「19番目のカルテ」清水尋也容疑者が薬物逮捕…TBS日曜劇場スキャンダル連発、看板枠に深刻ダメージ

更新日:2025-09-04 17:03
投稿日:2025-09-04 17:00

「TBSも呪われていますね…」(在京キー局プロデューサー)……そんなため息も聞こえてくる。俳優の清水尋也容疑者(26=写真)が9月3日、違法薬物事件に関与したとして、麻薬取締法違反容疑で警視庁薬物銃器対策課に逮捕され、大騒ぎになっている。

 清水は2021年のNHK朝ドラ「おかえりモネ」や、24年のTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」にも出演。「ミステリアスな印象で存在感がある若手」(ドラマ制作会社ディレクター)として注目を集め、現在は、嵐の松本潤(42)主演のTBS日曜劇場「19番目のカルテ」にも主要キャストで出演中だ。

「TBS日曜劇場といえば、前作の『キャスター』もヒロイン永野芽郁さんの“不倫疑惑”でパニックに。対応に追われました。で、今回の清水容疑者の逮捕。『19番目のカルテ』は9月7日に最終回を迎えるとはいえ、清水容疑者の出演シーンをどうするか、です。まあ、1ケタ台に落ち込んだ視聴率が、逆に最終回だけ2ケタに戻す可能性もありますが……」(前出の在京キー局プロデューサー)

 TBSに同情する声もあるにはあるが、「キャストの“身体検査”が甘すぎるのでは、という指摘もあります」とスポーツ紙芸能デスクがこう続ける。

「かつては芸能事務所の“支配“が強くて、所属タレントがスキャンダルを起こさないように管理されていましたが、最近は事務所の“縛り”が厳しすぎると、すぐに独立されてしまいかねない。事務所のフォローはそこそこで、タレント本人の自己責任という流れができつつあります。そのぶん起用する制作サイドのリスクが上がったとも言える。テレビ局の危機管理能力が問われるわけですが、そこまで“身体検査”が徹底されているとは思えません」

 いずれにせよスキャンダル連発で、TBS日曜劇場という老舗の看板に大きな傷がついたことだけは間違いない。

  ◇  ◇  ◇

 永野芽郁の失態が芸能界に“地殻変動”をもたらしている。関連記事【もっと読む】永野芽郁に急ブレーキで大異変! 原菜乃華&出口夏希のCM契約社数が2ケタに急伸…では、その大きな変化について伝えている。

エンタメ 新着一覧


『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田...
中村未来 2025-07-25 15:23 エンタメ
曽田陵介、FANTASTICS佐藤大樹と“縁”に驚き「青春時代の人が隣にいた!」甘酸っぱい中学生の頃
 2019年に俳優デビューをきっかけにドラマ、映画、舞台とさまざまな作品に出演。そして先ごろ放送を終了した『いつか、ヒー...
望月ふみ 2025-06-23 07:00 エンタメ
【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ
『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早...
中村未来 2025-06-19 06:00 エンタメ
令和ロマンくるま、吉本退所でも絶好調の今。もう一度「M-1」優勝を狙ってみてはどうか
 4月末で吉本興業との契約を終了した令和ロマン高比良くるま。一時期活動休止していたが、5月末には復帰。現在、精力的に活動...
帽子田 2025-06-19 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第4話を正直レビュー。石森さんまさかの本命? みんな久次米さんの魅力をもっと伝えて~!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第4話。ホワイトローズを受け...
中村未来 2025-06-18 06:00 エンタメ
奥平大兼、世間とのギャップに戸惑い「僕のプライベートを見たら驚くと思う」悩んだときの考え方は?
 長澤まさみさんと共演した映画『MOTHER マザー』でのデビューに始まり、映画やドラマで常に心に残る芝居を見せている奥...
望月ふみ 2025-06-18 06:00 エンタメ
田中圭ショックか?木梨憲武、玉木宏ら「夫婦円満」をアピールするイケメンたち。向井理も丸くなった
 サントリー「角瓶」のCMが新しくなりましたね。「♪ウィスキーがお好きでしょ」の歌をバックに、バーテンダーの井川遥と客の...
「あんぱん」嵩(北村匠海)と健ちゃん(高橋文哉)コンビが心強い。岩男には“嫌な予感”しかない…
 嵩(北村匠海)は、絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班では紙芝居を見せていた市場でひと騒動があったといい、...
桧山珠美 2025-06-16 16:45 エンタメ
前田敦子の「アイドル否定発言」に物議。卒業後に佐藤健と撮られても、現役時は“偶像”を演じきったプロなのに
 先月、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した元AKB48の前田敦子。番組内で「『アイドルになりた...
堺屋大地 2025-06-16 06:00 エンタメ
ジュニア退所は「timeleszのせい」…何かと荒れるタイプロ界隈、それでも彼らは“必要だった”といえるわけ
 6月2日、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所。以下、SE社)のジュニア内グループ・Go!Go...
こじらぶ 2025-06-23 18:09 エンタメ