更新日:2025-11-04 18:15
投稿日:2025-11-04 18:15
異人の妾は「人間扱いされない」時代
その旨を知事の江藤に報告する錦織。知事からは「手伝って差し上げなさい」と。「だども、本当にひとりでは暮らせんわねえ」と心配する江藤。ヘブンからも身の周りの世話をしてくれる人が欲しい、と言われたという錦織に、「女中か…。そげすると、どっちもできる女中がええわねえ」と話します。
ですが、「どっちも? どっちもと言いますと」と江藤の真意をまったく理解できない様子。「はあ?東京で何人もの外国人とつきあってきた君が、わからんわけないだろが。どっちもといったら、ほら、あの、どっちもだが」。
そばをすすながら、そんなゲスい話をする知事に、なんともいえぬやりけれない表情の錦織。潔癖の錦織さんもようやく知事の言っていることがわかったようです。
ヘブンが女中を欲しがっているという話を、記者の梶谷(岩崎う大)から聞いたのか、「とうとう私の出番だが」となみ。
「できるできる」と自分に言い聞かせるように祈り、「お客や芸者衆に聞いたんだけど、ラシャメンて、それはつらい思いをするらしいけん。異人の妾だあいうだけで、人間だない、言われて。悪口言われて、石投げられて。つばひっかけられて、身ぐるみはがされて、木に縛りつけられて…」と言います。
私たち視聴者はおトキがヘブンと夫婦になることを知っているので、それを聞いているおトキもそうなってしまうのか、と気が気でありません。
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