『ラブ トランジット』3、男性参加者が“復縁ナシ派→アリ派”に変化した理由って?「両想いってマジで奇跡」

中村未来 ライター
更新日:2025-10-28 12:00
投稿日:2025-10-28 12:00

復縁ナシ→アリに変わった経験

――皆さんは番組に参加したことで、「復縁」の考え方について変化はありましたか?

イッセイ 僕は今まで、復縁したことがありませんでした。別れることになったら、きっぱり別れるというスタンス。復縁しても、多分同じことの繰り返しになっちゃうと思っていたんです。

 でも今回僕からXを誘ったのは、彼女に対しては、そういう感情にならなかったから。心のどこかでずっと、復縁を考えていたんですよね。そういう意味では、この番組が復縁について考えるきっかけをくれたように思います。

ユウマ 僕も復縁の経験はありません。でも復縁に否定的なわけではなくて、人によって「縁」はいろんな形で続くと思っているんです。恋人に戻る人もいれば、友達やライバルという形で、縁が繋がる人もいるだろうし。

 ただ、もし恋人に戻ろうと思うなら、別れた原因とは絶対に向き合わないといけないですね。今回参加したことで、痛感しました。

ヒロ 僕も2人と一緒で、これまで復縁の経験はありません。むしろ、どちらかというと復縁はナシ派でした。でも、今回番組に参加して、それぞれの別れた理由や、経緯を目の当たりにする中で、どちらかが望まないで離れたケースもあるのだと知りました。

 そういう人たちの想いに触れたことで、「復縁もアリだな」と考えが変わりました。

――読者の中には、「元恋人と復縁したくて悩んでいる」という方もいるかと思います。アドバイスするとしたら、どんなことを伝えたいですか?

イッセイ 何も変わらないまま復縁しても、必ずまた同じ問題にぶつかると思います。自分の絶対的な価値観って、誰しも持っていますよね。でも本当に復縁したいのなら、その価値観も変える覚悟を持たないといけないと思うんです。

 自分が変わる勇気がないなら、復縁は考えないほうがいいと思います。たとえ復縁したとしても、お互いにまた傷つくだけだから。でも、自分を変えるとか、問題と向き合うって、言葉で言うのは簡単だけど、実際にやると本当に難しいんですよね。

 僕の実体験です。僕は物事を楽観的に考えるところがあるので、余計にそう思います。

中村未来
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学生時代からライター業をはじめ、書籍や雑誌、パンフレットなど、ざまざまな媒体で執筆。現在は演劇や美術、漫画など、アートやエンターテイメント関連の取材執筆が中心。ライター業とともに、舞台やラジオなどのシナリオライターとしても活動中。
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