更新日:2025-11-04 11:45
投稿日:2025-11-04 11:45
キラキラネーム、シワシワネームなど年代によって“名前”の傾向が異なります。名前が“社会的ラベル”になる現代では、名前を見ただけで性格や親のタイプを勝手に判断されることも…。
名前は生まれた瞬間から背負わされる“個性”
「就職の面接で、まず名前を三回聞き返されるんです」
そう話すのは、25歳の男性・陽翔さん。名前だけ見ればごくありふれているようだが、実際の漢字は「陽翔」と書いて「ひなた」と読む。読み方が珍しく、たびたび「はると」や「ようしょう」と間違えられるという。
「一度覚えてもらえればいいんですけど、初対面では必ず“どんな親なんだろうね”って顔をされるんですよね」
いわゆる“キラキラネーム世代”の彼らにとって、名前は生まれた瞬間から背負わされる“個性”だった。だがそれは、同時に社会の“名前フィルター”を通すときのハンデにもなる。
履歴書に書かれた瞬間に「読めない」「親が変わってそう」「チャラそう」と、本人とは関係のない印象が付いてしまう。
一方で、逆の悩みを抱えるのが「シワシワネーム」世代だ。
33歳の女性・とめ子さん(仮名)は、祖母と同じ名前をもらったという。
「子どもの頃から“おばあちゃんみたいな名前”ってからかわれてきました。でも社会人になったら、“落ち着いた印象があるね”って言われるようになって。結局、評価は時代次第なんですよね」
“キラキラ”でも“シワシワ”でもない、ちょうど中間の「普通の名前」の人だけが、波風立たずに生きているのかもしれない。
だが「普通であること」が最も得だというのは、なんとも皮肉な話だ。
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