福山雅治「ブラック・ショーマン」封切り直前…「映画ラストマン」幕あい映像公開の目算
2023年4月期にTBS系日曜劇場で放送されて反響を呼んだ福山雅治(56)の主演ドラマ「ラストマン -全盲の捜査官-」が「映画ラストマン -FIRST LOVE-」として映画化され、12月に公開される。8月25日には福山と大泉洋(52)のインタビューや本編映像が収録された幕あいスペシャル映像が公開されて注目を集めている。
「9月12日に福山さん主演の『ブラック・ショーマン』(東宝)が公開されますが、3週間を切ったこのタイミングで『ラストマン』の幕間映像が公開されたことに驚いた人もいたようです。冬の勝負映画だけに、配給の松竹としては早めにプロモーションをかけたいのでしょうが、今、福山さんが全力投球すべきは『ブラック・ショーマン』のプロモーションのはず。幕間映像が公開されたことで『ラストマン』に気をとられてしまうファンもいるでしょう。“さすが東宝は寛大だね”なんて口にする人もいます」(映画関係者)
■「不適切会合」報道のほとぼりが完全に冷めるのは冬か
福山はフジテレビ第三者委員会の報告書に書かれていた「不適切な会合」への参加を8月18日発売の女性セブンに報じられた。プロモーションの見直しを迫られることから、それが「ブラック・ショーマン」にマイナスに働くのではないかとの報道もあったが、影響は限定的との見方が強い。
「福山さんは“下ネタ好き”として知られており、過去の下ネタ発言で表沙汰になったところで大きなイメージダウンにはなりにくい。ただ、『ブラック・ショーマン』のテレビ番宣を控えるテレビ局もあると思います。23日に放送された『嗚呼!!みんなの動物園2時間スペシャル』(日本テレビ系)に出演したのは有村架純さんだけで、隣に福山さんの姿はありませんでした。もし公開直前まで福山さん側の“自粛”やテレビ局側の“見直し”が続けば、『沈黙のパレード』や『真夏の方程式』の興収20億円、30億円みたいなといったメガヒットは、難しくなってくるかもしれません。『映画ラストマン』の幕あい映像をこのタイミングで公開したのは、ほとぼりが完全に冷めた冬に本格的な勝負をかけたい福山さん側の意思も反映されていると思います」(芸能関係者)
福山は26日、報道後、初の公の場となるレッドカーペットイベントに有村と共に出席し、笑顔で約200人のファンの声援に応えた。この様子を報じたマスコミから“不適切会合”への質問は出なかったようだが、果たして騒動はこのまま沈静化に向かうのか。
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世間の空気がどう変わるかは、福山にとっても所属事務所にとっても大きな問題だろう。関連記事『福山雅治「フジ不適切会合」問題が好決算のアミューズを直撃? 活動への影響は“世間の空気”次第か』もあわせて読みたい。
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