「仮面の忍者 赤影」が令和に参上! 佐藤大樹ファン歓喜もリメークに不安の声…頼みは三池監督の“職人技”

更新日:2025-09-11 17:03
投稿日:2025-09-11 17:00

 オジサンには懐かしい昭和のドラマ「仮面の忍者 赤影」が帰ってくる! リメーク版「仮面の忍者 赤影」(テレビ朝日系=日曜深夜0時10分)は10月27日(26日深夜)からスタート。「赤影、参上!」の名セリフでおなじみの忍者もので、原作は横山光輝氏の漫画。1967~68年に連ドラで実写化され、子どもを中心に大人気となった。

「30分ドラマでしたが、なんと全52話! 話数の多さに時代を感じますよね。リアルタイムでは視聴していませんが、この作品は何度も何度も再放送があった。何度目かの再放送で見て《面白い》と夢中になったことを覚えています。とにかく赤影がクールでカッコよかったし、青影という少年忍者がいたので同じ子どもとして身近に感じて憧れました」(少年漫画誌編集者)

 リメーク版で主役の赤影を演じるのはFANTASTICS from EXILE TRIBEの佐藤大樹(30=写真)。2023年放送の連ドラ「around1/4 アラウンド・クォーター」(テレ朝系)で主演、2022年放送の「liar」(毎日放送・TBS系)では見上愛(24)と共にダブル主演を務めるなど、すでに映画やドラマで活躍中だ。9月6日に“赤影リメーク”が情報解禁となり、佐藤も自身のインスタで赤影に扮した姿を公開。「日本だけでなく世界を視野に入れ皆さんに喜んでもらえるよう日々撮影頑張ります」と意気込みを語っており、ファンは《衣装似合ってる!》《世界へはばたけ!》と大興奮だ。

「再放送で視聴したクチですが、あの頃の赤影といえば、赤い仮面に赤いマフラーの扮装が何より印象的。初代の赤影を演じたのは2003年にお亡くなりになった坂口祐三郎さん。仮面をつけていても分かるクールな風貌が魅力的だった。いま改めて素顔の写真を拝見すると、どこか少し杉野遥亮さんに似ているなと感じました」と話すのは、芸能ライターのエリザベス松本氏だ。

リメークで成功した例はほとんどない?

 再放送が繰り返されたおかげか、いまは動画サイトで視聴できるおかげか、意外と世代を問わず根強いファンを持つ、昭和の赤影。今回のリメークを知らせる記事には早速《リメークで成功した例はほとんどないから、やめておけ》《初代赤影は絶対に超えられない》など、放送も始まらないうちから辛辣な声が目立つ。

「確かに過去にリメークして大失敗という映画やドラマは日本だけではなく海外でも多くありますが……ただ、今回は映画監督の三池崇史さんが連ドラの監督を務める。多作な三池さんですが、『ヤッターマン』など原作ものの実写化も数多く、お得意です。映画に比べてドラマの監督作は少なめですが、そこは大ベテランですから。きっと予想を超えるものを見せてくれると思っています」(前出のエリザベス松本氏)

 現在キャスト発表があるのは、赤影の佐藤のみ。佐藤は赤影役のために6キロ増量して撮影に挑んでいる。

「白影、青影が出ないとなると《仮面の忍者 赤影じゃない!》なんて声が出てきてしまうので、きっと近いうちに追加発表があるでしょう。改めて視聴すると、前作は昭和独特のゆるい特撮さえもいい味になっている。リメークは現代の特撮技術を駆使した作品となるでしょうが、あまりやり過ぎると《これじゃない》と言われてしまうので塩梅は難しいところ」(映画配給会社関係者)

 三池監督と佐藤が令和に蘇らせる、赤影。どんな仕上がりになるのか、期待したい。

  ◇  ◇  ◇

 リメークには待望論とNGがあったりして……下の■関連記事【もっと読む】【さらに読む】も是非ご覧ください!

