彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」
自民党総裁選でこの人の暗躍がなければ、高市早苗総裁(64)誕生がなかったと言われるのが麻生太郎自民党副総裁(85)。党の役員人事で麻生氏は副総裁に返り咲いたほか、義弟の鈴木俊一元財務相が幹事長に、麻生派の有村治子元女性活躍担当相が総務会長に起用されるなど、権勢を取り戻した格好だ。
そんな中、麻生氏の実妹・信子さま(70)の嫁ぎ先が不穏な空気に包まれている。
信子さまは1980年に、“ヒゲの殿下”の愛称で親しまれた三笠宮寛仁親王と婚約、成婚。81年12月に長女・彬子さま(43)、83年10月に次女・瑤子さま(41)が誕生している。2012年に寛仁親王が亡くなられた後、当主を継がれた三笠宮妃百合子さまが24年11月15日に101歳で逝去。9月30日に皇室経済会議(議長・石破茂首相)が開かれ、孫の彬子さまがしばらく当主不在だった三笠宮家を継がれ、独立生計を営むことが認定された。民間出身の信子さまは三笠宮家を離れられ、新たに「三笠宮寛仁親王妃家」を創設したことで、事実上、三笠宮家は分裂した形となった。
「ここ最近で女性皇族が当主になられた例は、02年に憲仁親王の逝去後、久子妃が当主になられた高円宮家のように、夫を亡くした妻が当主になった以外ありません。本来は信子さまが当主となられるのが通例です。信子さまはアルコール依存症になられた寛仁親王の存命中から別居しており、夫の葬儀にも参列せず、彬子さまが喪主を務めた経緯があります。異例の事態について宮内庁は“内輪の話”と詳しい説明を避けていますが、信子さま、彬子さま、瑤子さま母娘の深い確執があると言われています」(皇室ジャーナリスト)
■未婚の女性皇族が当主の宮家は江戸時代以来
彬子さまが三笠宮家の女性当主に、信子さまが新たな宮家を創設されたたことで、2つの女性宮家がはからずも誕生したことになる。
「安定的な皇位継承と公務を担う皇族数の減少が課題となる中、今議論されているのが女性皇族が結婚後も皇室に残る方策についてですが、議論は未だに決着していません」(皇室担当記者)
現在議論されているのが、女性皇族の結婚後の身分保持と旧宮家の男系男子の養子縁組の二案。
「男系男子の皇統を主張する保守派は女性宮家の誕生が将来的に女性天皇、女系天皇に直結するのではないかと警戒しています。しかし、自民党の『安定的な皇位継承の確保に関する懇談会』会長を務め、“男系維持”を主張している麻生氏ですが、妹の信子さまが新たに女性宮家を誕生させ、未婚の彬子さまが新当主となる事態となりました」(前出・皇室担当記者)
未婚の女性皇族が当主となった宮家の誕生は江戸時代以来ということから異例なのがわかる。今回の事態が、天皇皇后両陛下の長女、愛子さま(23)や秋篠宮家次女の佳子さま(30)にどういう影響を及ぼすことになるのか。
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