更新日:2025-09-17 11:45
投稿日:2025-09-17 11:45
なぜ人はオープンマリッジを選ぶのか
オープンマリッジを選ぶ人たちにはそれぞれ事情があります。
例えば、「配偶者のことは人としては尊敬しているけど、他の人を好きになってしまった(ポリアモリー)」や「病気や心理的な理由で夫婦の性生活が難しいため、外での関係を認め合う」「子どもがいるから両親としての役割は続けたいが、恋愛関係は家庭外で持つ」など。
つまり“外の関係”が必要になる背景には、ある程度の必然性や合理性があることが多いのです。
ところが今回の場合、そのどれにも当てはまらず、ただの「遊びたい欲求」に見えてしまいます。
レス夫婦はオープンマリッジに賛成するのか?
既婚者専用マッチングサービス「ヒールメイト」が実施した調査によると、セックスレス当事者400人に「もしパートナーからオープンマリッジを提案されたら同意するか」を尋ねたところ、“同意する”と答えた人は男女ともに20%未満にとどまりました。
特に女性はシビアで、40%が「同意しない」と回答。さらに21%は「提案されたら離婚する」と答えています。男性も30%以上が「同意しない」とし、15%が離婚を検討すると回答しました。
つまり“レスだからオープンマリッジで解決”というのは、多くの当事者にとっては現実的な選択ではなく、むしろ関係を壊すリスクの方が高いのです。
それでも夫婦が納得していれば“正解”は当人たちだけのもの
どんな結婚の形であれ、最終的に当事者同士が納得していれば、外野がとやかく言う筋合いはありません。
ただ「成功したのに遊べないのは自由がない」といった理由でのオープンマリッジは、反発を招くもの。結婚制度そのものを軽んじているように映ります。
セックスレスや夫婦関係について発信している筆者としては、この夫婦の関係性が今後どう変化していくのか、興味があります。
本人にとっては、単なるエンタメや話題づくりの一環なのかもしれませんが…。
ラブ 新着一覧
パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。20代でハマったメタル音楽のオフ会で知り合った遠い北の地...

「冷酷と激情のあいだvol.205〜女性編〜」では、婚活の場で出会った恋人がサイコパスまたはモラハラ気質なのではないかと...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
人の旦那に手を出す不倫女は、常識はずれな面を持ち合わせているもの。不倫するだけでは満足せず、奥様にマウントをとる女性も...
解放的な気分になる夏は“ワンナイト”の季節。ひと晩限りの関係を楽しむのは、なにも若い女性に限ったことではありません。...
マッチングアプリで近ごろ見かけるのが「借金男子」です。支払いが大変なので、支援してくれる女性いませんか、と呼びかけてい...
夫婦喧嘩をする時、自分から折れるのは悔しいと感じてしまいがち…。
でも実は、夫婦喧嘩は自ら謝ったほうが問題は解...
セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方などをテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
実は先日...
あなたは、恋愛で怖い思いをした経験があるでしょうか?
今回は、女性たちに“ゾッとした体験談”について話してもらいま...
「ん? なんか怪しい…」、そんな女の勘は意外と当たるもの。実際に夫の不倫を、女の勘によって見抜いた女性たちがたくさん存在...
近年、「尊敬婚」が非常に増えています。以前の多くの男性の価値観は、若くて気立ての良い女性を好み、「夫を支える良き妻」が...
「冷酷と激情のあいだvol.204〜女性編〜」では、結婚12年目にして、レスを理由に夫から離婚を突きつけられた妻・絢音さ...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「付き合い始めた彼氏が夜職で、女性との接点が多くて不安…」「彼にとって、お客様とは違う特別な女性になるにはどうすればいい...
いや日本の夏、暑すぎ〜(泣)! 最近は朝からクーラーつけないと滝汗かいちゃう毎日で、彼氏とのあまあまデートにも支障を来...
恋愛リアリティー番組『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン3(Amazon Prime Video)が、今まで観たことが...