更新日:2025-11-17 11:45
投稿日:2025-11-17 11:45
名前すら出てこない息子
アヤの息子に関しては、写真どころか名前すら出てこない。
「たまたまかもと思ったけど、他にもあったの。お年玉の金額、違ったのよ」
そう言ってアヤはため息をついた。
「うちは5千円、義妹の子は一万円。夫に言ったら“母さんが決めたんだから”って。もうフォローする気も起きなかった」
悪気がないならいいの?
「悪気があるとは思ってないの。ただ、“娘の孫”だから感情移入しやすいんだと思う。何でも世話できる距離にいるし、育児の相談もリアルタイムで受けてるから」
実際、義母はミホの家に頻繁に通い、服やおもちゃまで選んであげているらしい。一方アヤの家には「忙しいでしょ?」と訪問は数カ月に一度。
「会えば優しいの。でも思い出話に出てくる孫はいつもミホちゃんの子。うちの息子の名前は出てこない」
夫は「母さん、そういうつもりじゃないよ」と取り合わなかったが、SNSを見せると黙り込んだ。
「でも“今さら言っても揉めるだけだ”って。こっちはモヤモヤ抱えたままなのに」
“娘の孫”と“息子の孫”。同じ血のつながった孫なのに、扱いにはっきりとした温度差がある。
その根底にあるのは、“面倒を見てきた時間”と“心の距離”だ。
ライフスタイル 新着一覧
人から褒められたら誰でも嬉しいものですよね。でもなかには、褒め言葉のように聞こえて「褒めてるつもり?」と言いたくなるよ...
セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
昨年、40歳にし...
2月は寒さがピークを迎え、自律神経が乱れやすいフェロモンピンチのシーズン。女性は子宮が冷えるとホルモンが乱れ、イライラ...
子供の純粋な一言に、あるいは反抗期に浴びた一言にグサッ! と傷ついた…。親なら一度は経験したことがあるのでは? 今回は...
不倫や離婚、退職など、人生の流れを変えるような決断をする時、たったひとつのLINEが気持ちを大きく突き動かす場合があり...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
なぜか嫌われる人っていますよね。本人も嫌われる原因がわかっていない可能性があります。
今回は、なぜか嫌われる人に共...
中学受験シーズン真っ只中の2月1日、ホリエモンこと堀江貴文氏(52)が自身のⅩに《未だに中学受験とかに血道を上げてる親...
長く使える良いものを購入したいと思ってはいたのですが、ついついプチプラを選んできた人生。
ハイブランドが良いと...
忙しい日々の業務中、無駄な会議やミーティングが差し込まれると「それ、私が出る必要あります?」とイラつくことも正直ある。...
男から見て「みっともないな」と感じるような女性の特徴、みなさんご存じですか? 男性って意外と女性のことをシビアにチェッ...
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
特にJK界隈がソワソワする卒業式シーズンに突入です。自分がもらう側の卒業生であっても、彼氏に、彼女に、そして仲良しのお...
女性なら誰でも通る茨の道、更年期。今、まさに更年期障害進行形の小林久乃さんが、自らの身に起きた症状や、40代から始まっ...
















