二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

更新日:2025-08-12 17:03
投稿日:2025-08-12 17:00

 女優の二階堂ふみ(30)とお笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(41)が10日に結婚発表したことを受け、芸能マスコミは《意外》《衝撃》《サプライズ》などの見出しで報じ、結婚までのいきさつを取材している。

「お笑いタレントと女優というカップルは、かつての明石家さんまと大竹しのぶからあり、芸能界では珍しいことではなく、昨今も山里亮太と蒼井優、渡部建と佐々木希夫妻と、何組もみられます。カズと二階堂さんもそうした系譜なのでしょうが、どのマスコミもほぼノーマークだった。それだけ意外な組み合わせだったということです」(スポーツ紙の芸能デスク)

 だが、「すぐに納得の理由のようなものが見えてきた」という芸能関係者も。YouTubeチャンネル「河田町姉妹のおしゃべりワイドショー」の小柳美江リポーターはこう言う。

「カズレーザーさんはお笑い芸人と言うより、インテリ芸人という呼称がぴったりくると思います。知性とユーモアを兼ね備え、バランス感覚があって、出すぎたりしないけれども、ご自分のポリシー、意見をしっかり持っていて、誰かに媚びたりすることがない。番組でご一緒させていただいた時も、いわゆる世間の空気を読み過ぎず、批判されるようなことも臆せずに発言されていて、とても信頼できる方だと思いました」

 その語録はSNS上で「名言集」としてまとめられるほどで、教育関連では「好奇心が一番、学問を育てる。次に劣等感」と言い、人生訓では「人間どうせ幸せになるのに、なんでそんなバッドエンドにしたがるの?」などと達観したような、意味深長なものばかり。カズの地元である埼玉県の地元関係者によると、「彼の母校の県立熊谷高校は、今も県内で存在感を示す屈指の進学校です。地頭のいい県北の生徒が集まり、卒業生の多くが多方面で活躍している」という。

 カズは“同志社大卒”が注目されがちだが、単なる受験巧者ではなく地頭のいい男のようだ。二階堂といえば、GACKTとW主演した映画「翔んで埼玉 」も代表作のひとつだが、“埼玉”という共通の話題も二人が良好な関係を築く上でプラスに働いたに違いない。

制服の第二ボタンをもらう約束を同級生とかわし、手づくりチョコをプレゼントしていた少女時代

「二階堂ふみも負けず劣らずの独自の感性があり、自立した姿勢で評価されてきました」とは前出の芸能デスク。

「沖縄県出身のひとりっ子で、シングルマザーのお母さんに育てられた彼女は、苦労もあるなか、自ら運命を切り開くような生き方をしてきました。ひとり暮らしをしていた高校時代はお米を買うお金にも事欠いて、芋ばかり食べていた時、遊びに来る友だちから『入場料』としてお米2合を徴収したとか、芸能界との両立で時間のなかった勉強にも打ち込み、1浪してAO入試で慶応大に進学したとか、とにかく前向きな姿勢が目立つ。『変化を恐れないし、変化に抵抗もない。変化を楽しめるのが私の強み』などという語録もあります」

 幼い頃から美少女として、名を馳せた二階堂だが、「中学時代の卒業式で好きな同級生の第二ボタンをもらおうと努力したり、高校時代に手づくりチョコをプレゼントしていた」そうで、恋愛にはかねてより積極的だったようだ。

 日本テレビの特番でカズレーザーと出会った2017年、いきなり「カズ様とお会いしたかった。お顔がカッコイイなって」と告白したと伝えられるが、これにカズレーザーが「様?」と目を点にすると、二階堂は「今日ずっとドキドキしていました」と続けていた。カズレーザーは「この後ゴハン行きましょうよ」と言っていて、このとき一発で相手をノックアウトしてしまったのかもしれない。「おしゃべりワイドショー」の平野早苗リポーターが言う。

「蒼井優さんが山里亮太さんと出会う前、山里さんの著書を読んで感動していたそうですけど、どちらかがファンというところから親しくなり、ゴールインという形が今流なのかもしれませんね」

 かくして、お似合いのビックカップル誕生となったようだ。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイ記者が埼玉県で現地取材した【埼玉イジリが話題 映画『翔んで埼玉』を観た県民の反応は】など、関連記事も必読だ。

