三上悠亜がウエディングドレス巡る炎上で"前職"が差別される一方…「憧れの職業」化に懸念の声も

更新日:2025-07-31 17:03
投稿日:2025-07-31 17:00

 SKE48の元メンバーでタレントの三上悠亜(31)が、イベントで着用したウエディングドレスをめぐって炎上した件。

 発端は7月27日に、三上が自身のインスタグラムで、ボートレースのステージにゲストとして出演した際の投稿に添えられた写真だ。三上がウエディングフォト専門店のドレスを着用していたことから、結婚式の“後撮り”で同じドレスを着用予定のⅩユーザーが「最悪」などと批判。これが“職業差別”ではないかという議論が巻き起こった。

 炎上騒動は収まらず、29日にも三上が「イベント用に用意していただいた衣装を着たので、それがウェディングのものとは知りませんでした」とⅩで言及している。さらに自身のインスタのストーリーズでも、「わたし自身がAV女優だった事実を消そうとしたことは一度もないです」「こうして言われるのも覚悟の上でやってきました」とも明かしている。

 三上は、2009年に女性アイドルグループ「SKE48」に加入。卒業後の15年から23年までセクシー女優として活動し、その後はタレントに転身している。

「現在はアパレルプロデューサーとして実業家としての顔を持ち、YouTubeチャンネル『ゆあちゃんねる!』は登録者数111万人、Ⅹのフォロワーは850万人の人気インフルエンサーでもあります。彼女の場合、SKE48時代はタレントの手越祐也とのキス写真が報じられた程度で、アイドルとしては目立った存在でもなかった。セクシー女優に転身後の方が圧倒的な人気で、中国での知名度も上がりました。現在はメークやファッションなど、国内外の若い女性から支持を得ている。今回の騒動も彼女は与えられた衣装を着ただけ。批判される立場にないので気の毒ですが……」(女性誌ライター)

■“職業差別”ではなく棲み分けを!の声があがる

 SNSでは議論が白熱し、《子供や女性の目にふれる活動は謹んで頂きたい、棲み分け大事》《職業差別の件と誹謗中傷の件は分けて考えないとだめだよ》《性を売り物にするセクシー女優とかキャバ嬢という職業を選ぶことは責めないけど、表に出てくるのはやめて欲しい》などと賛否が相次いでいる。AV産業は「性犯罪の抑止力になる」と言われる一方、近年は女優への"出演強要"なども問題になった。それだけに多くのユーザーからは、「子供たちの憧れの職業になったら困る」という懸念が今回の炎上にもつながっているようだ。

 三上のほかにも、元AV女優の明日花キララ(36)もアパレルや美容商品のプロデュースで成功し、雑誌の「整形してなりたい顔ランキング」で1位になっている。彼女たちは稼ぎもよくてブランド品を身につける様子など、キラキラした姿が若い女性から支持を得ているようだ。

「SNSでは夜職であるキャバ嬢もやり玉にあがっていますが、元北新地ナンバーワン・ひめかのように経営者としても活躍する一方、業界で知名度を上げてYouTuberなどに取り上げられることで、雑誌のグラビアデビューや女優デビューまで果たしている例もあります。彼女たちは資産家の男性や旧ジャニーズのタレントなどとの熱愛の噂も多く、近年はキャバ嬢などの夜職や元AV女優を起用したバラエティー番組も少なくなくなったため、芸能界を目指す女の子たちからも関心が高まっている現実もあります。ただ、人気タレントに転身できるのは奇跡のような確率です」(芸能プロダクション関係者)

 本人の意思で選んだならどんな職業でも差別されるものではないが、デジタルタトゥーや色恋によるリスクも伴うだけに「憧れてほしくない」と願う声が上がるのも理解できるだろう。

  ◇  ◇  ◇

 三上悠亜は旧ジャニタレとの熱愛報道が出るなど、私生活も華々しい。関連記事【こちらも読む】三上悠亜は長尾謙杜と千賀健永を手玉に取って女を上げた なにわ男子は新曲売り上げ半減危機…では、その派手な交友関係について伝えている。

