米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル
「週刊文春」が10月11日、女優の米倉涼子(50)について、麻薬取締法違反容疑で厚労省関東信越厚生局麻薬取締部(通称マトリ)が、8月20日に都内の自宅マンションに家宅捜索に入り、今後も捜査を進める方針だと報じた。自宅は恋人のアルゼンチンダンサー、ゴンサロ・クエッショ氏との“愛の巣”だったという。
記事によれば、ガサ入れでは複数の違法薬物や使用器具などが押収されたが、誰も逮捕には至っていない。全国紙社会部記者はこう話す。
「これは、ガサ入れが空振りしたケースと考えられます。マトリは長期間の内偵調査を経て、決定的な瞬間を狙いすましてガザ入れを行う。使用している現場を押さえるか、尿検査で陽性が出れば、即逮捕となる。誰も逮捕者が出なかったということは、反応が出た人はいなかったということではないでしょうか」
また元警視庁捜査1課元刑事の高野あつし氏も11日、自身のXにこう投稿した。
《薬物捜査の大原則は、
違法薬物を出すか
尿検査陽性をだす
ができなきゃ、
基本的には捜査側の負け
芸能人等の捜査は相当期間内偵した上で絶対に外さないタイミングでガサを打つ
8月のガサで薬物出たり、尿検査陽性なら基本その場で逮捕。
逮捕できなかったのなら何も出せなかった失敗ガサ。》
高野氏はそれに続けて、《で、1度失敗したら、相手方も警戒するので基本的に捜査継続はほとんど無い。》と書いている。
記事によれば、ガサ入れの2日後、米倉はヨーロッパに向けて渡航し、約2週間にわたりロンドンなどを周遊。帰国後は、予定されていた9月19日の「バーニーズ ニューヨーク銀座本店」、9月25日の「ジャガー・ランドローバー・ジャパン」、10月6日の「第21回クラリーノ美脚大賞2025」のイベントを、体調不良を理由に立て続けにキャンセルした。
「10月に入ると、自宅マンション前にマスコミが集まる姿がたびたび目撃されましたが、結局何も起こりませんでした」(前出の記者)
薬物事情に詳しい実話誌編集者はこう話す。
「米倉が渡航した理由は明らかになっておらず、詳細は分かっていません。しかし一般的な話ですが、かつては海外に行き”薬抜き”していたセクシー女優もいました。米倉に対し、世間からあらぬ疑いをかけられてしまうこともあるでしょう」
一方の米倉は、2019年に「低髄液圧症候群」、さらに2022年には「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」を患っており、もともと体調が不安視されていた。
国民的人気女優の身の上に一体、何が起こっているのか。
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