メン地下「推し活」でメンタル崩壊、ストーカー寸前…沼りすぎた女たちの壮絶リアルな体験談

コクハク編集部
更新日:2025-09-27 08:00
投稿日:2025-09-27 08:00

人間関係のトラブル

1. ファン同士のバチバチ

「私が推していたグループは、ファン同士の『誰が一番推しに愛されているか』みたいなバトルが凄まじかったです。全員“厄介”なんですけどね。

 SNSの監視&マウント合戦はずーっと続いていて、現場では聞こえるように悪口を言ったりとか。最終的に殴り合いにまで発展。何人も出禁になりました」(30歳・ライター)

2. ストーカー寸前に

「出待ち、入り待ちに本気を出しはじめ、最寄り駅まで着いていったりして、自宅もマンションまで特定していました。今思うと既にだいぶヤバイんですが、当時は周囲に指摘されても『でも何かしてるわけじゃないし』と開き直っていました。

 行きつけの店に通ったり、地元の友達と繋がったりもしてました。今思うと完全にストーカーなんですよね。出禁にこそされなかったけど、塩対応されてた理由は明白だったな……」(27歳・事務)

精神的なトラブル

1. 情緒不安定になった

「推しにまつわるすべてにおいて、メンタルのブレが異常です。現場で推しが他のファンと楽しそうに話しているだけで、嫉妬で泣くレベル。同担のSNSは1日中監視して嫉妬で泣くかキレるかしています。

 でも現場で推しに神対応されたらハイになって、何でもできちゃう気分になります。その後、反動でまた鬱っぽくなったり。

 とにかく推しにまつわることは、現場にいるときもいないときも、考えるだけで情緒が不安定になります。好き過ぎるせいなのか…」(22歳・学生)

2. 推し以外のすべてがどうでもよくなってしまった

「ライブに行き、物販でお金を落とし、推しに構ってもらう。それが生活の中心になりすぎて、メンタルがおかしくなっていきました。

 とにかく推し以外には興味がないモード。彼氏とも別れたし、実家にも帰らなくなったし、友達とも会わなくなった。夜職バイトもはじめ、昼夜逆転で生活サイクルはめちゃくちゃ。

 昼の仕事もとにかく定時退勤で体力を残すことだけ考えていたので、入社したころのモチベは完全に失い、同期とも疎遠になってます。

 とにかく、推し以外に興味がない。でもメン地下の推しなんていついなくなるかわからない。今は夢中ですが、客観的にかなり危ういなという自覚はあります」(25歳・営業)

推し活は楽しくしよう!

 今回紹介した体験談は、いずれも本来は楽しいはずの「推し活」が、ネガティブな方面に走ってしまったパターンでした。あなたの周囲にも、メン地下にハマっている方はいるでしょうか。

(ライターKK)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


脱「片づけられない女」宣言! この連休中こそ実行したい“断捨離”4つのコツ
 自宅の床には片方だけの靴下や、ぐちゃぐちゃのハンカチが転がり、デスク回りは書類と資料の山で作業するのも一苦労。そんなあ...
何気ない街の風景
 何気ない街の風景。  ここにいるよ…って呼ばれて振り返る。  心地良い風が吹いた。
【動物&飼い主ほっこり漫画】第95回「おーい! コテツ!」
【連載第95回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
夫よ「育休=自由」じゃないんだよ! 病む寸前まで追い詰められた女たちの叫び
 子供を出産してから、育休を取得する女性は多いですよね。また、出産後の妻を支えるために、育休を取得する夫は少なくありませ...
【女偏の漢字探し】「桂」の中に隠れた一文字は?(難易度★★★☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
アラフォー最強のすっぴん女優は? 北川景子らに学ぶ「見た目年齢が若返る」メイク術【プロ解説】
 美人女優たちの素顔が話題になっている。女優の北川景子(38)が21日に自身のXを更新し、主演ドラマ『あなたを奪ったその...
ごめん、フォローしきれない! 新入社員からの正直うざいLINE3選。電話魔、完コピ女、自分至上主義にゲンナリ
 右も左も分からない新入社員を迎えたとき、「自分もそんな時期があったな」と懐かしく感じるとともに、先輩や上司としてフォロ...
病み期のLINEは“黒歴史”の宝庫デス。「生きてる価値ないよね?」かまってちゃん化して大騒ぎ!
 悩みが多かったりつらい出来事が重なったりして心が病むと、いつもとは違う自分が出てくることもありますよね。そんなときに送...
金運=黄色だけ? いいえ「赤い花」もアガるんです。仕事運もゲットするベストな置き場所
 猫店長「さぶ」率いる我がお花屋、止まらない物価高騰のせいか「金運が上がる花ってあるんかい?」という質問をお客様からもら...
「猫島のアイドルは俺にゃ!」ニンゲンの寵愛をめぐり“たまたま”が大激突
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
大阪万博にいざ! 情報がない、時間が足りない、日本館がひどい…それでも大満足だったわけ【現地レポート】
 4月13日に開幕した2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博。テレビなどのメディアでは大盛り上がりです。実は筆者、開幕...
「思われニキビ」に浮かれたおばさん、衝撃的な事実を知る。お前…更年期症状の一種だったのか
 女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
「一緒にいるの恥ずかしい」3カ月後に父が他界…今でも後悔している失言エピソード
 あなたは人生において「あの言葉をなかったことにしたい」と思う失言はありますか?  言ってしまった言葉はいくら悔やんで...
春うらら♡ のんびりタイムのお供にかわいい“たまたま”8連発をどうぞ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年3月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
どうしたら止まるの!? 強火すぎる“推し語り”LINEの対処法3つ。同じ目に遭わせてみたら…
 推しができて夢中になると、つい周りに熱く語りたくなるもの。そんな友達の推し語りLINEに、嫌気が差している人もいるので...
鼻チューで絆を深めるにゃ!“たまたま”の朝デートをのぞき見
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...