エンタメ 新着一覧


航一の秘密、明かされる。久々の回想シーンでも発揮した直道の顔芸パワー
 判決後、涼子(桜井ユキ)の店で寅子(伊藤沙莉)らと杉田(高橋克実)たちは偶然顔を合わせる。  戦争で娘と孫を亡く...
桧山珠美 2024-08-02 16:00 エンタメ
【写真特集】ワンピース姿を披露する、珍しく清楚なあやまん監督
【この写真の本文に戻る⇒】 【独自レポ】あやまんJAPANは健在だった! Tバックにぽいぽいコール、コンプラ無視の危ない...
優未の言葉「困っている子を助けるのは普通」に教えられた真っ当なコト
 寅子(伊藤沙莉)と航一(岡田将生)は、涼子(桜井ユキ)の店がたびたび嫌がらせを受けていたことを知る。警察に相手にされず...
桧山珠美 2024-07-31 16:30 エンタメ
赤いミサンガの女・美佐江、来た~!“放置エピソード”の回収がお見事
 寅子(伊藤沙莉)と優未(竹澤咲子)の姿を見ていきなり号泣した杉田(高橋克実)。実は杉田は昭和20年の長岡空襲で娘と孫を...
桧山珠美 2024-07-29 16:45 エンタメ
目黒、ニノを“沼落ち”続出の松村北斗「西園寺さん」が猛追!視聴率やTVerではない意外なデータが急上昇
 7月も後半に入り、2024年夏期主要ドラマの初回がほぼ出揃った。その中でも特に、STARTO ENTERTAINMEN...
こじらぶ 2024-07-27 06:00 エンタメ
「ごめんなさい」を連呼する航一。“戦時中の何か”は来週判明する?
 玉(羽瀬川なぎ)の将来を奪ったのは自分だと、涼子(桜井ユキ)も悩んでいた。寅子(伊藤沙莉)は2人の決断を応援するため、...
桧山珠美 2024-07-29 15:49 エンタメ
涼子さまの消息も明らかに…「ヒロインじゃない面々」のその後を描く意味
 寅子(伊藤沙莉)は「学校に友達はいない」という優未(竹澤咲子)の発言が気にかかる。  出勤すると、杉田(高橋克実...
桧山珠美 2024-07-23 15:45 エンタメ
夏ドラマ何見てる?『新宿野戦病院』『ブラックペアン2』への本音を調査
 2024年7月スタートの夏ドラマが出揃ってきましたね。今期もたくさんのドラマが放送していて、どれを見ればいいのかわから...
“カウンセラー”星航一(岡田将生)、ちぐはぐぶりがチャーミングだった件
 父親の話が聞きたいと言う優未(竹澤咲子)に、寅子(伊藤沙莉)は優三(仲野太賀)の話をすることができない。寅子は航一(岡...
桧山珠美 2024-07-18 15:50 エンタメ
なぜ塚地武雅、藤井隆はドラマ出演が続く? 不人気芸人との決定的な違い
 7月に入り、2024年夏の新ドラマが次々にスタートしています。なかでも話題になっているのが、宮藤官九郎脚本の『新宿野戦...
高橋克実「ショムニ」超えの名演技に注目!歴代朝ドラで舌打ちといえば…
 山の境界線をめぐる現地調停で書記官の高瀬(望月歩)と申立人の森口(俵木藤汰)との間にトラブルが発生。寅子(伊藤沙莉)も...
桧山珠美 2024-07-17 15:30 エンタメ
木村拓哉は逆に演技がうまい! わざと「いつもキムタク」を貫く役者魂
 最新主演ドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)が高視聴率でフィニッシュし、かつての人気ドラマの映画版...
堺屋大地 2024-07-17 06:00 エンタメ
我々は何を見せられていたのか…さよなら『バチェロレッテ・ジャパン』S3
 毎週木曜日のお楽しみ『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3がついに完結しましたよ!
【写真で振り返る】『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3の名場面
【この写真の本文に戻る⇒】我々は何を見せられていたのか…さよなら『バチェロレッテ・ジャパン』S3
霜降り明星・真の天才はせいや? 粗品の暴走をあえて止めない理由
 6月30日に結婚式を行い幸せ絶頂の霜降り明星・せいや。2018年に『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)のチャンピオンと...
堺屋大地 2024-07-11 06:00 エンタメ
『新宿野戦病院』小池栄子の英語、海外はどう思う?「下手というより…」
 7月より開始した宮藤官九郎脚本ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)。小池栄子と仲野太賀がW主演を務める本作は、岡部た...