エンタメ 新着一覧


嵐、解散の衝撃。大野くんの“ワイルド系”への変貌に「アイドルへは戻らない」という決意を見た
 ゴールデンウィーク最終日、嵐が来年の5月いっぱいで活動を終了するというニュースが舞い込み、日本中に激震が走りました。 ...
【5万いいね】瀬戸康史、“あのキャラ”との3ショットが話題「カワイイが大渋滞」「本当に36歳?」
 俳優として活躍する瀬戸康史さん。瀬戸さんやスタッフの公式SNSアカウントでは瀬戸さんとちいかわ・ハチワレの3ショットが...
リアル王子じゃん! 6代目バチェラー発表にザワめく。過去出演者も反応「ガチのハイスペイケメン」「自分と対比し天井を見つめる」
 皆さん、朗報です。待望の、『バチェラー・ジャパン』シーズン6が、 6月5日(木)20時よりPrime Videoにて独...
中村未来 2025-05-14 12:51 エンタメ
注目俳優・樋口幸平はプーさんのシールで“恋”を知った。告白したい風景はどこ?【NEXTブレイクイケメン】
 乃木坂46の五百城茉央さん主演で放送中のドラマ『MADDER その事件、ワタシが犯人です』(関西テレビ)。東大進学率N...
望月ふみ 2025-05-14 08:07 エンタメ
「あんぱん」メイコたちの“椰子の実”をどこかで聞いた…ヒロインの妹は歌う法則があるのか?
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)を仲直りさせようと、健太郎(高橋文哉)とメイコ(原菜乃華)は千尋(中沢元紀)と共に2人...
桧山珠美 2025-05-13 16:11 エンタメ
吉本退所でも…令和ロマンくるまの謝罪は“最適解”だった。批判される「松本人志の復帰」との対比で見えたもの
 令和ロマン・高比良くるま(30)が吉本興業との契約終了を発表した。オンラインカジノ疑惑が持ち上がった際にくるまが事前に...
帽子田 2025-05-13 12:00 エンタメ
「あんぱん」蘭子らの一夜を想像して興奮が…のぶと嵩の恋はいつ始まる?
 のぶ(今田美桜)の発案で、女子師範学校の生徒たちは慰問袋を作ることに。休日には献金を呼びかけるなど、意欲的に取り組む生...
桧山珠美 2025-05-10 06:00 エンタメ
万博記念! 岡田准一、ツダケン…大阪出身の“キラリと輝く”イケメンたちを見よ
「大阪・関西万博」が始まって早や3週間。最初はさほどでもなかったのですが、ニュースなどで盛り上がっているのを見ていると、...
「あんぱん」健ちゃん=高橋文哉が“変な髪型”だった謎が解けた。ヤムおんちゃんの過去も気になる…
 ある日、嵩(北村匠海)は銀座のパン屋で草吉(阿部サダヲ)らしき人が写る写真を見つける。朝田家では、豪(細田佳央太)の壮...
桧山珠美 2025-05-07 17:00 エンタメ
「アンパンマン」から山ちゃん降臨! あの挨拶が聞けたのは“子どもの日”のサプライズですか?
 東京高等芸術学校に入学した嵩(北村匠海)は、受験の際に出会った健太郎(高橋文哉)と再会する。担任の座間(山寺宏一)から...
桧山珠美 2025-05-05 12:06 エンタメ
「あんぱん」一瞬のヤムおんちゃんに嵩は気づいたか? 寛の名言が“友蔵の俳句”並みに楽しみな件
 東京高等芸術学校合格発表の日。嵩(北村匠海)は結果を見る勇気が出ず、ひとり座っていた。そこに寛(竹野内豊)が現れる。嵩...
桧山珠美 2025-05-03 16:00 エンタメ
田中圭の不倫疑惑にちょっと待った!「令和の価値観」で永野芽郁との騒動を見てみると…
「週刊文春」のスクープで永野芽郁との不倫疑惑が報じられた妻子持ちの田中圭。  恋愛コラムニストであり、恋愛カウンセ...
堺屋大地 2025-07-03 12:04 エンタメ
永野芽郁が「清純派」って誰が言った? 批判するのはお門違いなワケ。江頭2:50への“涙”も大正解!
 日曜劇場『キャスター』(TBS系)で共演中の韓国人俳優であるキム・ムジュンを自宅に連れ込みお泊りし、なんとその翌日に妻...
堺屋大地 2025-05-02 06:00 エンタメ
「あんぱん」蘭子と豪の秘めたる恋に“過去の名作”を思い出す。河合優実は百恵ちゃんによく似ている
 縁談の返事をしに出掛けた蘭子(河合優実)を連れ戻したのぶ(今田美桜)に、蘭子は本心を明かす。季節は巡って秋になり、うさ...
桧山珠美 2025-05-01 19:16 エンタメ
なにわ男子・道枝駿佑は“肉食女子”から守られたのか?「キャスター」男性俳優陣が気になるよ
 芸能界広しといえども清純派と呼べるのは芦田愛菜だけ。長年、そう訴えてきましたが、今回の一件が図らずともそれを証明したの...
共亜事件は「虎に翼」のオマージュか。あんぱん、ブギウギの3人が同時代を生きている
 昭和11年、家族や嵩(北村匠海)に見送られ、のぶ(今田美桜)は女子師範学校の寮に入る。軍国主義の担任・黒井雪子(瀧内公...
桧山珠美 2025-04-28 18:40 エンタメ