずだよ」と。「子供がこんなに手がかかるのに……!」と、イライラしながらバスを待ったことを鮮明に覚えています。

 筆者は、時が経つにつれて「あの男性は、なんであそこで夫婦の話を出したんだろう」と疑問を持ちました。そして5年たった今、筆者はその間の離婚や新しいパートナーとの子連れ再婚を果たし、あの時の「夫婦水入らず」という言葉の大切さを改めて実感しています。

 夫婦の絆がしっかりとできているのであれば、きっと離婚はしなかったと思います。あの時、当時の夫に「子育て手伝ってよ!」の不満を容赦なくぶちまけられたんだと思います。

「子はかすがい」なのは確かです。しかし、子供だけでつながっているようでは、根本的な夫婦問題の解決になっていない気がします。だからこそ、熟年離婚があとを絶ちません。

「こんなきついこと言ってるけど、普段は優しいし一緒にいると楽しいんだ」と思えるかどうか。それは子育て中や仕事で慌ただしい家庭の中ではなく、しっかりと場所やタイミングをセッティングした“夫婦デート”でこそ、見つけられるのではないでしょうか。

 夫婦になってしまうと、「理由がなければデートしてはいけない」ような気がしてくるのは、ちょっと日本の異常なところだと思います。好きな異性とは誰からも邪魔のない空間で「二人の世界を楽しみたい」と思うのは、普通のことだからです。

「夫婦」の背景には子供や仕事だったり、介護が絡んだりするような家庭の事情もあります。そのため「夫婦になったから、デートはいいや」と片付けがちです。そうではなくて「その男性(夫)とデートしたくないんですか?」と筆者は聞きたいのです。

東城ゆず
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ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

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