「都合がいい時ばっかり!」未熟な若妻にイライラ…53歳の義母が下した“自己防衛”作戦

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-09-09 11:45
投稿日:2025-09-09 11:45

アリサさんが選択した「期待しない戦略」とは?

「まずは、息子の妻に一切期待せず、事務連絡のみで距離を取る!

 そのうえで妻から依頼があっても、やんわり断るようにしています。いいように利用されると、こちらのイライラばかりが募りますからね。

 これも、自己防衛なんです。こんなふうに対応しているからって、私は息子の妻が嫌いなわけではありません。

 相手はまだ若いので、これからの成長に期待しているところもあります。“10年単位で成長を待とう”と気長に構えているんです」

静かなる「目には目を作戦」

 息子の妻が義母の依頼をスルーするならば、義母は義母で妻からの依頼をスルー。

 アリサさんは静かなる「目には目を作戦」を実践中です。

 お嫁さんへの不満を息子にぶつけて大問題化してしまう義母も少なくないなか、アリサさんのように精神的に離れる選択をするのは妙案のひとつでしょう。

義母側が達観するとストレスが減る

 義母側が「言っても変わらない」と達観すると、最初から“長期戦”の心構えが生まれます。

 孫に会いたい気持ちから息子の妻への不満を飲み込み、必要以上に密な関わりをもつよりも、アリサさんのように“円満な距離感”探すほうがずっと健やかな方法でしょう。

 さて、もしあなたが義母の立場なら、息子の妻にどんな対応を選びますか?

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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