吉沢亮が「国宝」級に美しい…隠れた名作5選。伝説級漫画の実写化で見せた“危うい”笑顔にゾクッ

zash
更新日:2025-09-02 11:45
投稿日:2025-09-02 11:45

『ブラックナイトパレード』(2022)

 吉沢亮さんの美しさはたとえコメディであっても輝きを放ちます。福田雄一監督がメガホンをとった『ブラックナイトパレード』にて、吉沢さんは、うだつの上がらない青年・日野三春役に扮しました。吉沢さんは、劇中で黒いサンタクロースのコスチュームに身を包み、「サンタクロースハウス」という場所で訓練を積んでいきます。

 福田監督とのタッグでは「銀魂」シリーズの沖田総悟役が最も有名かと思いますが、本作の吉沢さんは、まるで水を得た魚のごとくコメディ演技に徹しており、その振り切った演技には、時折、狂気すらも感じてしまう次第。

 しかしながら、シリアスな表情を浮かべるべき瞬間にはきっちりと真剣な表情を見せており、ギャップ萌えな部分もまた魅力的に映ります。こんな美しくてカッコいいサンタが家にやってきたら、もはやプレゼントはいらないかもしれませんね。

『GIVER 復讐の贈与者』(2018)

 ここまでは映画における吉沢亮さんの美しさに注目してきましたが、テレビドラマの方に目を向けてみても一層の美しさを放っている作品があります。
『GIVER 復讐の贈与者』は、復讐代行を生業とする青年・義波を主人公にしたリベンジミステリー。

 吉沢さんは、生まれつき人間としての感情を持ち合わせていない主人公を演じています。まるで感情の無いロボットのような無機質な表情は、「美」という文字を具現化したかのよう。思わずウットリしてしまうほどに、視聴者を惹きつけます。

 さらには、最初は別人を演じていながら、中盤で突如、豹変するその変わり様も魅力的。毎話、衝撃的なラストを迎えるまでの間に、様々な吉沢亮を観られる作品となっています。ここでも静けさの中に‘‘狂気''を見出した演技を披露しており、改めて狂気めいた吉沢亮さんは美しいのだと証明する形となりました。

見出し

 映画『国宝』においても、立花喜久雄の狂気的なまでに芸の道を追求する姿を体現した、吉沢亮さん。

 吉沢亮×狂気=美しさ。ここに、吉沢さんの美しさが限界突破する方程式が完成しました。吉沢さんの出演作を観る際には、彼の狂気的な一面に注目してみてはいかがでしょうか。

子どもの頃から培ってきた映画、海外ドラマ、特撮、アニメの知識を活かして活動中。各媒体でコラム、取材レポート、インタビュー記事を執筆する他、雑誌やマスコミ用リリースへの寄稿も行っている。

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