エンタメ 新着一覧


タバコの逢引き場面にズキュン!“喫煙イケメン”柳俊太郎にやられます
 コンプライアンスなるもののせいで、昨今のドラマはなにかと不自然なことが多いようで。  犯人が車で逃げるシーンで「...
朝ドラ本編とは別にオリジナルの舞台演目フルver.も制作、手が込んでいる
 鈴子(澤井梨丘)は1週間で稽古に復帰し、同期3人で切磋琢磨して稽古を続けた。  単独公演まで1カ月となり、鈴子た...
桧山珠美 2023-10-14 13:30 エンタメ
宝塚からセクシー女優に転身、“芸能人の有名税”となぶっていいのか
 セクシー女優という職業は、昔と比べると女性にとっても身近に感じる職業となってきました。モデルやグラビア、アイドルなど、...
大和礼子(蒼井優)が手渡したトンボ柄の布は…主人公・鈴子そのもの
 公演で橘アオイ(翼和希)の衣装の羽を忘れたことをきっかけに鈴子(澤井梨丘)たち3人は仲違いをしてしまう。  そん...
桧山珠美 2023-10-11 16:15 エンタメ
物語が動き出した2週目、鈴子指導役は宝塚不合格の現役OSK男役スター
 鈴子(澤井梨丘)は梅丸少女歌劇団(USK)に研究生として入団する。鈴子たち新入生は、まず先輩の稽古を朝から見て覚えてい...
桧山珠美 2023-10-09 15:20 エンタメ
ご意見番GACKTがバカなフリしてジャニーズ問題連投の訳、「貝」も得意
GACKT様(歌手、実業家・50歳)  GACKT様はセルフブランディングに余念がなく、常に自身の好感度アップのた...
堺屋大地 2023-11-14 16:25 エンタメ
ジャニーズの看板消滅…北公次のバク転から始まったイケメンアイドルたち
 ジャニーズ事務所の名称が10月17日からSMILE-UP.(スマイルアップ)に変更されるそうですね。頭では理解している...
近藤真彦がジャニーズの長男坊と呼ばれた必然、逃げ上手と無責任のプロ
近藤真彦様(歌手・59歳)  近藤真彦さんことマッチ様と言えば、40年以上にわたりジャニーズ事務所のタレントとして...
堺屋大地 2023-11-14 16:26 エンタメ
「清く 正しく 美しく」改め「清く 素直に 華やかに」におこだわり?
 自分の将来について悩んでいた鈴子(澤井梨丘)は、ツヤ(水川あさみ)から言われた「自分がこれやと思うことで生きていくんや...
桧山珠美 2023-10-05 16:35 エンタメ
初回からテンポもキャラも濃ゆっ! 主人公・鈴子の子役は趣里そっくり
 大正15年、大阪・福島にある銭湯の看板娘・花田鈴子(澤井梨丘)は、いつも父・梅吉(柳葉敏郎)、母・ツヤ(水川あさみ)、...
桧山珠美 2023-10-02 18:34 エンタメ
大沢たかおは忘れた頃にやってくる。現在はストイックなイケオジに進化
 忘れた頃にやってくる、それが大沢たかお(55)です。  一度目は1995年、酒井法子と共演したドラマ「星の金貨」...
最終回Wエンディングの妙、そして万太郎の「お前誰じゃ」が意味するもの
 春、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が新酒を持って槙野家にやってくる。寿恵子(浜辺美波)、虎鉄(濱田龍臣)、千歳(遠藤...
桧山珠美 2023-09-30 15:03 エンタメ
一生涯人たらしの万太郎、グレイヘアが似合う仲間たちと植物図鑑完成へ
 寿恵子(浜辺美波)のために、万太郎(神木隆之介)は何としても図鑑を完成させると決意する。 「なに言うがじゃ、虎鉄はワ...
桧山珠美 2023-09-28 16:28 エンタメ
松坂慶子転生、宮﨑あおい降臨! 惜しむらくはOPクレジットの表記バレ
 寿恵子(浜辺美波)は渋谷の店を売ったお金で、東京郊外の大泉村に土地を購入。  万太郎(神木隆之介)の夢と、万太郎...
桧山珠美 2023-09-25 14:42 エンタメ
宮司愛海アナは男を見る目も違う!イケメン選手のいるところ女子アナあり
 フジテレビ・宮司愛海(32)アナの熱愛が発覚しました。  お相手はKing Gnu常田大希のお兄さま。そっち方面...
“辞めジャニ”山Pが民放連続出演の当然…“滝沢TOBE”平野紫耀らに追い風
 ジャニーズ事務所が創業以来の一大事で揺れる中、“辞めジャニ”成功例の筆頭である山下智久(38)が民放TV出演本格復帰の...
こじらぶ 2023-09-23 06:00 エンタメ